都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

軽自動車のサイズ拡大:ホンダのN360とNBOXの比較

2013-10-26 00:00:32 | 趣味
 たまたま大丸の東洞院側にN360とNBOXが展示されていた。緑の1973年製(とのこと)のN360は「触らないで」であったが、懐かしく見た。軽自動車の規格は大きく変わったが、この2台も全く別物に見えた。というより、昔の軽自動車は小さく、これで高速道路をよく走れたものだと感心した。諸元を比較すると
ホンダN360:全長2995mm、全幅1295mm、全高1345mm  ホイールベース2000mm 360cc 31ps 500㎏
NBOX:全長3395mm、全幅1475mm、全高1800mm ホイールベース2520mm 660cc 58~64ps 1000㎏
 重さからしても、まったく別物で、カローラの初代より重いし、現行のカローラの軽いのと同じくらいだ。しかもホイールベースが長くなり居住性も向上している。タイヤが四隅にあるという配置で、フロアパンも強度があるため長いホイールベースが可能になった、また他車が長いホイールベースになったのもあるだろう。
 今の軽自動車は、重さから言っても、「軽」ではない。税金が安いのは見直すべきだという意見も出るはずだ。できるなら、軽自動車で軽くて、楽しめるスポーツカーが欲しい。

 世の中の安全志向、拡大志向を感じた。ポルシェ911もいつの間にか倍くらいの排気量になり横に膨らんだ。燃費回帰の今、300km/hを実現するような馬力は必要なのか訝る


コメント
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