Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
毎日更新!

動画シリーズ 花鳥風月 2015年ジュニア・ジャパンオープン 2回目

2015-04-21 | 動画シリーズ

今更・・・の動画シリーズ

ジュニア・ジャパンオープン2015尼崎大会での2回目の競技です。

 

RoboCupJunior Rescue-B team "Kachofugetsu" in 2015 - 004

 

さて、2回目はコースがちょっとだけ変わりました。そして、被災者が増えました。(1回目は9人、2回目は10人)

2014年の世界大会の時には、「花鳥風月」のロボットはレスキューキットを8個しか搭載できませんでした。まあ、世界大会ではそんなに多くの被災者を設置しないだろう・・・そんな安易な考えです。でも、日本大会では、10個くらいは設置するかも・・・という読みで、最大10個まで搭載できるようにしてきました。

 

10人の被災者に10個のレスキューキット

はい、1個たりとも無駄にできませんね。

 

その前に、何で最大の12個搭載しないの!?

はい、ごもっともです。12個を搭載すると、ロボットの背が高くなって格好悪いから・・・

 

では、競技の方ですが・・・

競技開始後に相変わらず、キャリブレーションをします。

でも、すぐに得点走行開始です。

スタートしてすぐに、最大の難所・・・3本のハの字のバンプ・・・でも問題なく進みました。

(何で、ソッチの経路を選ぶかな~!?)

すぐに傾斜路を上って2階の部屋に・・・

2階の部屋で、広間に出るときにちょっと怪しい動きがありましたが、大きな問題ではなく、淡々と進み、被災者を発見します。

2階の部屋の中のすべての経路の探索を終えて、傾斜路を下ります。昨年の日本大会や世界大会では、フラフラと危なっかしい動きだったのですが、これも改善されて、レールの上を進むように真っ直ぐ進みます。

ロボットは最初の部屋(傾斜路の下)に戻り、右の壁に沿って進み、もう一つの部屋に入ります。

 

ここで、初めての悲劇が・・・

 

壁の裏にある被災者に反応したのか・・・被災者のいないところで被災者発見のアピールをしてしまいました。(つまり、誤発見です。)今回のルール(2014年ルール)では、誤発見はペナルティにはならないのですが、レスキューキットを1個無駄遣いしてしまいました。

先ほど上に書いた、10人の被災者に10個のレスキューキット

ああ、これで、満点は無くなった・・・最後の人は、発見されてもレスキューキットを渡すことはできません。(ごめんなさい)

ロボットは、そんな心配事を気にも留めずに(あたりまえ)淡々と迷路を進みます。

その部屋の探索を終えて、最初の部屋に戻りました。

ロボットがスタートタイルに戻った時に審判が「はい、停止」と言ったのですが・・・

まだ、未探索の被災者が2人程いたので、ロボットは「まだ終わっていない」とばかりに、再び探索に向かいました。

審判は「まだか・・・」と言って、ロボットの動きを見守ります。

被災者はあと2人・・・1人目を発見・・・2人目も発見・・・

あれっ、ちゃんとレスキューキットを落としてる・・・!?

ロボットは、これで全員を発見した、と満足顔(!?)でスタートタイルに戻り停止しました。

 

はい、満点!?

 

被災者が増えたので、650点で時間は 6分03秒でした。

 

で、競技が終わってから、レスキューキットのことを確認したら・・・

「無理やり11個のレスキューキットを載せてスタートしたので助かった」ということでした。

その11個目は、きちんとレスキューキットホルダー(筒)に収まらず、半分くらいはみ出した状態だったそうです。

まあ、とにかく、臨機応変に対応できて良かったです。

記録としては、素晴らしいですが・・・なんか、綱渡り成功・・・という感じです。(ふぅ) 

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動画シリーズ 花鳥風月 2015年ジュニア・ジャパンオープン 1回目

2015-04-20 | 動画シリーズ

今更・・・の動画シリーズ

いよいよ、ジュニア・ジャパンオープン2015尼崎大会の1回目の競技です。

 

