都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

天橋立と伊根の舟屋を輪行で:エメラルドグリーンの海の色と舟屋、股覗きは小旅行

2013-10-24 06:00:34 | 趣味
久々に輪行で天橋立まで(往復で7,300円位)。レーサー(Presta)にフロント・バッグをつけて、ホイールはスポルティーフ(Allegretta)の26C。6時半過ぎに二条から各駅で福知山まで、そこから特急でついたら9時半過ぎ。自転車に乗ったのが10時前で天橋立の濡れた土の道をゆっくり走り(約4km)、伊根の舟屋まで15km位、行きは向かい風、帰りも向い風だった。

伊根の舟屋はとても良かった。まずは遊覧船で海から見る。(25分、カモメにかっぱえびせんをまくのはどうかと思う、落ち着いて街並みが楽しめない)観光地というより文化遺産だ。烏賊や鯵を道に干してあるのも風情がある。海側では奥の蔵道に面している。山側の住宅は土台が高く、床下の通風の意匠が凝っている。伊根の舟屋の欠点は食事するところがない、うどん屋すらも開いていなかった。道の駅の施設は良いようだがも上がる坂道の表示がない、この後宮津駅前の富田屋の食事を楽しみにしていたら、休日だった。結局二条で食事(17時過ぎ)造り酒屋があるのには驚いた。水も良いのがあるのかもしれない。また、山に穴があって、防空壕なのか、祠なのか分からなかった。

傘松公園の股のぞきとケーブル・カーは楽しい。ハンガー・ノック対策で抹茶のソフト・クリーム(300円)を食べる。天橋立は見事だが、伊根の舟屋近くでは海の色が白く、青く、碧く、蒼くで見たことのないグラデーションだった。海の色がコバルトブルーで透明度が高いのには驚いた。日本海の色だろうか。

 亀岡を北に行くと、なぜか柿が多い、葉の落ちた柿、平たい柿、丸い柿、紡錘形の柿(これが一番好きだ)、群生の柿、角の柿、街並みの柿、すっくり立つ柿(これも姿として好きだ)。伊根の舟屋は平家の落人の関係もあるという。柿もなにか言われがあるのだろうか
 
伊根の舟屋の潮位はどう解決しているのか 天橋立も潮汐差があるとつながらないのではと調べたところ日本海側の差は30㎝ほどとあった。それなら舟屋も成立する。安芸の宮島などは4mだ。(ディンギーをつないでおくと縦になるくらいとヨット部OBが語っていた)

 伊根の舟屋地区は舟屋(海側)、山側住宅、その上の神社・仏閣に区分されているようだ。関連論文など読んでみるつもりだ。玄関に青い簾状のテープがあったが何のしるしだろうか。

Prestaはキャノンデールの太いアルミでしかもフレームが小さいためか剛性が高く、足の力が伝わり疲れない、むしろハンドル・バーが柔らかいと感じたほどだ。久々の輪行も新しい輪行袋で軽く、大きく、入れるのが速い。輪行はレーサーに限ると思った。ガードは分割式でもステーが面倒だし、分割部分からの音もある。つまりは、晴れの日以外は、レーサーが使えないため輪行しないのがお奨めだ。この点、ソロ(一人)で走る分には天候にあわせ予定変更ができる、また好きなところで止まって写真を撮ったり、ゆっくり見たり、考えたり自由だ。雨の中を何度も走ったことがあるが、どうも嫌だ。雨で濡れ不快(最近はゴアテックスのアウターがあるが)、前が見ずらく、ブレーキも鈍く危険な上、帰ってからの整備も大変だ。クラブ・ランも良いが、ソロも良い。

 一度は伊根の舟屋と股覗きと思っていたが、秋の気持ち良い中行けて満足だ、輪行も面白い


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする