大阪市内、住之江に行く度に食べている食事処は2カ所。
大和川住宅のほんのすぐ傍にある魚輝(※閉店)と先月から行くようになったマルヤス水軍(※閉店)。
どちらも海鮮丼が安くて美味しい。
家族もそうだと云って、また来ようねとなる。
本日も所用に出かける住之江。
診察し終えたらたぶんに昼食時間。
買い物もしなければならないし、買ったものも運ばなければならない。
しかも、だ。
この日は所用を済ませたら一目散に戻らなければならない。
「・・ならない」表現はついつい多くなってしまった、今回の昼めし旅は、さて・・。
買物をするスーパーは住之江のデイスカウントスーパーサンディだ。
買い物ついでにここでも売っている弁当や巻きずし、ちらし寿司でもいいのだが、趣向を替えてみたくなった。
そのアテはスーパーサンディから道路向こう側にある。
一筋南寄りになる弁当販売のPOPは前々から気になっていた。
中身はどんなもんなのか、わからないが、大きな文字で「おまかせ弁当 税込み うまい 早い 安い 375円」。
通る度に気にかかるお店は「おいしい弁当 ひいらぎ」とある。
店名が「ひいらぎ」なんだ。
ヒイラギと云えば立春・節分に必ずや登場する尖った枝・葉をもつ。
焼いたイワシの頭だけを串にさしてヒイラギとセットで玄関や窓などに取り付ける。
鬼が家に入ってこないようにする習俗は「ヒイラギイワシ」。
そのヒイラギを枝・葉が尖っていることから「目突き葉」と呼んでいる地域がある。
「おいしい弁当 ひいらぎ」は、その「目突き葉」をイメージしているのかどうかしらないが、もしかとしたら、「鬼」ではなく、逆に「福」を呼びこんでくれるお客さんを言い表しているのでは、と思った。
最近は海鮮丼が続いていたこともあり、スーパーの弁当ではなく、手造りの弁当を食べてみたくなった。
前述したように一目散に戻らないと予定している時間に間に合わない。
弁当を買っておふくろの部屋で食べる。
家族だんらんになって弁当を喰う。
そうしようと決めてやってきた。
「おいしい弁当 ひいらぎ」はこじんまりしたお店。
駐車場はない。
店前の道路に停めざるを得ない。
仕方がないが、そうさせてもらった。
おふくろは歩きが不自由だ。
介助でないと倒れる可能性もある病人でもあるが、食欲は旺盛だ。
弁当メニューは自分の目で確かめたい。
そういって車から降りる。
降りる際も乗るときも補助する台が要る。
足元にそれを置いて足を置く。
一歩、一歩に時間をかけて外にあったメニューを見ていた。
おまかせ弁当はたぶんに日替わりのような気がするが、他には・・いっぱいある。
焼肉弁当、えびフライ弁当、からエビ弁当、ロースカツ弁当、タレカツチキン弁当、幕の内弁当、さけ弁当、焼きサバ弁当、ウインナー弁当、ハンバーグ弁当、チキンカツ弁当、ミックスフライ弁当、オムレツ弁当、からウインナー弁当、豚肉生姜焼き弁当、からあげ弁当、からコロ弁当、ミンチカツ弁当、からミンチ弁当、白身魚フライ弁当、から白身弁当、玉子焼き弁当、から玉子焼き弁当、ハムエッグ弁当におでん弁当、コロッケ弁当、のり弁当、もある。
これら弁当類はお手頃価格の430円に540円が大多数。
600円は3品で、860円は1品。
目移りがするなと見ていたら、店内から顔を出した店主が、どうぞ店内に入って見てください、と誘導される。
これらは注文の品。
あれとこれを何個とか頼んで店内で待つ。
スポーツマンらしい高校生が友だちの分も頼まれて買いにきていたのだろう。
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その向こう側にいろんなものがのっかっている弁当がテーブルに並んでいた。
決まればぬくぬくのご飯を盛る、という。
これは店主が予め盛っていたおまかせ弁当だった。
どれを選ぶかはお好み次第。
おふくろはサバの焼き魚をメインにした弁当に決めた。
かーさんは店内で揚げている唐揚げの香りに釣られて唐揚げにハンバーグもある弁当にした。
サバの焼き魚もからハンバーグも玉子焼きがある。
私はご飯が既に盛ってある細切れブタ焼肉弁当。
チキンカツもあるからこれにした。
一品が税込み375円。
三つ買って支払いは1125円の現金払い。
注文してご飯を盛るだけだから、出来上がりが早い。
早いのは良いが、作ってから若干の時間が経っているからおかずは冷めている。
その点が、特定弁当との違いである。
