マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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頭屋ねぎらい柿の葉ずしヤマトの盛り寿司

2017年06月04日 07時40分40秒 | あれこれテイクアウト
榛原石田の頭宿(屋)座には次の頭屋に引き継ぐ儀式がある。

が、である。

始まるのは直会が終わってからだ。

直会はカラオケ大会に転じていた。

昔はずっとずっと酒がなくなるまで飲んでいて、引継ぎは夜になったという。

それまで待てない事情がある。

これから行く取材先の行事が始まる時間には間に合わない。

仕方ないと諦めて先を急ぐ。

昼の時間帯はとうに過ぎていた。

もう、我慢ができないお腹ペコペコ。

一年間務めてきた頭屋はこの日が最後。

村の人たちに感謝するとともに一年間も務めさせてくださったお礼に配られる柿の葉ずしヤマトの盛り寿司を、私までいただくことになった。

心のこもったお礼のお寿司は上井足辺りの空き地に車を停めていただく。

ヤマトの盛り寿司はどこかでよばれたことがある。

とにかく美味しかったことは覚えている。

上品なパッケージの紐を解く。

パッケージデザインは秋の稔りである。

ここら辺りはすでに稲刈りを終えていた。

豊作だったに違いない。

蓋を開けたらそこにあった盛り寿司。

甘いお寿司の香りが漂ってきた。

巻寿司、稲荷寿司、エビの押し寿司に柿の葉寿司のパックにパクついた。

美味しい、美味い、旨い、の連発に口が唸る。

これぐらいの量がイチバン最適。

今の私の身体にあっている。

(H28.10. 9 SB932SH撮影)