RoboCupJunior Rescue-B team "Kachofugetsu" in 2015 - 003

 

チーム「花鳥風月」としての2度目の日本大会です。

ロボットは、2014年の世界大会と何が変わっているか・・・というと

・レスキューキットとして、100円ショップのサイコロを使っていたのですが、それをやめました。なぜなら、100円ショップのサイコロは、なんだか大きさが不揃いだし、ちゃんとした正六面体で無かったから・・・わざわざ AMAZONで12mm角のサイコロを購入しました。

・世界大会の時は、レスキューキットのストッカー(レスキューキットのサイコロを入れる筒)を工作用紙で作って、しかも養生テープで貼り合わせるという「いかにも即席で作ったもの」だったのですが・・・今回は、透明なプラスチックで作り直しました。(工作用紙に比べて)見た目が非常に美しくなりました。(笑)

はい、その他は、(ハード的には)全く変わっていません。

 

さて、競技の方は・・・

いつもの通り、キャリブレーションから入ります。

で、すぐに得点走行を始めるのですが・・・今回は違いました。ロボットをPCのところに持って行って、プロラムの修正をするようです。(被災者発見の温度設定を変えたようです)

そんなこと、何で、事前に準備しておかないかなぁ!!

フィールドには、なかなか帰ってきません。これは、2014年の世界大会のデジャヴュ!?

やっぱり、プログラムを修正して、転送⇒転送失敗

NXTの接続し直し

再度転送

という作業をしていたそうです。

 

 

まさに、2014年のブラジル世界大会と同じ状況・・・でも、今回は違います。あのときのヘボイPCではなく、ちゃんと今どきの性能のPCを持ってきたので・・・(無駄に4分を消費することは、ありませんでした)

でも、この作業で、スタートから1分半程経過していました。

Yは、作業を終えて、慌てて得点走行を開始しました。

 

ちょうど、大会のオフィシャルのビデオカメラがレスキューBのフィールドに来ており、「花鳥風月」の競技の映像を映し出しています。それに合わせて、北原先生が解説していました。

まあ、ロボットはそんなことは関係なく、フィールド内を淡々と進みます。

被災者を見つけると、ロボットの機体を傾けて、レスキューキットが確実に被災者に届けられるように(サイコロが15cmの円内に入るように)改善されました。

ロボットは、一部屋目、二部屋目と進んで、傾斜路を上って2階の部屋に入ります。

 

 

会場には、こんな映像が映し出されていました。

レスキューBの競技は、良く見えないので・・・この映像を見ている方がロボットが良く見えました。

 

ロボットは、2階の部屋を縦横無尽に走り・・・被災者を全員見つけました。

さて、傾斜路を降りて・・・

という頃になって、段々と時間(8分間)が気になってきました。(最初の無駄な1分半があったので・・・)

Yも、J君も、審判に残り時間を何度か尋ねて確認します。

ロボットは二つ目の部屋に戻り、残りの被災者を探します・・・

いよいよ、一つ目の部屋に戻り、まだ見つけていない残りの被災者(1人)の探索にかかります。

ロボットは、みごとに全員を発見して、スタートタイルに戻って停止しました。

審判が10秒を数えて、競技は終了になりました。

 

はい、満点

得点は600点で、時間は 7分16秒でした。(結構、きわどい・・・)

 

あ~、とりあえず、これまでの(長い歴史の中の)様々な反省が活きた競技になって良かったです。

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杉並区立科学館・・・

2015-04-19 | ブログ

M&Y母が、家のどこからか・・・

こんなものを見つけてきました・・・

 

 

大昔の・・・ロボットの競技会か何かで、貰ったものだと思います。

で・・・思い出しました。

杉並区立科学館が閉鎖されたらしい・・・

HPは既に閉じられているようです。

心配になって、自転車で行ってみました。

住宅地の中に、ひょっこり現れる地球防衛軍基地は健在でした。

(まあ、そんなにすぐに取り壊される訳はないですよね)