買い物も済ませておふくろが居住する部屋で食べる。
部屋には3人も食卓するテーブルはない。
布団を敷いた場でいただくそれぞれの弁当。
どれもこれも美味しいと言い出す家人たち。
もちろん私もそうであるが、特に美味いのがご飯である。
ふっくらほくほくのご飯は甘くて口の中いっぱいに広がる。
おかずはこれもまたどれもこれも美味い。
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ただ、かーさんが食べたハンバーグは手造りではなさそうだと云いだした。
食感でわかるハンバーグ以外は満足域。
特に美味しかったのが玉子焼き。
まるで家で作っているかのような美味しさがあると言い出す。
スーパーで売っている玉子焼きでは味わえない、手造りに乾杯である。
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なかでもおふくろが食べたサバの焼き魚の副食になるジャガイモ、タマネギ、ニンジンの煮しめが抜群だという。
私はダイコンとコンニャクの煮物。
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出汁が浸みこんで、とてつもなく美味い。
食べたあとでわかった味付けは店内で作っていたおでんだったんだ。
それも美味いがもっと旨いのは細切れブタ焼肉だ。
味は濃い目。
タレというか出汁というか、ご飯に浸みこんでこれがまた美味い。
たまらん味に、これは「買い」である。
ご飯の量も多かったが、私は完食。
二人は1/3ぐらいを残して晩食に廻すそうだ。
百円で買った2個の唐揚げがおかずというおふくろ。
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大好物の鶏唐揚げはボリューミイ。
揚げたてであればジューシーたっぷりだったのに・・・。
それにしても本日はじめて食べた「おいしい弁当 ひいらぎ」はひっきりなしにお客さんがやってくる。
なんせダンプの運転手さんも車を停めて弁当を注文する。
人気店だと思うのだが「食べログ」には載っていない。
(H29. 9. 2 SB932SH撮影)
大和川住宅のほんのすぐ傍にある魚輝(※閉店)と先月から行くようになったマルヤス水軍(※閉店)。
どちらも海鮮丼が安くて美味しい。
家族もそうだと云って、また来ようねとなる。
本日も所用に出かける住之江。
診察し終えたらたぶんに昼食時間。
買い物もしなければならないし、買ったものも運ばなければならない。
しかも、だ。
この日は所用を済ませたら一目散に戻らなければならない。
「・・ならない」表現はついつい多くなってしまった、今回の昼めし旅は、さて・・。
買物をするスーパーは住之江のデイスカウントスーパーサンディだ。
買い物ついでにここでも売っている弁当や巻きずし、ちらし寿司でもいいのだが、趣向を替えてみたくなった。
そのアテはスーパーサンディから道路向こう側にある。
一筋南寄りになる弁当販売のPOPは前々から気になっていた。
中身はどんなもんなのか、わからないが、大きな文字で「おまかせ弁当 税込み うまい 早い 安い 375円」。
通る度に気にかかるお店は「おいしい弁当 ひいらぎ」とある。
店名が「ひいらぎ」なんだ。
ヒイラギと云えば立春・節分に必ずや登場する尖った枝・葉をもつ。
焼いたイワシの頭だけを串にさしてヒイラギとセットで玄関や窓などに取り付ける。
鬼が家に入ってこないようにする習俗は「ヒイラギイワシ」。
そのヒイラギを枝・葉が尖っていることから「目突き葉」と呼んでいる地域がある。
「おいしい弁当 ひいらぎ」は、その「目突き葉」をイメージしているのかどうかしらないが、もしかとしたら、「鬼」ではなく、逆に「福」を呼びこんでくれるお客さんを言い表しているのでは、と思った。
最近は海鮮丼が続いていたこともあり、スーパーの弁当ではなく、手造りの弁当を食べてみたくなった。
前述したように一目散に戻らないと予定している時間に間に合わない。
弁当を買っておふくろの部屋で食べる。
家族だんらんになって弁当を喰う。
そうしようと決めてやってきた。
「おいしい弁当 ひいらぎ」はこじんまりしたお店。
駐車場はない。
店前の道路に停めざるを得ない。
仕方がないが、そうさせてもらった。
おふくろは歩きが不自由だ。
