暑さに負けそうなので、このところ古代史に関する本を何冊か読んでいます。
暑さとどういう関係があるのかといわれますと、全くその通りでして、何の関係もありません。ただ,私は、体力面や精神面で少々弱っている時には古代史に関する書物を読む癖があります。
体調不良の時は、どうも現代に繋がっている書物は、フィクションであれノンフィクションであれ、作者の意図するものを素直に受け入れられないところがあります。その点古代史に関するものはなかなかよろしい。諸説様々入り乱れて謎だらけですが、何分相当古い時代のことですから、個人に対する誹謗や偏見も余りイライラしなくて読めますし、何度見ても覚えられないような名前は、寝床で読みますと少々の寝苦しさなど吹っ飛ぶほどの睡眠導入薬になってくれます。
このところ読んでいるものは、大和政権が誕生したと思われる頃から聖徳太子が登場するまでの時代を中心に呼んでいます。
フィクションの部類に入ると思われるものやノンフィクションだと主張されているものなど、何の系統もなく読み散らかしていますが、どれもこれもそれなりの資料や時代背景が説明されていて興味深いのですが、どれが真実なのかということになりますと判断がつきかねます。学校で習ったこの時代の歴史というのは、一体何だったのでしょうか。
この時代、今からおよそ1500年ないし1800年程前のことですが、正しい記録を残すのは難しいようです。
あの大中国といえども、溢れるばかりの記録書が伝えられていますが、どれが真実かということになりますと、やはり難しいところがあります。洋の東西を問わず、国家の正式な記録書というものは、すべからく時の政権のために書かれていますので後世に真実を伝えるなどということは所詮無理なことなのでしょうね。
だって、意図的に捻じ曲げて伝えるつもりがないとしましても、先週一週間の食事の内容さえ今から思いだして記録すればあまり正確なものではないはずです。
従いましてこの前提に立てば、古代史を楽しく読むコツが見えてきます。つまり、ある書物を読み始める時には、自分が持っている中途半端な知識はしまっておいて、100%著者の意見を素直に受け入れて読み進めることです。それさえ心がけますと、実に楽しい読み物になりますし、そうでない場合には、暑さに負けない安らかな眠りを与えてくれます。きっと・・・。
(2010.08.03)
暑さとどういう関係があるのかといわれますと、全くその通りでして、何の関係もありません。ただ,私は、体力面や精神面で少々弱っている時には古代史に関する書物を読む癖があります。
体調不良の時は、どうも現代に繋がっている書物は、フィクションであれノンフィクションであれ、作者の意図するものを素直に受け入れられないところがあります。その点古代史に関するものはなかなかよろしい。諸説様々入り乱れて謎だらけですが、何分相当古い時代のことですから、個人に対する誹謗や偏見も余りイライラしなくて読めますし、何度見ても覚えられないような名前は、寝床で読みますと少々の寝苦しさなど吹っ飛ぶほどの睡眠導入薬になってくれます。
このところ読んでいるものは、大和政権が誕生したと思われる頃から聖徳太子が登場するまでの時代を中心に呼んでいます。
フィクションの部類に入ると思われるものやノンフィクションだと主張されているものなど、何の系統もなく読み散らかしていますが、どれもこれもそれなりの資料や時代背景が説明されていて興味深いのですが、どれが真実なのかということになりますと判断がつきかねます。学校で習ったこの時代の歴史というのは、一体何だったのでしょうか。
この時代、今からおよそ1500年ないし1800年程前のことですが、正しい記録を残すのは難しいようです。
あの大中国といえども、溢れるばかりの記録書が伝えられていますが、どれが真実かということになりますと、やはり難しいところがあります。洋の東西を問わず、国家の正式な記録書というものは、すべからく時の政権のために書かれていますので後世に真実を伝えるなどということは所詮無理なことなのでしょうね。
だって、意図的に捻じ曲げて伝えるつもりがないとしましても、先週一週間の食事の内容さえ今から思いだして記録すればあまり正確なものではないはずです。
従いましてこの前提に立てば、古代史を楽しく読むコツが見えてきます。つまり、ある書物を読み始める時には、自分が持っている中途半端な知識はしまっておいて、100%著者の意見を素直に受け入れて読み進めることです。それさえ心がけますと、実に楽しい読み物になりますし、そうでない場合には、暑さに負けない安らかな眠りを与えてくれます。きっと・・・。
(2010.08.03)