 

扉も開いているし・・・まだ、中には職員さんとかは居そうな雰囲気でした。

私自身、子供の頃からお世話になっている科学館が閉館になるのは、とっても寂しいです。

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動画シリーズ 花鳥風月 2015年関東ブロック大会 2回目

2015-04-19 | 動画シリーズ

関東ブロック大会2015の2回目の競技です。

 

RoboCupJunior Rescue-B team "Kachofugetsu" in 2015 - 002

 

他のチームの1回目の成績がふるわないので、コ-スをちょっとだけ簡単にしました。それから、被災者も新しいのに変えて「元気な被災者(!?)」になりました。スタートしてから、2タイル離れたところに、被災者を設置して、「いくら何でも、この被災者は発見できるでしょう」という親心のコースです。

 

で、「花鳥風月」の2回目の競技ですが・・・競技が始まると・・・その親心の被災者を、全く無視してロボットは進みます・・・

「あれ~っ」

傾斜路を上り、途中の被災者を発見します。(「花鳥風月」のロボットは傾斜路上の被災者には、レスキューキットは配布しません)その後、ウイリー状態のまま傾斜路の上で「ドンっ」と戻ります。

最初の被災者をスルーした他は、普通に発見して得点を重ねます。2階の被災者も順調に発見し、再び1階に戻り、残りの経路を探索します。

なんか、あっちへ行ったり、こっちに来たり、と迷走しているように見えるのですが・・・ロボットはちゃんと考えて進んでいたようで、残りの被災者を発見してスタートタイルに戻ってきました。

結局、一番近い被災者をスルーしただけで、他は全部得点ができたのですが・・・

(見ていて)なんだか納得がいかない・・・(苦笑)

スルーした被災者は、別に温度が低くなっていたわけでもありませんでした。

 

う~ん、謎!

 

 結局、優勝したものの、2回の走行ともに、満点は出なくて、(いろいろと)課題が残る競技でした。

優勝  花鳥風月(785点)
準優勝 Atlantis(200点)
3位  Sunrise '15(180点)

 

関東ブロック大会でのアリーナは、簡易的なプラダンのアリーナなので、25点の被災者の配置に苦労します。被災者を設置した壁の裏側も熱くなるので・・・しかたなく、裏側を行けないタイルにしたり、黒のタイルを設置したりしています。

 

 

注)動画の中で、うるさいのはレスキューAの ROK のダクテッドファンの音です。

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動画シリーズ 花鳥風月 2015年関東ブロック大会 1回目

2015-04-18 | 動画シリーズ

今更の・・・動画シリーズ

今回は、ロボカップジュニアの2015年度の最初の競技は関東ブロック大会です。

 

RoboCupJunior Rescue-B team "Kachofugetsu" in 2015 - 001

 

関東ブロック大会は、簡易的なプラダンアリーナを使用しています。壁の高さが15cmだからとっても見やすいです。ただし・・・今回は、会場が体育館でとっても寒く、いつも被災者に使用しているホッカイロ(貼るホッカイロミニ)の温度がなかなか上がりませんでした。途中でもらった靴用の簡易カイロがいい温度になるので、それを使いました。

 

「花鳥風月」の競技ですが・・・競技が始ると、相変わらずキャリブレーションをします。

温度センサーが機能することを確認してから、スタートです。

コースは難易度も高くなく、ロボットは淡々と進みます。傾斜路を上り、2階の部屋に入りました。最初の被災者は発見したのですが・・・何故か、後の2人の被災者をスルーします。(ちゃんと被災者の前を通ったのに・・・) ロボットは、1人しか見つけていないにも関わらず・・・「2階の部屋の探索は終了」とばかりに、傾斜路を降りようとします。ロボットが、傾斜路の上の踊場にある銀タイルに差しかかったところで・・・Yは、ギリギリで競技進行停止をとりました。