介助でないと倒れる可能性もある病人でもあるが、食欲は旺盛だ。
弁当メニューは自分の目で確かめたい。
そういって車から降りる。
降りる際も乗るときも補助する台が要る。
足元にそれを置いて足を置く。
一歩、一歩に時間をかけて外にあったメニューを見ていた。
おまかせ弁当はたぶんに日替わりのような気がするが、他には・・いっぱいある。
焼肉弁当、えびフライ弁当、からエビ弁当、ロースカツ弁当、タレカツチキン弁当、幕の内弁当、さけ弁当、焼きサバ弁当、ウインナー弁当、ハンバーグ弁当、チキンカツ弁当、ミックスフライ弁当、オムレツ弁当、からウインナー弁当、豚肉生姜焼き弁当、からあげ弁当、からコロ弁当、ミンチカツ弁当、からミンチ弁当、白身魚フライ弁当、から白身弁当、玉子焼き弁当、から玉子焼き弁当、ハムエッグ弁当におでん弁当、コロッケ弁当、のり弁当、もある。
これら弁当類はお手頃価格の430円に540円が大多数。
600円は3品で、860円は1品。
目移りがするなと見ていたら、店内から顔を出した店主が、どうぞ店内に入って見てください、と誘導される。
これらは注文の品。
あれとこれを何個とか頼んで店内で待つ。
スポーツマンらしい高校生が友だちの分も頼まれて買いにきていたのだろう。
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その向こう側にいろんなものがのっかっている弁当がテーブルに並んでいた。
決まればぬくぬくのご飯を盛る、という。
これは店主が予め盛っていたおまかせ弁当だった。
どれを選ぶかはお好み次第。
おふくろはサバの焼き魚をメインにした弁当に決めた。
かーさんは店内で揚げている唐揚げの香りに釣られて唐揚げにハンバーグもある弁当にした。
サバの焼き魚もからハンバーグも玉子焼きがある。
私はご飯が既に盛ってある細切れブタ焼肉弁当。
チキンカツもあるからこれにした。
一品が税込み375円。
三つ買って支払いは1125円の現金払い。
注文してご飯を盛るだけだから、出来上がりが早い。
早いのは良いが、作ってから若干の時間が経っているからおかずは冷めている。
その点が、特定弁当との違いである。
買い物も済ませておふくろが居住する部屋で食べる。
部屋には3人も食卓するテーブルはない。
布団を敷いた場でいただくそれぞれの弁当。
どれもこれも美味しいと言い出す家人たち。
もちろん私もそうであるが、特に美味いのがご飯である。
ふっくらほくほくのご飯は甘くて口の中いっぱいに広がる。
おかずはこれもまたどれもこれも美味い。
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ただ、かーさんが食べたハンバーグは手造りではなさそうだと云いだした。
食感でわかるハンバーグ以外は満足域。
特に美味しかったのが玉子焼き。
まるで家で作っているかのような美味しさがあると言い出す。
スーパーで売っている玉子焼きでは味わえない、手造りに乾杯である。
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なかでもおふくろが食べたサバの焼き魚の副食になるジャガイモ、タマネギ、ニンジンの煮しめが抜群だという。
私はダイコンとコンニャクの煮物。
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出汁が浸みこんで、とてつもなく美味い。
食べたあとでわかった味付けは店内で作っていたおでんだったんだ。
それも美味いがもっと旨いのは細切れブタ焼肉だ。
味は濃い目。
タレというか出汁というか、ご飯に浸みこんでこれがまた美味い。
たまらん味に、これは「買い」である。
ご飯の量も多かったが、私は完食。
二人は1/3ぐらいを残して晩食に廻すそうだ。
百円で買った2個の唐揚げがおかずというおふくろ。
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大好物の鶏唐揚げはボリューミイ。
揚げたてであればジューシーたっぷりだったのに・・・。
それにしても本日はじめて食べた「おいしい弁当 ひいらぎ」はひっきりなしにお客さんがやってくる。
なんせダンプの運転手さんも車を停めて弁当を注文する。
人気店だと思うのだが「食べログ」には載っていない。
(H29. 9. 2 SB932SH撮影)