都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

随意契約の利点とマニュアル化:どちらが良いかは、場合による

2011-06-11 07:41:37 | マクロ経済

失敗百選を読んでいると「入札で業者が変わり、引継ぎがない」と指摘がある。随意契約の有効性を述べているのだろう。<o:p></o:p>

例えば、今回の原子炉事故は元施工の重電メーカーやゼネコンでないと分らない。阪急百貨店梅田ではゼネコンを変更したためか、もとのビルの図面がないため解体が遅れたとのこともある。つまりは、ソフトウエアの1円入札やエレベーター・エスカレーターのようにメンテナンス(随意契約)にメリットがある場合もある。<o:p></o:p>

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一方、効率化のサービスがありマニュアル化、サービスの大量生産、手順標準を決め、その規定・遵守を求める動きもある。この場合、入札でも「仕様書」が要点となる。<o:p></o:p>

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随意契約と入札のどちらが良いかは、何が起こるかわからない、大規模・複雑な施設・設備では随意契約で責任がはっきりする。(入れ替わりが多いと責任の所在が分らない)<o:p></o:p>

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ややこしいのが建築なら建築・設備の分離発注は部位で分かれるが、企画・設計・施工分離だと、どこに問題・原因・責任があるか分からない場合もある。<o:p></o:p>

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コスト(入札)と責任(メンテナンス)のトレード・オフがある。<o:p></o:p>

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コメント
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