都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

府庁のWTCへの移転は撤回すべきだ

2011-06-19 05:08:06 | 都市計画

橋下知事のこだわりがあるようだが下記の点で現府庁の建替えに方針返還すべきだ(注:ビル名は分り易いためWTCとしている)<o:p></o:p>

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     現府庁は上町台地に近く、地盤、標高がある:ハザードマップ、古地図で検証できる<o:p></o:p>

     WTCは南港にあり、地盤の液状化、津波の被害が懸念される<o:p></o:p>

     WTCは非常時のアクセス路の確保(中央線の沈埋トンネル、ニュートラム、高速道路等)に難点がある:非常時の要員の集合、また知事はWTCまたは近傍にすむのか<o:p></o:p>

     WTCの建物耐震強化に追加投資が必要となる:府庁の再利用との機会費用の比較<o:p></o:p>

     現状も府民の利用や職員の通勤に時間がかかり非効率となっている<o:p></o:p>

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 WTCに府庁を移そうというのは合理性がない。WTCは買ったが、転売も可能だ。府庁の一分移転で内装や引越し(双方2回分)や原状回復費用は損金処理するしかない。但し、橋下知事は損金と判断について責任の取り方が不可欠だ。<o:p></o:p>

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思いつきは大きな損失を呼ぶ。これを乗り越える「達成」に期待したい<o:p></o:p>

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コメント
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