トライバルオートさんにMT-DRACOコンプリート計画進行中のTwinair入庫。
既に定番のスポーツスプリングとスポーツマフラーは装着済みのオーナー様、
セカンドステップとしてホイール選択で色々と検討。
冬場のスタッドレスタイヤ装着を考慮して、17インチ+6potキャリパーは見送り
Falcone15インチ鍛造ホイールに4potキャリパーをチョイスして頂きました。
ボディーカラーはかなり珍しいブラックのTwinair。
正確な重量測定してませんが、純正片持ち1potキャリパーと比較しますと
鍛造4pot RANNA PUPILLA 凡そ半分程の重量です。
今回は、アバルト用ベンチレーテッドローターをベースに特殊熱処理の上カーヴィングスリット加工し
耐熱塗装を施してます。
又、パッド面積をローター中心側に凡そ10mm程増やしました。
純正ノーマルのソリッドローター仕様と比べますとRANNA PUPILLA装着後は
かなりの存在感となります。
作業中に、MT-DRACO号を事細かにチェックされるオーナー様。
私の記憶が正しければ、当初は乗り心地改善目的のスポーツスプリング装着のみで基本的には
それ以外のパーツには手を付けずとお考えだったかと思います・・・
私も・・・ 純正ノーマル状態のTwinairを上手にコントロールする楽しみもあると考えてます ・・・
なんですが・・・ その後更にお勉強と検証・確認をしていただくと ・・・
気が付いてみたら MT-DRACO コンプリートに^^;
さてさて、オーナー様と井戸端ランチしてトライバルオートさんに戻ってみると、大問題発生!!
実は、冬場のスタッドレスタイヤ用のホイールも購入しなければならないオーナー様に
予めお譲りしたMT-DRACO号の純正ホイール。
4potキャリパーに完全に干渉!!
Falcone15インチホイールとの組み合わせでは余裕の指1本以上のクリアランスが確保されているので
純正ホイールでも問題無いものと思い込んでしまい型紙での干渉チェックを怠ったミスです。
尤も、通常は15~20mm厚のスペーサーを装着してキャリパーを装着するのが既存アフターパーツの世界なんですが・・・
専用設計にて図面段階よりENDLESSさんTan-Ei-Syaさん双方の
開発担当者同士にてCAD-CAM設計でのすり合わせを行ってますので
完全ボルトオン、ハブベアリング等への負荷は余計なデバイスを介してのホイール装着
よりもかなり有利です。
なんちゃってチューニングにて2~3年の内にクルマを乗り換えるのでしたら
無視して頂いても良いかもしれませんが・・・
より長~い期間チンクライフを楽しむとお考えでしたら意外と重要なポイントかも
しれません。
結局、急遽MT-DRACO号のホイールをそっくりと移植する事に。
愛車に乗る度に、4potキャリパーのRANNA PUPILLA(FROG EYEーカエルさんの目)が微笑んでくれます^^;
スポーツサクション装着前に、オーナー様のご要望でエンジンレデューサーを取り外し純正ノーマルに復帰。
私の個人的意見ですが・・・
ダートラ・ラリー等の競技をするのでないならばエンジンブレーキをしっかりと効かせた方が
心地良いスポーツ走行が出来ると思います。
今回のオーナー様は、金沢から日帰り遠征にて対応させて頂きました。
同様のビ・スポークカスタマイズチューニングをご検討でしたら遠慮なく連絡下さい。
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