シャープをはじめ電機業界のなかでもテレビ、電子部品は売れ行きが悪く、リストラが進行している。このおかげで、関連産業も不況風が吹いている。
しかし、一般の人材派遣や再就職支援は勢いが盛り返し、サービス業の人員不足、賃金のアップも言われている。
製造業とサービス業の景気が違う。今までは製造業の派遣などが経済のエンジンだったが、今回はスリム化して多忙なサービス業やオフィス・ワーカーが経済のエンジンと変わった。これは、オフィスといってもゲームソフトを作るような「都心工場」が台頭しているからだ。また、介護などのシルバー・サービスも必要だ。
高額商品を取り扱う「専門知識」のある接客が求められているのも背景だ。安かろうから、楽しみながら買うというセグメントが大きくなりつつある。
株価もリーマンショック以降、アメリカは戻しているが、日本は回復が遅い。そろそろ上昇の時期だ。政治は混迷のままだが。<o:p></o:p>
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