傾斜路の上の踊場の銀タイルから再スタートです。

で・・・ここで、ロボットを置く方向を違って、ロボットが傾斜路を下り始めるのは・・・お決まりのボケですね。(ロボットが転がって壊れなくて良かった 苦笑) 

再度、競技進行停止をとって、再スタートします。ロボットは「いったい私の動きの何所に文句があるの・・・・」とばかりに、さっきと全く同じ動きをトレースします。最初の一人は見つけるのですが、残りの二人はやっぱりスルーです。結局 Yはあきらめて、そのままロボットを見守ります。ロボットは傾斜路を下って1階の部屋に戻りました。

ロボットは残りの被災者を淡々と探して進み、スタートタイルに戻りました。

結局、345点で競技時間は7分20秒(けっこう掛かりましたねぇ)でした。

 

競技後に、スルーした被災者2人の温度を測ったら、他の被災者よりも温度が低くなっていました。靴用の簡易カイロは長持ちしないようです。(実は、この2つだけは、他の被災者よりも早くテスト的に貼ったものだったので、既に寿命が尽きかけていたのでしょう) 

で・・・これらは、ダミーだったということにしました。(笑) 

 

今回の関東ブロック大会では2014年ルールで競技を実施しています。だから、昨年(2014年)の世界大会と同じです。だから、昨年のプログラムのままでも参加できます・・・でも、世界大会の反省をもとにちゃんと改善していました。

だから、動きが見違えるように(そうでもないか・・・)良くなりました。

主に変更した部分は

・壁の前でかならず姿勢制御をしていたのをやめた(時間の無駄)

・ロボットが左右の壁の真ん中を通るようにした(これまでは近い方の壁しか見ていなかった)

・レスキューキットを確実に配布するために、キットランチャーを被災者の方向に向ける

こんな、ことくらいしかやっていませんが・・・なかなかいい動きです。

(と、自画自賛、あっ、自チーム自賛か!)

 

満点じゃなかったけれども、それは運営側が悪い・・・ということにしておきます。

 

補足

主審をしてくれていたのは、2013年の世界大会でレスキューBで準優勝したチームのメンバーです。ちなみに、そのチームのもう一人のメンバーはCoSpaceRescueの競技の運営をしてくれていました。

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ロボカップジャパンオープン2015

2015-04-17 | RoboCup2015

ジュニアじゃないジャパンオープンのHPが立ち上がったようです。

http://www.robocup-japanopen.org/

 

 

今年は、福井ですね。

 

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P771D

2015-04-17 | うんちく・小ネタ

ちょっと前にヤフオクで落札した P771 が気に入ったので、もう一台落札しました。

こんどは、多少傷や割れが有ってもいいや・・・ということで安物をチョイス

15,000円以下でした。

そんな値段で Core i5 のノートPCが手に入ってしまう(勿論中古ですが)のですから、日本は素晴らしい国です。

落札したのが P771C のハズだったのですが、届いたのは P771D でした。(型番が違っていますが、こちらの方が新しい物なので文句はありません)

ヒンジカバーが欠けているのと、タッチパッドの周りが剥げていました。でも、実害はないので気にしません。

さっそく、リカバリ用のDVDを作成し、Windows Update をして使える環境にしました。

 

まあ、普通のパソコンです。

やっぱり、所有する喜びはありませんが・・・

普通に使えるので問題ありません。(笑)

 

 

割れている(欠けている)ヒンジカバーはこんな感じです。

カバーが割れているだけで、ヒンジ自体は問題ありません。

そのうち、何かで充填して目立たなくすればいいか・・・

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今更の動画シリーズ

2015-04-16 | 動画シリーズ

何で・・・急に動画シリーズを始めたのか・・・

 

ジュニア・ジャパンオープン2015尼崎大会が終わって・・・

レスキューBの競技は、結果的には「花鳥風月」が優勝しました。

それも、圧倒的な得点差で・・・

 

自分のチームが勝ったので・・・最初は、単純に、それを喜んだのですが・・・

大会から時間が経過して冷静になってみると・・・

日本のレスキューBの参加チーム・・・めっちゃ弱くね!?

