28日は朝5時のトイレから3時間半後の朝8時半。
突然というか、豹変というのか、両足をあげることさえままならない状態に陥った。
痛い部分は昨日の朝と同じ。
痛みが激しく立つこともできない状況に身体を支える介助は必須の状態に陥った。
何故に突然であるのか、本人は頭の中が混乱しているかのようだ。
錯乱とまでは行っていないから良いようなもんだが、これは辛そうだ。
つまりは両足に力が入らず、踏ん張れない。
脇に腕を添えて身体を支えるようにしなから持ち上げるが、そのときも痛いという。
ヘナヘナと座り込むも、それが痛いという。
どうにもこうにも、ニッチもサッチも・・。
もよおしもないから、トイレは行かない、というぐらいだ。
そんな状態であるが、食欲はある。
朝ご飯も昼ご飯も美味しいと云って食べている。
ところが一旦座った席から動けない。
脇に腕を添えて介助してみるが、それでも立ち上がれないという。
足に力が入らず踏ん張れない。
そうとなればハイハイで移動するしかない。
そうすると云ったおふくろはなんとかトイレに近づいた。
そこから立つのが難儀する。
トイレ扉の柱に手を添えて向こうにあるタオル掛けに。
手が届いても立つことさえままならない。
数センチ動いて、数センチ動く。
身体を回転するにも力が出せない。
身体の移動に難儀はしたが、なんとか便器に座れた。
座れた前には下着も下ろさなければならない。
苦痛な表情で動きをするおふくろの姿が辛い。
なんとか用を済ませて今度は戻り。
戻りはハイハイでなく脇を支える介助でして欲しいという願い。
その都度の状態によって願いが替わる。したしかないことであるが、ソファに倒れ込むように戻った。
それから時間は経過する。
そうだ、借用した車いすは屋外用であるが、室内でも構わないやないかと、思って試用してみる。
いきなりおふくろに乗ってくれても、操作する側が慣れてなければ、てんやわんやになりかねない。
ソファからトイレまでの行程に段差は2カ所。
ソファがある部屋はテレビもある洋室リビング。
そこから廊下に出る際の障害が敷居の段差。
廊下はすんなり行けるが、狭い廊下。
特にトイレがある場の廊下は直角に曲がる。
それも短い距離に2カ所も折れ曲がる構造。
珍しい家であるが、それで30云年間も暮らしてきた。
障がいが発生したときの考え方なんぞなかった30歳代のころの暮らしである。
無理かと思えばそうでもなかった。
狭いがなんとか切り返しで可能だ。
ただ、試乗してみれば注意すべき点が多々見つかった。
狭廊下を切り返しする場合に端っこをこする可能性が見つかった。
そこに足があれば、足指辺りを怪我してしまう。
支える両手が廊下にあたる場合も考えられる。
その都度、車いすの内側にしてもらわないといけない。
もう一つの支障は云わずと知れた段差である。
これについては車いすを少し傾けるという処置である。
段差を通る際に当たる車輪をぐっと持ち上げる。
或いはハンドルをぐっと押し下げて前輪を浮かす。
そうすることによって前輪、後輪を段差から切り抜ける。
いろいろ試乗してみればわかってきた。
こうした体験は大きい。
おふくろでなくともいずれは私もそうなるかもしれない。
そのときになっても介助できるようになっておれば安心なのだ。
そんな様子を見つめていたおふくろも安心するであろう。
そろそろ次のもよおし・・。
車いすに乗ってトイレに行きたいと言い出したおふくろ。
かーさんが運転操作する。
難なくできたというから大したものだ。
ソファからは移動する苦労はあるが、トイレまではなんの力も要らない車いす移動であるが、さすがにトイレとなると・・。
試乗練習のときよりも深く入ってタオル掛けに手をかけた。
あとは腰を上げて立つだけだ。
ハイハイのときよりも負担が少なくなっているのが功を奏したのか、なんとか身体を回転させてトイレに座った。
ようを足した小便の色は白色になったという。
その前は赤い色だったというから、何らかの炎症があったのかもしれないが、白色にほっとする。
あとは就寝してからの用足し。
リビング部屋は寝室でもある。
我が家にくる度にそうしている布団の移動である。
寝床から車いすに移る要件は就寝前にしておこうという具合で話し合いを済ませてから2時間後の午後7時。
ハイハイ姿で這いつくばって独りで動いたトイレ行き。
便器の前に立つのもすくっと立ったというからどうなってんのん、である。
痛み、足だるさに動きが芳しくないと思っていても、数時間も経てば状態は豹変する。
本人が云うには、迷惑はかけられない、なんとかして動きたいから足揚げもしたから動けると思ってそうしたという。
なんと元気なおふくろの声に嬉しさがこみ上げてくる。
そんなことがあった9月28日の夜はそこそこ更けてきた。
午後9時のことだ。
美味しい、美味しいと云って食事を済ませた9時。
突然のごとく動き出したおふくろはすくっとリビング部屋で立った。
トイレに行きたくなって、誰にいうでもなく立った。
立って動いた様子はヨレヨレであるが、午後の時間帯にみせたようすとは違う。
これを電話で伝える少しマシな状態であるかもしれない。
壁伝いに歩行もするが、まだまだな状態。
手すりをどこにつけたらいいのか、考える動きに右も左もしてみたいが、設置するには場所をとってしまう。
頑張ってはみたもののちょっとも出なかったと云って戻りはハイハイの這いつくばる動作は昼の状態よりかは早くなっていた。
映像は前日の27日に撮っていた団地の彼岸花だ。
(H29. 9.27 SB932SH撮影)
