都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

梅田は箱物・地下街からデッキになっていよいよ歩く楽しみがない人工都心に

2012-09-12 04:03:04 | 都市開発

 梅田というと迷路のような地下街と箱物(ビル)で歩いて楽しい街ではなかった。最近は、更に駅ビル開発やうめきた開発でデッキが色々延びている。デッキはOBP、ハーバーランドなどの面的再開発の手法で歩車分離の原則にのっとり2階は歩行者で地表は車というものだ。アメリカのビジネス・パークなどは歩いて道路も渡れず車中心が行き過ぎた感もあった。ところどころデッキがあったがそこまでいくのが大変だった。 <o:p></o:p>

このデッキの概念は、いまや「歩いて楽しい街」の時代に逆行している。東京の銀座が強いの大通りと裏のお店を巡るからであり、関西なら京都の三条通あたりも同じだ。デッキで分離というのは人工的な「ショッピング・モール」で時代遅れになっている。(と、いいながらもアトリウムだとか、迷路みたいなショッピング・モールの企画をバブル前にはさんざんしていたが)<o:p></o:p>

デッキで大阪駅の南と北、うめきた、阪急などを回遊したとして面白いだろうか。街は界隈性、小路、裏路地などがあると変化がでるが。箱物連結みたいで「駅袋」といわれた「池袋」みたいにならないと良いが。<o:p></o:p>

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 梅田の周りで、中崎町、福島など街歩きの面白いエリアが注目されているのは反動だろうか。今後は、うめきた開発で中津のガード下など面白そうだ。梅田外周部が面白い。<o:p></o:p>

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