 

脱出ボーナスを得られたのは、優勝した「花鳥風月」と2位の「埼玉県立川越高校物理部」だけだし・・・3位以下は、もうダブルスコア、トリプルスコア以下です。

これは、日本一のチームの、そして過去に世界大会に参加したチームの義務として、きちんと情報発信をしていかないとダメかな・・・と

そして、もっともっと沢山のチームにレスキューBに参加してもらって・・・レベルを上げていかなければダメかな・・・と

まあ、こんな、上から目線の考えで済みませんが・・・なにしろ、レスキューBの面白さ、素晴らしさ、楽しさをアピールして行こうかなと、思った次第です。

 

そもそもレスキューBは見せる(魅せる)競技になっていません。特にジュニア・ジャパンの競技アリーナは壁の高さが30cmで、観客から見るとロボットがたまにチラチラと見えるだけです。これじゃあ、どんな競技かも良く分かりませんよね。

ということで、まずは、競技の様子を知ってもらうことからです。

動画シリーズが、ほんの少しでも、レスキューBのレベルの底上げにつながればうれしいです。

 

2015年ルールからは、Line と Maze という名称に変わりましたが、コンセプトはあんまり変わらないと思います。TCからすると、 Maze は Line よりも上級者用という切り分けのようですが・・・「M&Y」や「花鳥風月」のようにハードが苦手なソフト屋チームには Line の方がよっぽど上級者向けです。(笑) ちょっと前までは、温度センサーを制御できれば、単純なロボットでも参加できたのですが、2014年ルールでレスキューキットの配布が追加されてから、ソフト屋には厳しくなりました。(レスキューキットを搭載しない、という潔い選択も有りですけどね)

とにかく、Line に比べて、非常に自由度のある競技です。

是非皆さんも Maze に参加して下さい。 

 

ところで・・・

上に、「世界大会に参加したチームとして・・・」と書いたのですが・・・

世界大会に参加したチームは、世界大会の様子などのレポートをジュニア・ジャパンに提出していると思います。そのレポート内容って、公開されないのでしょうか!? あれこそ、世界大会の生きた情報だと思うのですが・・・

 

私から言わせると・・・義務を果たしていないチームが多すぎる・・・

(また、こういう事を書くから嫌われる・・・笑)

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動画シリーズ 花鳥風月 2014年世界大会 7回目

2015-04-15 | 動画シリーズ

今更の・・・動画シリーズ

ロボカップ世界大会2014の7回目(最後)の競技です。

 

RoboCupJunior Rescue-B team "Kachofugetsu" in 2014 - 012

 

いや、もう、本気で、クレージーなコースでした。

2階の部屋からスタートですが・・・2階の部屋には壁がありません。3×4の空間に3枚の黒タイルでコースが作られています。そして、巨大なスピードバンプが貼り付けられています。

これは、もう単なる、嫌がらせでしょう(笑)

とにかく、スタートしたロボットは、すぐに傾斜路を降りて、1階に向かいます。

1階では、高さ1cmの板(これもスピードバンプ)や黒タイルにも大量の串・・・

「花鳥風月」のロボットも頑張って進みますが・・・苦しそうです。

1階にも、斜めに貼られた長いバンプがありますが、なんとか乗り越えて進みます。とりあえず、外周を1周進むことはできました。次は、内側に入ります。1か所だけ、レスキューキットが(15cmの線に)入らないところがありましたが、被災者は全員発見しました。

ロボットは1階の探索を終えて、傾斜路を上って2階に進みます。

さて、2階では、黒タイルと大きな材木の障害物、そして、長い斜めバンプの洗礼です。障害物には何度も当たりますが、その都度多少横にズレて回避します。斜めのバンプは見た目ほど凶悪ではありませんでした。

ロボットは淡々と進み、スタートタイルで止まりました。

 

