最近のエコノミクスはマクロもマイクロも関連するというのが多い。市場が合理的でなく、情報の非対称性、自己利益(エージェント問題)、人間のバイアス(行動経済学、損はしたくない 等)と経済成長の関連が指摘されている。<o:p></o:p>
これはあたりまえで、利権は守られる動きがあり、政治は票であり、世代間や収入格差の負担も問題となっているが、回答はない。(権力を持った金持ちはどう動くだろうか考えると分り易い)<o:p></o:p>
しかも低成長で奪い合い(ゼロ・サム)の状態だ。となると目先の利益が重要になるのはあたりまえかもしれない。それは自分のことだけという視野になる。ユーロでも守るドイツと破綻寸前の国の鬩ぎあいだ。なんら経済発展のための投資や相互扶助が感じられない。日本も同じで消費税増税は決定したが、発展のための国策投資など何もないし、そのリーダーシップもない。電機業界は疲弊してリストラが多い。どうやって国際競争力を伸長するのか。市場にまかすなら、「小さい政府」にしたらどうだ。論理の一貫性がない。<o:p></o:p>
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都市も目先の利益を追う開発(マイクロ)が集積を生み、都市構造(マクロ)を変革している。小さいものの変化の集積が大きな骨格を変える。そして、あるエリアで開発は過剰となると、違うところに開発が移り更なるマイクロ・マクロの変革が起こる。<o:p></o:p>
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どうしたら都市が永続的に発展するのかを考える視点が重要だ<o:p></o:p>