(H29. 9.28 記)
突然というか、豹変というのか、両足をあげることさえままならない状態に陥った。
痛い部分は昨日の朝と同じ。
痛みが激しく立つこともできない状況に身体を支える介助は必須の状態に陥った。
何故に突然であるのか、本人は頭の中が混乱しているかのようだ。
錯乱とまでは行っていないから良いようなもんだが、これは辛そうだ。
つまりは両足に力が入らず、踏ん張れない。
脇に腕を添えて身体を支えるようにしなから持ち上げるが、そのときも痛いという。
ヘナヘナと座り込むも、それが痛いという。
どうにもこうにも、ニッチもサッチも・・。
もよおしもないから、トイレは行かない、というぐらいだ。
そんな状態であるが、食欲はある。
朝ご飯も昼ご飯も美味しいと云って食べている。
ところが一旦座った席から動けない。
脇に腕を添えて介助してみるが、それでも立ち上がれないという。
足に力が入らず踏ん張れない。
そうとなればハイハイで移動するしかない。
そうすると云ったおふくろはなんとかトイレに近づいた。
そこから立つのが難儀する。
トイレ扉の柱に手を添えて向こうにあるタオル掛けに。
手が届いても立つことさえままならない。
数センチ動いて、数センチ動く。
身体を回転するにも力が出せない。
身体の移動に難儀はしたが、なんとか便器に座れた。
座れた前には下着も下ろさなければならない。
苦痛な表情で動きをするおふくろの姿が辛い。
なんとか用を済ませて今度は戻り。
戻りはハイハイでなく脇を支える介助でして欲しいという願い。
その都度の状態によって願いが替わる。したしかないことであるが、ソファに倒れ込むように戻った。
それから時間は経過する。
そうだ、借用した車いすは屋外用であるが、室内でも構わないやないかと、思って試用してみる。
いきなりおふくろに乗ってくれても、操作する側が慣れてなければ、てんやわんやになりかねない。
ソファからトイレまでの行程に段差は2カ所。
ソファがある部屋はテレビもある洋室リビング。
そこから廊下に出る際の障害が敷居の段差。
廊下はすんなり行けるが、狭い廊下。
特にトイレがある場の廊下は直角に曲がる。
それも短い距離に2カ所も折れ曲がる構造。
珍しい家であるが、それで30云年間も暮らしてきた。
障がいが発生したときの考え方なんぞなかった30歳代のころの暮らしである。
無理かと思えばそうでもなかった。
狭いがなんとか切り返しで可能だ。
ただ、試乗してみれば注意すべき点が多々見つかった。
狭廊下を切り返しする場合に端っこをこする可能性が見つかった。
そこに足があれば、足指辺りを怪我してしまう。
支える両手が廊下にあたる場合も考えられる。
その都度、車いすの内側にしてもらわないといけない。
もう一つの支障は云わずと知れた段差である。
これについては車いすを少し傾けるという処置である。
段差を通る際に当たる車輪をぐっと持ち上げる。
或いはハンドルをぐっと押し下げて前輪を浮かす。
そうすることによって前輪、後輪を段差から切り抜ける。
いろいろ試乗してみればわかってきた。
こうした体験は大きい。
おふくろでなくともいずれは私もそうなるかもしれない。
そのときになっても介助できるようになっておれば安心なのだ。
そんな様子を見つめていたおふくろも安心するであろう。
そろそろ次のもよおし・・。
車いすに乗ってトイレに行きたいと言い出したおふくろ。
かーさんが運転操作する。
難なくできたというから大したものだ。
ソファからは移動する苦労はあるが、トイレまではなんの力も要らない車いす移動であるが、さすがにトイレとなると・・。
試乗練習のときよりも深く入ってタオル掛けに手をかけた。
あとは腰を上げて立つだけだ。
ハイハイのときよりも負担が少なくなっているのが功を奏したのか、なんとか身体を回転させてトイレに座った。
ようを足した小便の色は白色になったという。
その前は赤い色だったというから、何らかの炎症があったのかもしれないが、白色にほっとする。
あとは就寝してからの用足し。
リビング部屋は寝室でもある。
我が家にくる度にそうしている布団の移動である。
寝床から車いすに移る要件は就寝前にしておこうという具合で話し合いを済ませてから2時間後の午後7時。
ハイハイ姿で這いつくばって独りで動いたトイレ行き。
便器の前に立つのもすくっと立ったというからどうなってんのん、である。
痛み、足だるさに動きが芳しくないと思っていても、数時間も経てば状態は豹変する。
本人が云うには、迷惑はかけられない、なんとかして動きたいから足揚げもしたから動けると思ってそうしたという。
なんと元気なおふくろの声に嬉しさがこみ上げてくる。
そんなことがあった9月28日の夜はそこそこ更けてきた。
午後9時のことだ。
美味しい、美味しいと云って食事を済ませた9時。
突然のごとく動き出したおふくろはすくっとリビング部屋で立った。
トイレに行きたくなって、誰にいうでもなく立った。
立って動いた様子はヨレヨレであるが、午後の時間帯にみせたようすとは違う。
これを電話で伝える少しマシな状態であるかもしれない。
壁伝いに歩行もするが、まだまだな状態。
手すりをどこにつけたらいいのか、考える動きに右も左もしてみたいが、設置するには場所をとってしまう。
頑張ってはみたもののちょっとも出なかったと云って戻りはハイハイの這いつくばる動作は昼の状態よりかは早くなっていた。
映像は前日の27日に撮っていた団地の彼岸花だ。
(H29. 9.27 SB932SH撮影)
(H29. 9.28 記)