M&Y母が・・・「さすがに、これはクレージーなコースだ!」と、Rescue Chair の Nolte先生を呼びに行ったのですが・・・やってきたNolte先生は「花鳥風月」の競技を見て・・・「おいおい、どこがクレージーなの、ちゃんとロボットが進めているじゃない」と言ったそうです。「そりゃ、まともに進めたのはこのロボットだけですよ・・・」(笑)

 

「花鳥風月」は、このクレージーなコースで競技進行停止もなく、脱出ボーナスも獲得しました。まさに奇跡の走りで510点をたたき出したのですが・・・

それまで、2位だった「Croatian Robotic association」は、105点、3位だった「teamohnename.de」は、たったの40点しか取れませんでした。チャンピオンの「DaLu」ですら競技進行停止を余儀なくされたしスタートタイルで止まれませんでした。

 

レスキューキットが1個だけ入らなかったので満点ではありませんでしたが・・・(あくまでも、このコースだけですけど)「花鳥風月」が世界一の走りを見せた(魅せた)競技でした。

(そういうの持っているのなら、出し惜しみするなよなぁ・・・)

私も、見ていて、鳥肌が立ちましたよ。

 

いや~、最後は良く頑張った・・・(笑)

 

 

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動画シリーズ 花鳥風月 2014年世界大会 5回目

2015-04-14 | 動画シリーズ

ロボカップ世界大会2014の5回目の競技です。

 

RoboCupJunior Rescue-B team "Kachofugetsu" in 2014 - 010

 

このコースは2階の部屋からスタートです。

長い串が撒かれていて・・・ロボットが走りにくそうです。

相変わらず、坂道をフラフラしながら下りてきて、1階の部屋に入ります。

1階の部屋も障害物と串のダブル攻撃で、難しそうです。そこを抜けて、長い廊下を通って一番奥の黒タイルが並んだところで、ロボットが謎の動きをしました。

壁を認識していない・・・

ロボットは壁があるのに、通路だと思って直進して、壁にぶつかります・・・

「あれっ」

ロボットは何事も無く戻ってくるのですが・・・あきらかに、マップ情報がおかしくなっているようです。Yは競技進行停止をとって、傾斜路の下の銀タイルから再スタートをします。ここで、焦っていたのか・・・ロボットを置く方向を間違えて、ロボットは傾斜路を上りかけました。慌てて、2回目の競技進行停止を取り、正しい方向に置いて、再スタートです。

同じ被災者を発見して、同じようにレスキューキットは配布します。串と障害物を抜けて、長い廊下を通って、一番奥まで行くのですが、やっぱり壁を認識しません。

壁があるのに、ロボットはなぜか通路があると判断して、進みます・・・しかし、壁にぶつかって「あれっ、おかしいな、通路のハズだけど・・・なるほど、これは通路に置かれた大きな障害物なんだ」と、勝手に判断して、そのタイルに障害物マークを付けました。

そのまま戻ってきたロボットは残りの探索しますが、「障害物の向こう側には行けない」と探索をあきらめて、早々と2階に戻ってしまいました。

スタートタイルに戻ったので脱出ボーナスを貰えたのですが・・・発見した被災者が少なかったので、大した点数にはなりませんでした。

 

原因は不明です。

4回目の競技もロボットの機嫌が悪かったのですが・・・まだ機嫌が直ってなかったのかもしれません。(苦笑) 

 

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動画シリーズ 花鳥風月 2014年世界大会 4回目

2015-04-13 | 動画シリーズ

ロボカップ世界大会2014の4回目の競技です。

 

RoboCupJunior Rescue-B team "Kachofugetsu" in 2014 - 009

 

相変わらずキャリブレーションを実施してからスタートします。

今回は・・・ロボットの調子がめっちゃ悪いです。機嫌が悪いのか・・・スタート直後から、大回転です。Yはしかたなく、一回目の競技進行停止です。電源を入れなおして・・・再スタートすると、やっとロボットはまともに動き出しました。2つほど、被災者を発見した後に傾斜路の下にたどり着き・・・さあ坂を上ろう・・・というときに、再び大回転です。やっぱり機嫌が悪い!? 2回目の競技進行停止です。

