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以下記事の一部を引用する。「日本貿易振興機構(JETRO)が行った「日本食品に対する海外消費者調査」によると、調査対象となった中国、香港、台湾、韓国、米国、フランス、イタリアの7カ国・地域のうち米国を除く6か国・地域で「日本料理」が好きな外国料理で1位となった」とある。
これに噛み付いたのは一部の中国人。曰く「うそだ! 日本料理はおいしいかもしれないが、胃が受け付けない」、「料理を比べるなら、中国はどの国にも負けない。数千年もの蓄積だぞ?」、「日本料理も確かに良いが、絶対に1位ではない。中華料理は種類が多い。この点はどの国の料理にも負けない」など、中国料理こそ世界一であるはずとの回答が多く寄せられた。
反面、中華料理が高い評価を得られなかった理由を推測する意見も多く、「わが国の食品が安全ではないからじゃないか」というコメントもあったが、残留農薬や汚染された土壌や水、下水油など、中国で相次ぐ食の安全性に関する問題を考えれば、中華料理に対するイメージが低下している可能性も否定できない。
とあるが、反論も反省も論点が曖昧でふざけている。素直に受け入れたほうがいい。日本料理の写真を添付するが、これを見ると納得するはずだ。味の好き嫌いはどうしようもない。
それにしてもこの写真の料理の料金はいくらになるのだろう。主なシティ・ホテルにも日本料理店があるが、フランス料理と並んで料金の高さが玉にきず。確かに作ってみると手間がかかるのは間違いない。それに伝統的な和食を家庭で作る人がいないのも残念ではある。 という私も手が出せないほど作るのは難しい。
となると高価な日本料理は仕方がないか。せいぜい、一部の日本料理で我慢しよう。天ぷらや寿司で。
なお、「お好み焼き等の鉄板焼」は、和食とは区別されるらしい。それは、江戸時代以前から日本に存在する料理の流れを引くものを和食とするのが一般的に普及している定義のためらしい。
お好み焼きというのは、第二次世界大戦までは駄菓子屋で売る子供のおやつだった。家庭では作らなかったはず。B級グルメの代表格かな。
それにしてもあのお好み焼きの高いこと。付加価値を高めるためにいろんなトッピングで値段を上げている。私が若い頃は安かった。お好み焼き屋でデートしたこともある。今考えると、なんと無粋なデートかと思う。今なら、少なくともイタリアンを選ぶだろうなあ。
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