2010年ルールから(だっけ?)
レスキューのコースはタイルを使うことになりました。
このタイルは、同じコースを複数の競技アリーナに複製するのにとても便利です。
誰が作業しても、ほとんど同じクオリティのコースが、簡単にできます。
ただ、コ-ス自体の難易度が低くないですか?
とにかく、タイルを利用すると競技会の運営側は楽なのですが・・・
タイルを用意するのが結構大変なんですよね。
関東ブロックでも、2011年の関東ブロック大会ではタイルを使用して競技を実施しました。
競技会当日は、タイルを並べるだけなので、簡単にコースができたのですが・・・
実は、タイルは一枚一枚を高専チームが手作りしてくれた、とても手間の掛かったものだったらしいです。
厚紙を30cm四方に切って、黒テープをきれいに貼る・・・それを人海戦術で大量生産してくれました。
確かに、そんなに手間が掛かるのであれば、タイルを使う必要は無いですね。
先日紹介した、ライントレース用のタイルのように、もっと普通に(安価に)買える様なタイルセットが売られていれば、みんな利用すると思うのですが・・・
で、こんなことをやってみました。
30cm×30cmのコースタイルを作るのは、一般家庭では難しいのですが、普通のA4プリンタで出力することは、結構簡単にできます。
タイルのコースをA4の紙に印刷しました。
タイルのコースを白いプラダンの上に30cm間隔で並べて、
タイル?の隙間を黒テープで接続します。
意外と、またもなコースになりませんか・・・ねぇ。(笑)
実験は、普通のコピー用紙にしましたので、ロボットを何度も動かすと(走らせると)すぐダメになってしまうと思いますが、写真用紙や工作用など、もっと厚い紙に印刷すれば、ほどほどには使えるのではないでしょうか?
ちなみに、これまでの上位の大会はどうかというと・・・
ジャパンオープンでは、これまでタイルを使ったことがありません。
ジュニアジャパンが持っているレスキューフィールドが、2010年以前に作成されたものなので、部屋の出入口がタイルに対応していないのが、その理由だと思います。
おそらく、次回(来年)もタイルを使用しないと思われます。
2010年シンガポール大会では、ちゃんとタイルを使って運営していました。
6個のレスキューフィールドに同様のクオリティですばやくコースを設置するのに貢献していました。
ところが・・・2011年イスタンブル世界大会では、タイルを・・・使っていたことはいたのですが・・・半分以上は黒のビニールテープを貼っていました。
LOが用意したタイルの枚数が、あまりにも少なかったので・・・(笑)
まあ、M&Yは、すでにレスキューAを卒業した・・・・(正しくは、あまりの難易度の高さに逃げ出した・・・)ので、あんまり関係ありませんけど・・・(笑)