再スタートして、傾斜路を上ります。

あまりの機嫌の悪さに・・・撮影をしてくれている J君が「何なんだ!?」とつぶやきます。(笑)

 

2階のへやは、2×3のタイルに黒のタイルが置かれてコースが作られている、なかなか難易度の高いコースです。さらに楊枝が撒かれている中を、ロボットは慎重に進みます。

(中島先生が、向こう側から撮影してますね)

傾斜路は相変わらずフラフラと下ります。傾斜の一番下のところで、ロボットが引っかかりましたが、なんとか脱出しました。(ホッ)

その後は、一階の部屋の残りを探索するのですが、大きな障害物の周りを何度も通り、すごく無駄な動きをしているように思うのですが・・・

それでも頑張って、全ての被災者を見つけました。

 

う~ん、あの機嫌の悪さは、なにが原因だろう・・・

(まあ、あの程度で済んで良かったけど・・・) 

 

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理事会の議事録

2015-04-13 | RoboCup2015

いつのまにか、ジュニア・ジャパンのHPに3月に開催された理事会の議事録が掲載されていました。(ジュニア・ジャパンオープンの時に開催されたヤツですね)

HPに掲載されたのだから、What's new とか更新履歴とかを表示してくれればいいのに・・・

でも、まあ、こういうのが公開されるだけ良くなりましたよね。

 

内容を見てみると・・・

議事録だけで、(その場で提示された)資料が無いので、ほとんど何も分かりません。(苦笑)

とりあえず、いくつか話の「ねた」っぽいものを・・・

 

(6)

次年度の会員の募集の話だと思うのですが・・・募集期間が7月~10月末のようです。しかも、10月にブロック大会が有る場合は、その2週間前を締切にします。つまり、ブロック大会を実施する前に会員の申請をさせる施策のようです。(昨年の埼玉ブロックは、会員募集の締め切りより前にブロック大会を実施して、バッシングされたと、聞きました。別に何らルール違反はしていなかったと思うのですが・・・)

これ、2月に開催された、一つ前の理事会の議事録には「8月~11月末」と書かれていたのですが、1か月前倒しになりました。10月にブロック大会を計画しているブロックがあったからでしょうか・・・!?

 

(8)

2016年の日本大会(議事録にはジャパンオープンと表記されています)で採用するルールは2015年8月を目途に決定する・・・早いですね。世界大会が終わったら、すぐに決めることになります。まあ、これまでの感じだと、やっぱり一年遅れなのですかねぇ。(何度も書くように、一年遅れのルールを採用すると、前年に世界大会に行ったチームが有利になると思うのですが・・・)

その後に、もっと興味深いことが書かれています。

各ブロック大会を毎年1月末までに開催する・・・ブロック大会から日本大会の期間をある程度取るための施策のようです。

さらに・・・今後ブロック構成の見直しを含め・・・やっぱり、ブロック構成の見直しがされるようですね。個人的には、現在の小ブロックの乱立は日本大会の価値を下げていると思っているので、ブロック構成の見直しには賛成です。(関東ブロックは、真面目にブロックの機能を果たしていると思います。) 2018年までに・・・ということなので、結構時間がかかりますね。(まあ、本当に、そんな改革ができるのか疑問ではありますが・・・) 

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動画シリーズ 花鳥風月 2014年世界大会 3回目

2015-04-12 | 動画シリーズ

今更ながらの動画シリーズ

2014年の世界大会 RoboCup 2014 – João Pessoa – Brazil の時の「花鳥風月」の3回目の競技です。

 

RoboCupJunior Rescue-B team "Kachofugetsu" in 2014 - 008

 

3回目の競技の方は・・・

いつものように、キャリブレーションからはいります。

コースは1階に大きな広間があります。(大丈夫かなぁ)

スタートしたロボットは、その大きな広間を駆け抜けて・・・2階に向かいます。(審判が邪魔で、良く見えない・・・笑)

ロボットが2階の部屋を一所懸命に探索しているときに・・・

奥のフィールドで競技をしてい仲良しのドイツチームのメンバーが「僕たちは満点だったよ!!」と教えてくれます。うん、笑顔のコミュニケーションが、なかなか良いなぁ。

今回のフィールドは。2階の部屋も壁が少ないです。(広間がテーマのコ-スなのでしょうか?)

