前年の平成30年の11月半ばである。
知人のAさんが伝えてくれたイノコノモチ行事。
実際にされている動画も撮っていたAさん。
その映像は、FBメールで報せてくれた。
その動画・所作を拝見し、確信を得た三重県名張市・安部田のイノコモチ行事。
忘れないように、想定する行事日をメモにとっていた。
想定される行事日から、数えて数週間前にお願いしたのは、地区の代表者の確認である。
予め得ておかねばならない行事取材に欠かせない代表者の承諾である。
再会に“回想”も記しておく。
平成14年ころからはじめたホームページ(HP)である。
全盛のころにネット友達になってくださったAさん。
主宰されていたHP【A misty rose】と、相互リンクさせてもらったのがきっかけだ。
当時、私が主宰するHP【ならグルグル散歩】のリンクコーナーで紹介した文がある。
「P-SAPHIREさんご自身が撮影された大阪・神戸の都会の温もりを素材に、短歌、ポエムの“歌詠み”はとてもステきです。イメージソングは登載されているMIDIを選んでください。また、お料理のレシピは必見です。いずれもオリジナル作品で美味しそう。厳選された器とお料理が醸し出すハーモニー。とても食欲をそそりますので是非作り方を参考にチャレンジ。他にもフラワーアレンジあり、ご推薦のお店紹介あり、情報満載です。(H14. 8.23掲載)」
「トロイの木馬攻撃を受けましたが、元気に復活されました。(H15. 2.14記載)」を再掲した。
直接、お会いしたのは、平成15年9月21日。
Aさんらがグループしていたネット関係者の両槻会(ふたつきかい)が主宰する“大和三山飛鳥のオフ会”の初参加だった。
その初参加に、初始動したばかりのカメラ付き携帯電話で撮っていた。
季節は9月半ば過ぎ。
明日香村に一番の景観地にイベントをしていたかかし祭り。

棚田を歩いて何かを得ようと、していたが、仲間内に入れない独特の雰囲気があった。
尤も、初参加にカチコチ緊張していたのかもしれない。
お声をよくかけてくださったのが、PちゃんことAさんだった。それが嬉しかった。
棚田とか公園などに目がいく植物。

