帰路に乗る電車は、近鉄電車。
午前中に降っていた雪はやがてみぞれになったが、天理駅前の広場は真っ白。
まんだら模様を伝えるここは、「天理駅前広場コフフン」。
開業当時、しょっちゅう流れていたニュース情報。
報道に応えた広場体験者の声。
「こんなえー広場ができて、コフフンならぬ、コーフンしました」コメントの多いこと。
天気のいい日なら、子どもたちでいっぱいに遊んでいた人気の広場も、雪景色に音もなく・・
天理線を走る列車は天理駅から近鉄橿原線に繋がる平端駅まで。
各駅停車の普通電車は、天理駅から平端駅までの往復。
そこに急行列車がある。
その列車は、天理駅から京都線、奈良線に繋がる西大寺駅まで。
普通列車と急行急行列車と勘違いしたわけでもない。
普通列車も西大寺駅に行くと勘違いしていたことが、ぼぉーっとした源泉。
ク、ク、ク・・とまた笑いがこみ上げてきた。
やってもぉた!。
電車に乗って、ぼぉーっとしてたら、方向が逆向きに動き出した。
アナウンスされた次の駅名は、ついさっきに聞いたばかり。
そう、気がついたら出発駅に戻っているぅ。
若いころ、飲みすぎてしまい、電車内で眠りこけた。
気がついたら逆方向に列車が走っていた。
云十年ぶりに体験する寝過ごし。
ここ、どこ・・。
周りにいる人たちに意識し、クスクス笑う、独り笑いが、止まらない‥‥。
大声で笑いたいが、ここは車内。
尤も出発駅に戻ってからも独り笑いが止まらない。
戻った電車に、再び乗車。
そして出発した。
1駅(前栽)、2駅(二階堂)、3駅目(平端)が終点の単線路線。
2駅目にどっと乗り込んできた学生さんたちの多さに目が覚めた。
ついさっきに乗ったときには、こんな光景に出くわさなんだ。
ごく数人しか乗らなかった、もう一つ前のダイヤ。
あれは夢か、それとも幻か・・。
時間的ロスは、30分。
おかげで、最寄り急行駅・バスロータリーで待つ地元行きバスには間に合わなんだ・・・・不思議な感覚に陥った”今日は何ていう日”だ。
最寄りの急行駅で待っていても、次の便は1時間後。
バス旅番組出演者も困る1時間に1本のバスダイヤ。
時間つぶしするにも場がないから、歩いて帰る。
尤も、急行駅から歩いたら、50分も要する。
それも苦になる身体状況。
ひと駅向こうの普通列車停止駅で下りて、とことこ歩いた。
手術する前までは、なんともなかった坂道。
今じゃ、ほんまにしんどい坂道。
20分歩いたところに並んでいた地蔵さんは、無事にお帰りと黙って待っていた水込地蔵尊。
九条町の小字“山の口”にある。
ほんの少しだけ残っていた白い雪よりも目立つ赤い色。
涎掛けはもちろん、南天も赤い実に包まれた地蔵さんは、峠を行き来する人たちの無事を願っているようだ。
通りがかりに見る参拝者。
高齢の女性が手を合わせて拝んでいる姿に、度々遭遇する。
ここから自宅まではあと10分。
下り坂も気をつけて・・もう少し。
ようやく着いた午後4時25分。
ガレージに今日一日ずっと居座っていた愛車もまだ白さを残していた。
(R3. 1.12 SB805SH撮影)
午前中に降っていた雪はやがてみぞれになったが、天理駅前の広場は真っ白。
まんだら模様を伝えるここは、「天理駅前広場コフフン」。
開業当時、しょっちゅう流れていたニュース情報。
報道に応えた広場体験者の声。
「こんなえー広場ができて、コフフンならぬ、コーフンしました」コメントの多いこと。
天気のいい日なら、子どもたちでいっぱいに遊んでいた人気の広場も、雪景色に音もなく・・
天理線を走る列車は天理駅から近鉄橿原線に繋がる平端駅まで。
各駅停車の普通電車は、天理駅から平端駅までの往復。
そこに急行列車がある。
その列車は、天理駅から京都線、奈良線に繋がる西大寺駅まで。
普通列車と急行急行列車と勘違いしたわけでもない。
普通列車も西大寺駅に行くと勘違いしていたことが、ぼぉーっとした源泉。
ク、ク、ク・・とまた笑いがこみ上げてきた。
やってもぉた!。
電車に乗って、ぼぉーっとしてたら、方向が逆向きに動き出した。
アナウンスされた次の駅名は、ついさっきに聞いたばかり。
そう、気がついたら出発駅に戻っているぅ。
若いころ、飲みすぎてしまい、電車内で眠りこけた。
気がついたら逆方向に列車が走っていた。
云十年ぶりに体験する寝過ごし。
ここ、どこ・・。
周りにいる人たちに意識し、クスクス笑う、独り笑いが、止まらない‥‥。
大声で笑いたいが、ここは車内。
尤も出発駅に戻ってからも独り笑いが止まらない。
戻った電車に、再び乗車。
そして出発した。
1駅(前栽)、2駅(二階堂)、3駅目(平端)が終点の単線路線。
2駅目にどっと乗り込んできた学生さんたちの多さに目が覚めた。
ついさっきに乗ったときには、こんな光景に出くわさなんだ。
ごく数人しか乗らなかった、もう一つ前のダイヤ。
あれは夢か、それとも幻か・・。
時間的ロスは、30分。
おかげで、最寄り急行駅・バスロータリーで待つ地元行きバスには間に合わなんだ・・・・不思議な感覚に陥った”今日は何ていう日”だ。
最寄りの急行駅で待っていても、次の便は1時間後。
バス旅番組出演者も困る1時間に1本のバスダイヤ。
時間つぶしするにも場がないから、歩いて帰る。
尤も、急行駅から歩いたら、50分も要する。
それも苦になる身体状況。
ひと駅向こうの普通列車停止駅で下りて、とことこ歩いた。
手術する前までは、なんともなかった坂道。
今じゃ、ほんまにしんどい坂道。
20分歩いたところに並んでいた地蔵さんは、無事にお帰りと黙って待っていた水込地蔵尊。
九条町の小字“山の口”にある。
ほんの少しだけ残っていた白い雪よりも目立つ赤い色。
涎掛けはもちろん、南天も赤い実に包まれた地蔵さんは、峠を行き来する人たちの無事を願っているようだ。
通りがかりに見る参拝者。
高齢の女性が手を合わせて拝んでいる姿に、度々遭遇する。
ここから自宅まではあと10分。
下り坂も気をつけて・・もう少し。
ようやく着いた午後4時25分。
ガレージに今日一日ずっと居座っていた愛車もまだ白さを残していた。
(R3. 1.12 SB805SH撮影)