マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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出会い、遭遇、縁つなぎの帰路に~今日はなんて日だ~

2022年12月21日 08時30分59秒 | メモしとこっ!
帰路に乗る電車は、近鉄電車。

午前中に降っていた雪はやがてみぞれになったが、天理駅前の広場は真っ白。

まんだら模様を伝えるここは、「天理駅前広場コフフン」。

開業当時、しょっちゅう流れていたニュース情報。

報道に応えた広場体験者の声。

「こんなえー広場ができて、コフフンならぬ、コーフンしました」コメントの多いこと。

天気のいい日なら、子どもたちでいっぱいに遊んでいた人気の広場も、雪景色に音もなく・・

天理線を走る列車は天理駅から近鉄橿原線に繋がる平端駅まで。

各駅停車の普通電車は、天理駅から平端駅までの往復。

そこに急行列車がある。

その列車は、天理駅から京都線、奈良線に繋がる西大寺駅まで。

普通列車と急行急行列車と勘違いしたわけでもない。

普通列車も西大寺駅に行くと勘違いしていたことが、ぼぉーっとした源泉。

ク、ク、ク・・とまた笑いがこみ上げてきた。

やってもぉた!。

電車に乗って、ぼぉーっとしてたら、方向が逆向きに動き出した。

アナウンスされた次の駅名は、ついさっきに聞いたばかり。

そう、気がついたら出発駅に戻っているぅ。

若いころ、飲みすぎてしまい、電車内で眠りこけた。

気がついたら逆方向に列車が走っていた。

云十年ぶりに体験する寝過ごし。

ここ、どこ・・。

周りにいる人たちに意識し、クスクス笑う、独り笑いが、止まらない‥‥。

大声で笑いたいが、ここは車内。

尤も出発駅に戻ってからも独り笑いが止まらない。

戻った電車に、再び乗車。

そして出発した。

1駅(前栽)、2駅(二階堂)、3駅目(平端)が終点の単線路線。



2駅目にどっと乗り込んできた学生さんたちの多さに目が覚めた。

ついさっきに乗ったときには、こんな光景に出くわさなんだ。

ごく数人しか乗らなかった、もう一つ前のダイヤ。

あれは夢か、それとも幻か・・。

時間的ロスは、30分。

おかげで、最寄り急行駅・バスロータリーで待つ地元行きバスには間に合わなんだ・・・・不思議な感覚に陥った”今日は何ていう日”だ。

最寄りの急行駅で待っていても、次の便は1時間後。

バス旅番組出演者も困る1時間に1本のバスダイヤ。

時間つぶしするにも場がないから、歩いて帰る。

尤も、急行駅から歩いたら、50分も要する。

それも苦になる身体状況。



ひと駅向こうの普通列車停止駅で下りて、とことこ歩いた。

手術する前までは、なんともなかった坂道。

今じゃ、ほんまにしんどい坂道。

20分歩いたところに並んでいた地蔵さんは、無事にお帰りと黙って待っていた水込地蔵尊



九条町の小字“山の口”にある。

ほんの少しだけ残っていた白い雪よりも目立つ赤い色。

涎掛けはもちろん、南天も赤い実に包まれた地蔵さんは、峠を行き来する人たちの無事を願っているようだ。

通りがかりに見る参拝者。

高齢の女性が手を合わせて拝んでいる姿に、度々遭遇する。

ここから自宅まではあと10分。

下り坂も気をつけて・・もう少し。

ようやく着いた午後4時25分。



ガレージに今日一日ずっと居座っていた愛車もまだ白さを残していた。

(R3. 1.12 SB805SH撮影)