現在進行形の16インチバージョンのRS209A&B
RS209Aに引き続いて、先日最終図面チェックを終えた RS209B の
CAD画像を入手。
こちらは、現行のRS209B 17インチバージョン☟
外観はほぼ同じに見えると思いますが・・
スポーク内側のトリミングラインの幅はほんの少しですが太くなってます。
そして、センター部分のコーンケイブも若干ですが角度を増してます。
更に、画像では判らないと思いますが、スタッドボルトホールは
より大胆に肉抜きをしてます。
本来ならば既存の17インチバージョンを単純に16インチサイズに縮小すれば
コスト的にも有利なんですが、約10年の歳月を経て当時は困難だった技術面と原材料の進歩等々
結果単なるサイズダウンではなく殆ど新規での商品企画開発となってしまいました。
素材となるアルミ合金も結果論なんですが
ごく少量製作にも関わらず MT-DRACO専用部材となってしまいました・・
一番重要視したのが 横剛性 です。
もちろん、軽さに関しても設計当初の7kgオーバーから最終仕様では設計単体重量 6.87kg
半径方向負荷テスト、JWL基準50万回転に対して400%
MT-DRACO基準は 200万回転 ですが・・
今回は更に連続回転試験にて破壊テストを予定してます。
一流のトップレーシングドライバーはコーナリング時のホイールのたわみを感じ取るようで・・
インナーリムの横剛性は非常に重要です。
ホイールリム強度・剛性に関してですが
通常の鋳造ホイールや金型鍛造の場合、リムをスピニング製法にて伸ばしますが
裂開鍛造は8000tプレスされたホイール原型を裂いて開いた部分を折り伸ばします。
まさにこの折り伸ばし行程は通常のスピニングよりもリム部分の成型密度が緊密で
より高い強度・剛性が得られます。
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