マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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長谷寺門前通りのしめ縄を経て奥座敷の瀧倉へ

2022年12月02日 07時39分01秒 | 桜井市へ
初山に向かう数日前につくる曲げた注連縄。

そこに供えていたお神酒どっくり。

宇陀市榛原の角柄の地にお住いのY家がしていたあり方。

拝見した日は、前々年の平成30年の1月6日

走行中に偶然見かけたしめ縄。

90度以上も曲げた、と思われるしめ縄に吊っていたお神酒どっくり。

山行きに山の神参りに捧げる祭具。

その形態は、平成26年の12月7日に取材した奈良市柳生町の山脇垣内。

山行きは拝見できなかったが、山仕事の安全や無事を願って拝む山の神の場。

拝んでから山に入っていた、という場で行われた一連のあり方を取材した。

山の神に植生する南天に下げたお神酒どっくりに初めて出会ったのは、平成21年だった。

その形を覚えていたから、見つけられたお神酒どっくり。

正月明けの4日くらいにはしているだろうと立ち寄ったが不在だった。

近くまで来たのなら久しぶりにお会いしたい夫妻が住む桜井市滝倉の地にハンドルをきった。

角柄から下った長谷寺門前通り。

その道を経由して走るルート。



長谷寺の奥座敷になる滝倉に向かっていたときに目に入った正月のしめ縄。

しめ縄にウラジロ、ユズリハの飾りつけ。

市販のしめ縄もあるが、手つくり感のあるしめ縄も・・・

長谷寺門前通りに建つ民家や商売屋さん。

さまざまな形態で歓迎してくれるしめ縄に目が停まり、車も停めて撮っていた。

長谷寺門前通りは長谷寺行きの参詣道。

何軒かのしめ縄を撮っていたときの気づき。



時季は節分になるが、昨年にかけたヒイラギイワシ(※柊鰯)も見つかった。

尤も、鰯はとうの昔にどこかに行った。

日照りがキツイ日の撮影は難しい。

コントラストの差があまりにも違いすぎるが、記録は記録。



北側に建つ民家に映る影絵を見るのも、いーだろう。



こういう気象事象だからこそ見ておきたい陰の映像。

後年に催されたスタンプラリーマップを参考に散歩してみるのもいいだろう。



ちょっとした時間に拝見した門前通りの民俗。



まだまだありそうだが、先を急ぐ。

(R3. 1. 4 EOS7D撮影)