赤い曼殊沙華に白色の彼岸花も咲いていた。

ススキに隠れてこっそり首を垂れて咲いていたナンバンキセル。

萩の花に貴重な絶滅危惧種のミズアオイも咲く地に黒米も栽培していた。

当時は、大阪・平野の市街地に暮らしておられたが、平成18年に新築・転居。
暮らしの場を三重県名張・安部田に移された。
移転後すぐにはじめられたお庭で作物つくりにお花も。
その進展を伝えるサブテーマタイトルが「風菫(かざすみれ)の里にて」。
平成23年ころまでの状況を伝えていた。
活動ぶりを伝えるブログは、その後、FBに移し、現在に至る。
1年前から、スケジューリングしていた重要な民俗行事の取材。
失念してしまっては、どうもこうもない。
安部田のイノコモチ。この年の1月の“亥”の日は、11月4日の水曜と16日の月曜。
それに最終亥の28日土曜もある。
月はじめの“亥”の日であれば、早めに確認をお願いしたい、と思ってメールを送った。
前月の10月26日に送ったメール文は「メールで失礼します。音楽祭、好評ですね。いつもFBで拝見・拝聴。美しい声に流れるメロデイ。直に聞いてみたい気もあるのですが・・。それは、ともかく、昨年に亥の子がお家にやってきたと伝えていましたよね。是非とも拝見したく、日時がわかればいいな、と思っているのですが、今年は新型コロナウイルス対策に中止の考えもある可能性も拭えないし・・・」だった。
その晩に早くも届いた返信は「こんばんは、いつもあんな感じでコンサートさせてもらっています。いのこ餅、まだ何も言ってこないんですよ。中止なのかな。いつも突然来るので驚きます。もしわかれば連絡させて頂きますね。」。
突然来るとは、予めの通知がない、ということだ。
ならば、直接現地に出向いて聞き取りを、と思って送ったコメント。
「ありがとうございます。私の予想日は11月4日。この月の最初の「亥」の日である。
これまでの経験上、区長さんあるいは子供会。代表の人、あるいは関係者の方を探しに、当日の午後に足を運ぼうかな、と思っています。」と、伝えた。
すぐさまの返信コメントは、「担当の人って知らないんですけど、子供会と言うものがないので、区長さんかな?お隣が区長さんですから聞いてみますね」。
藁にもすがる思いに、助かります、とコメントした。
それからしばらく経ってから実施日が決まった、と連絡をいただいた。
実施日は、11月2日。
夕方の午後5時より始めるそうだ。
この年に参加する子供は3人。
翌年には2人になるという安部田のイノコモチ。
取材するならと、現住所と電話番号を知らせてくれた。
イノコモチ行事に集落を巡回するコースが考えられる。
出発地の場所とか、巡る戸数も前もって知っておきたいから、当日は、できる限り早めに着いて、概要を頭に描いておきたい、と伝えた。
ただ、予定された11月2日の天気予報が気になる。
予報によれば午後の時間帯は雨である。
雨天でも決行されるのか、それとも・・。
心配していたというか、予報通りの雨天日になった。
11月2日、朝に通知。
「おはようございます。雨になりましたね…。夕方まで降り続く雨なら2週間遅らせた16日に変更にするそうです。」だった。
返答コメントに、「予報覆らず、ですね。今朝の予報の雲の動きによれば、午後3時辺りが小康状態になるも再び雨、雨のようで、深夜に止む予報。実施、中止問わず、本日お伺いします。イノコのコースの下見に、囃す詞の詞章、道具など、いろいろお聞きしたいし、時間的に余裕もあれば、お近くにある名張市郷土資料館や鹿高(かたか)神社も見学したい・・・。」と発信。
返信は「わかりました、バンドの練習がありますので私は、取材のお付き合いは出来ませんが、区長さんをご紹介しますが、区長さんは、いのこもち行事の詳しいことがわからないので、資料館に聞いてほしいそうです。」
そうであっても、そちらへ行けば何か手がかりが見つかるかも、と思って車を走らせた。
我が家から安部田までの走行時間は1時間半。

遠くのように思っていたが、そうでもなかった。
(H15. 9.21 J-SH53撮影)
(R2.11. 2 SB805SH撮影)
知人のAさんが伝えてくれたイノコノモチ行事。
実際にされている動画も撮っていたAさん。
その映像は、FBメールで報せてくれた。
その動画・所作を拝見し、確信を得た三重県名張市・安部田のイノコモチ行事。
忘れないように、想定する行事日をメモにとっていた。
想定される行事日から、数えて数週間前にお願いしたのは、地区の代表者の確認である。
予め得ておかねばならない行事取材に欠かせない代表者の承諾である。
再会に“回想”も記しておく。
平成14年ころからはじめたホームページ(HP)である。
全盛のころにネット友達になってくださったAさん。
主宰されていたHP【A misty rose】と、相互リンクさせてもらったのがきっかけだ。
当時、私が主宰するHP【ならグルグル散歩】のリンクコーナーで紹介した文がある。
「P-SAPHIREさんご自身が撮影された大阪・神戸の都会の温もりを素材に、短歌、ポエムの“歌詠み”はとてもステきです。イメージソングは登載されているMIDIを選んでください。また、お料理のレシピは必見です。いずれもオリジナル作品で美味しそう。厳選された器とお料理が醸し出すハーモニー。とても食欲をそそりますので是非作り方を参考にチャレンジ。他にもフラワーアレンジあり、ご推薦のお店紹介あり、情報満載です。(H14. 8.23掲載)」
「トロイの木馬攻撃を受けましたが、元気に復活されました。(H15. 2.14記載)」を再掲した。
直接、お会いしたのは、平成15年9月21日。
Aさんらがグループしていたネット関係者の両槻会(ふたつきかい)が主宰する“大和三山飛鳥のオフ会”の初参加だった。
その初参加に、初始動したばかりのカメラ付き携帯電話で撮っていた。
季節は9月半ば過ぎ。
明日香村に一番の景観地にイベントをしていたかかし祭り。

棚田を歩いて何かを得ようと、していたが、仲間内に入れない独特の雰囲気があった。
尤も、初参加にカチコチ緊張していたのかもしれない。
お声をよくかけてくださったのが、PちゃんことAさんだった。それが嬉しかった。
棚田とか公園などに目がいく植物。

