高専ロボコン2011の全国大会で・・・
ベスト4に残ったのは
北九州高専 ViGo
仙台高専 OR
長野高専 Impulse
福島高専 最強砲
でした。
前にも書きましたが・・・それまでの成績で言うと、どれが優勝してもおかしくない状況です。
まずは、準決勝の第一試合で仙台高専が16秒対10秒で勝ち残り、決勝へと駒を進めました。
そして、決勝の第二試合で・・・
長野高専vs福島高専になりました。
長野高専が先行です。
長野高専は、危なげなく11秒でタッチダウンパスを成功させました。
つまり、福島高専が勝つためには11秒より短い時間でタッチダウンパスを成功させなければなりません。
後半戦(福島高専の攻撃)になりました。
タイマーは11秒に向けての秒読みを開始しました。
(時報のプッ、プッ、プッ、プーンというやつ)
それが終ると同時に競技終了・・・
しかし、福島高専もタッチダウンパスを決めていました。
選手は勿論、応援団も、会場のみんなも、会場の大きな電光掲示板にあるハズのタイマーを探しました。
しかし、そこにはなぜか数字が消えたタイマーがあるだけでした。
? ? ?
私の頭の中にも(恐らく、会場にいた全員の頭の中にも)クエッションマークが点滅したと思います。
なんで、タイマーの数字が消えてるの?
上の写真のように・・・10秒までは、確かに時を刻んでいました。
しかし、皆が見たときにはこうなっていました。
(青が長野高専の競技時間です。)
(写真のように、残り時間は1分19秒を示してます。)
審判団が相談したところで、タイマーが壊れていては結論は出せず・・・審査員判定に・・・
私は・・・再試合と考えていました。
しかし、審査員が出した札は「福島×3票」でした。
そして、なんの説明も無く、敗者のインタビューに・・・
きっと、長野高専のメンバーは勿論、長野高専の応援団も(勿論私も)納得がいかないまま、大会が流れていってしまいました。
ここからは・・・勝手な私の考えたストーリーです。
なんとなく、これは競技会なのではなく、興行なんだ・・・と考えるようになりました。
そう、いつもなら相撲をやってる国技館ですものねぇ。
これは今年話題になった、神の意思によって仕組まれた試合なんだ・・・きっと・・・
準決勝の第一試合で仙台高専が勝ったので、第ニ試合で福島高専が勝つと東北対東北になって、NHKの番組的には良い展開です。そして、決勝戦で福島高専が勝てば、「震災や原子力発電所事故にも負けずに頑張って栄光を勝ち取りました」なんて、タイトルができてストーリーはばっちりだ! なんていう、筋書きだったのではないかと・・・
そのためには、準決勝では是非とも「福島高専」に勝ってらわないと・・・
あっ、長野高専が11秒なんて、なかなかの成績だ!
福島高専頑張れ・・・あっ、まずいぞ、福島高専のタイムが11秒を越えそうだ・・・
・・・ ・・・ ・・・(ぴ~ 禁則事項です)
とりあえず、審査員判定にしてもらって・・・よし、後は筋書き通り・・・
長々と、私の戯言に付き合っていただいて、ありがとうございました。
正直なところ、あの審査員判定は、公正なものでは無いと思います。
冷静な目で見ても、競技の内容は甲乙が付くような格差はありませんでした。
もし、理由が明確ならば、審査員は「xxだから福島高専を選択した」というような理由を述べるべきです。 しかし、何の説明も無く、そのまま流れてしまいました。
まあ、これは高専ロボコンというNHKの「番組」だから・・・
決勝の福島高専の最強砲は、明らかに動きが悪かったです。
攻撃もダメダメだし、防御は動かないし・・・
(なんで、長野高専はこんなチームに負けたの?)
本当は、決勝で最後に福島高専が勝つ(勝たせる !?)ハズだったのですけど・・・
そこまでは、シナリオ通りに行きませんでした。(笑)
ただ、ひとつだけ、長野高専が負ける要因(NHKに嫌われる要因)がありました。
試合前のインタビューがNHKの怒りを買ったのではないかと・・・(笑)
あれは・・・最高に受けてたけど・・・やっちゃったねぇ!
うん、あれしか考えられない!
全国大会の放映が年末にあると思いますが・・・楽しみですねぇ。