都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

あのころのデパート(長野まゆみ):実体験からデパートの内情をあかす

2012-09-30 06:29:21 | 都市開発

面白いデパート論だ。恐らく吉祥寺の近鉄百貨店(現存しない)と銀座のプランタンの勤務経験から内情を描き、利用者としての観点の両面を時代背景も踏まえて、デパート資料も活用し独自性がある。<o:p></o:p>

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デパートは時代遅れだったとの分析が面白い<o:p></o:p>

(内部的問題)<o:p></o:p>

・納品も無駄なものまで(商社まかせ)、どのデパートも品揃えが変わらない<o:p></o:p>

・開店前の唱和、お出迎え、レジ<o:p></o:p>

・内部も「コネ」 食堂、検品の順番<o:p></o:p>

・体育会系のイケイケ支配<o:p></o:p>

・大食堂の席取り、配膳の時間差、快適性→懐かしがるようなものではなく、問題があったから無くなった<o:p></o:p>

・外商とお得意の関係、社内でのキャりアップと評価(外商でだめなら人事部預かりの上、社員食堂の食券係とは!)<o:p></o:p>

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(外部的問題)<o:p></o:p>

・だれが買うのかわからないような家具<o:p></o:p>

・贈答と返品、クレームとズル<o:p></o:p>

・自己中心の割り込み客<o:p></o:p>

・お中元の砂糖のごまかしと利益アップでも売れる<o:p></o:p>

・お得意様サロン、セール、ギフトなどの幅広い集客策<o:p></o:p>

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 デパート分析には必読の書だ<o:p></o:p>

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コメント
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