赤い曼殊沙華に白色の彼岸花も咲いていた。

ススキに隠れてこっそり首を垂れて咲いていたナンバンキセル。

萩の花に貴重な絶滅危惧種のミズアオイも咲く地に黒米も栽培していた。

当時は、大阪・平野の市街地に暮らしておられたが、平成18年に新築・転居。
暮らしの場を三重県名張・安部田に移された。
移転後すぐにはじめられたお庭で作物つくりにお花も。
その進展を伝えるサブテーマタイトルが「風菫(かざすみれ)の里にて」。
平成23年ころまでの状況を伝えていた。
活動ぶりを伝えるブログは、その後、FBに移し、現在に至る。
1年前から、スケジューリングしていた重要な民俗行事の取材。
失念してしまっては、どうもこうもない。
安部田のイノコモチ。この年の1月の“亥”の日は、11月4日の水曜と16日の月曜。
それに最終亥の28日土曜もある。
月はじめの“亥”の日であれば、早めに確認をお願いしたい、と思ってメールを送った。
前月の10月26日に送ったメール文は「メールで失礼します。音楽祭、好評ですね。いつもFBで拝見・拝聴。美しい声に流れるメロデイ。直に聞いてみたい気もあるのですが・・。それは、ともかく、昨年に亥の子がお家にやってきたと伝えていましたよね。是非とも拝見したく、日時がわかればいいな、と思っているのですが、今年は新型コロナウイルス対策に中止の考えもある可能性も拭えないし・・・」だった。
その晩に早くも届いた返信は「こんばんは、いつもあんな感じでコンサートさせてもらっています。いのこ餅、まだ何も言ってこないんですよ。中止なのかな。いつも突然来るので驚きます。もしわかれば連絡させて頂きますね。」。
突然来るとは、予めの通知がない、ということだ。
ならば、直接現地に出向いて聞き取りを、と思って送ったコメント。
「ありがとうございます。私の予想日は11月4日。この月の最初の「亥」の日である。
これまでの経験上、区長さんあるいは子供会。代表の人、あるいは関係者の方を探しに、当日の午後に足を運ぼうかな、と思っています。」と、伝えた。
すぐさまの返信コメントは、「担当の人って知らないんですけど、子供会と言うものがないので、区長さんかな?お隣が区長さんですから聞いてみますね」。
藁にもすがる思いに、助かります、とコメントした。
それからしばらく経ってから実施日が決まった、と連絡をいただいた。
実施日は、11月2日。
夕方の午後5時より始めるそうだ。
この年に参加する子供は3人。
翌年には2人になるという安部田のイノコモチ。
取材するならと、現住所と電話番号を知らせてくれた。
イノコモチ行事に集落を巡回するコースが考えられる。
出発地の場所とか、巡る戸数も前もって知っておきたいから、当日は、できる限り早めに着いて、概要を頭に描いておきたい、と伝えた。
ただ、予定された11月2日の天気予報が気になる。
予報によれば午後の時間帯は雨である。
雨天でも決行されるのか、それとも・・。
心配していたというか、予報通りの雨天日になった。
11月2日、朝に通知。
「おはようございます。雨になりましたね…。夕方まで降り続く雨なら2週間遅らせた16日に変更にするそうです。」だった。
返答コメントに、「予報覆らず、ですね。今朝の予報の雲の動きによれば、午後3時辺りが小康状態になるも再び雨、雨のようで、深夜に止む予報。実施、中止問わず、本日お伺いします。イノコのコースの下見に、囃す詞の詞章、道具など、いろいろお聞きしたいし、時間的に余裕もあれば、お近くにある名張市郷土資料館や鹿高(かたか)神社も見学したい・・・。」と発信。
返信は「わかりました、バンドの練習がありますので私は、取材のお付き合いは出来ませんが、区長さんをご紹介しますが、区長さんは、いのこもち行事の詳しいことがわからないので、資料館に聞いてほしいそうです。」
そうであっても、そちらへ行けば何か手がかりが見つかるかも、と思って車を走らせた。
我が家から安部田までの走行時間は1時間半。

遠くのように思っていたが、そうでもなかった。
(H15. 9.21 J-SH53撮影)
(R2.11. 2 SB805SH撮影)