都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

大河(京都 深草):まとまりがいま一つ、山本麺蔵の影響を感じる

2013-10-23 06:03:33 | 食べ歩き
 秋だ。この前、江戸堀木田のご主人から「大河のご主人がお見えになった、どうですか」と聞かれた。詳しい感想をと思いATB(Terra)を走らせ下りでもあり洛中から15分でついた。フレームがリジッドでタイヤも太く安定感があるが、いかんせん遅いのが難点。
 きつねうどん(680円)と野菜天盛り(350円)にする。お店は人数が5名ほどと多い、天ぷらの充実、お客との対話、麺の大盛りが山本麺蔵に似ている。
 きつねうどんは京都のお揚げを半分にした大きなもの。(昔の山本麺蔵にも大きなお揚げはあった)博多葱が散らしてある。お揚げは油抜きが十全ではなく重い味で飽きてくる。麺は不ぞろいで柔らかめ、出汁は醤油が強く、旨みと厚みが欲しい。すり鉢状の丼だが、底から麺がわいてくる。大盛りは無理だ。
 天ぷらは油切れがいまひとつ。青葉、人参、南瓜、茄子、薩摩芋、舞茸と盛りだくさん。二人で分けるのが良い量だ。
 作り方は丁寧なのだが、店員への注意など和やかな雰囲気ではない。温かい山本麺蔵の雰囲気とは違う。茹でたうどん玉が無料、揚げ玉も無料のようだ。椎茸の佃煮(250円)もあり買ってみた、出汁椎茸の再利用だろうか(山本麺蔵にも昆布の佃煮がある、これも美味しい)

 悪くはないのだが、どうもまとまりが悪い。今度はカレーうどんを食べてみよう

 余談:武田街道と九条通の交差点、大石橋の北西角に「山田書店」などの入っている木造建物がある。軒線を水平にして三角形の敷地だと棟木が斜めに上がっている( https://maps.google.co.jp/maps?num=100&safe=off&q=%E4%BA%AC%E9%83%BD%E9%A7%85+%E5%9C%B0%E5%9B%B3&ie=UTF-8&hq=&hnear=0x600108aec137b1bf:0xbb2b4ff0c9a54e33,%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%BA%9C+%E4%BA%AC%E9%83%BD%E9%A7%85&gl=jp&ei=gRVbUvnQPMSIkQXpyYDQCw&ved=0CCsQ8gEwAA )非常に珍しい形態だ。似たようなのは紙屋川際に両側階段の角の倉庫がある。


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