それでも、「花鳥風月」のロボットは壁に沿って進み、被災者を発見していきます。

2階の部屋の探索を終えて、傾斜路を下って、再び1階に・・・

1階の大きな広間の被災者を発見したものの、レスキューキットがうまく落ちずに得点になりませんでした。

奥の被災者には、レスキューキットを2個も配布してしまう特別サービスをしてしまいます。(特別に可愛い女の子だったのか 笑)

一旦スタートタイルに戻った時に、審判が「終了」を宣言しそうになったのですが、ロボットが再び動き出すのを見て、首を振ります。(このロボットはスタートタイルを認識していないなぁ、と思ったのかもしれません)

再度スタートタイルから出たロボットは、なんとなく迷走状態に入ったように見えましたが、まだ通っていない経路を探索したハズです。(でも、実際には意味の無い探索でした)

まあ、紆余曲折がありましたが、ロボットは再びスタートタイルに戻ってきて、めでたく脱出ボーナスを得て終了しました。

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ご利益・・・

2015-04-12 | うんちく・小ネタ

ジュニア・ジャパンオープン2015尼崎大会には

いつもの通り、ゼロハリのコスメケースにロボットを入れて持って行きました。

 

今回は、お守りとして・・・

 

 

これを結んで行きました。

 

おかげ様で、ご利益がありました・・・(笑)

 

あとは、最終日の朝食で、Yが食べたトンカツ!? (朝からトンカツって・・・)

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動画シリーズ 花鳥風月 2014年世界大会 2回目

2015-04-11 | 動画シリーズ

今更・・・の動画シリーズ

世界大会2014の「花鳥風月」の2回目の競技です。

 

RoboCupJunior Rescue-B team "Kachofugetsu" in 2014 - 007

 

何で、2回目なの?、1回目は? という疑問は、ごもっともです。1回目は、ちょっと大人の事情でお蔵入りです。(という訳ではなく、公開するほどのものでは無いというだけのことです)

 

ロボカップ世界大会2014ブラジルは、ジュニアレスキューの2014年ルールに従った初めての大会になります。レスキューBでは、ロボットにレスキューキットを搭載することになりました。そして、見つけた被災者にキットを配ると得点になります。

レスキューキットはオプションなので、この機能を搭載していないロボットが多いかと思いきや、ほとんど全てのロボットが搭載していました。(みんな真面目だなぁ)しかも、わざわざ電池とLEDで光るようにしているチームもいくつかありました。 

 

さて、2回目の競技ですが・・・

いつものように、キャリブレーションから入ります。

一通り、キョリブレーションを終了して、いざスタートをしようとすると・・・審判の女の子が何やら話しかけてきます。(もちろんナンパされている訳ではありません。 笑)

「再スタートの時はどういう操作をするの!?」ということを確認していました。

最初は、何を聞かれているのか分からなくて・・・ これで、結構な時間を費やしてしまいました。英語は大切ですねぇ。

コースはとっても単純で、まだまだ序盤だから満点を取って得点を溜めておいてね、という感じです。

1回目の競技で時間を半分失って、競技途中で Time Up になってしまったので、2回目の競技が、初めての「まともな競技」でした。

ロボットはすべての経路を進み、全員を発見し、スタートタイルに戻りました。

 

ロボットがきちんと機能したので、ホッとしましたが・・・1回だけ失敗が許される世界大会で・・・その貴重な1回を既に使い切ってしまった「花鳥風月」に、希望はあるのか・・・(続く)

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