都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

初秋の桂離宮:行きの道で柿と水路を見つける、庭園の造形・木の配置・視線のさえぎりを理解する

2013-10-06 08:48:36 | 京都
 桂駅からいろいろ道を楽しんでいたなか、桂の用水の近くに柿を見つけた。来年のドローイングにと考えながら歩く。上着を着ると暑く、陽射しには帽子がいる。

 朝の光のなか、木の陰が苔の上に優しい。25人ほどで茶髪の若い女性の案内は相変わらず歯切れがよい。帰りに受付で野村さんに挨拶、紅葉の盛りは11月20日頃だそうで、混雑するとのこと。

初秋でうっすら葉先が色づくが緑が鮮やかだ。空気が軽く、お庭が立体的。ディディールではなく全体の動線演出(曲がり、高さ、視線変化)とヴィスタ(木による遮り、空間の一体化、見えがかり)の理解が進んできた。数十回も訪れるとだんだん庭の設計の骨子が理解できる。立体的な把握がやっとできている。
 
 紅葉の盛りの11月は予約が取れなかった。しかし、今日の走りの紅葉も緑と合わさりよいものだ


コメント
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