マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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馬司町北の地蔵尊の地蔵盆

2011年09月29日 06時40分29秒 | 大和郡山市へ
突然の雨にも負けずに設営して参拝者を待ちうける馬司町の長老たち。

杵築神社の十人衆だ。

同町には北と南に地蔵尊がある。

7月は南の地蔵さんの地蔵盆があった。

翌月の8月は北の地蔵尊で地蔵盆がされる。

以前は両地蔵盆とも8月に行われていたと話す長老たち。

雨天の際には傘を立ててお参りに来る人たちを待っているのだがここを通る車が余りにも多い。

南の方にある道路は信号が長い。

それを避ける運転手は抜け道にしている。

1分間に何台が通るのだろうか。

参拝者は車に当たらないように気をつけなければならない。

北の地蔵は水路の上に据えられている。

かつてはここではなかったそうだ。

「2歳のときに奉納された絵馬が飾られていたな」と回想される長老。

それは祠の改修の際に処分されて消えた。



東西に抜ける道は車の往来激しい。

スピードは低速もされずに走り抜けていく。

特に朝夕がそうだ。

そんな光景になってしまったのは昭和工業団地ができてから激変したのではないだろうか。

この日ばかりは通行禁止にしたいと口々に長老たちは話した。

(H23. 8.24 EOS40D撮影)