都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

ザハ・ハディッドは語る(レム・コールハース他):新国立競技場の設計者が語る

2013-10-16 00:08:37 | 都市開発
アンビルトの女王だ( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%83%8F%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%89 )、レム・コールハースと同じイギリスのAAスクール出身、イラクのバクダッド生まれだがあまりアラブ文化を感じないとはそのとおり。(http://matome.naver.jp/odai/2134283745460596601 )知見は;
・万国博覧会のような「実験の場」は終わった
・イベント空間、パビリオン的な動線、絡み合い、ストーリーやナラティブに着目
・散策学(ストローロロジー)による宇宙的次元の空間・動線
・入れ子の空間、都市の中の都市としての建築
・オスカー・ニーマイヤーはスロープが特徴で新しい国家の文化として認識

 わかったような、わからないような内容だが、スロープの動線や派手な空間の論旨だろうか。

今回、新国立競技場のコンペの仕組みと評価についても槇文彦さんが疑問を呈している。私見だが今回の案は与件としての都市計画や建築の制限を逸脱しているようにも思える。コンペの再審査があってしかるべきだろう。今回は取りまとめに大御所のレム・コールハースなど入ると大騒ぎになりそうだ。

思うに丹下の代々木の体育館は構造的な名作で形態的も衝撃だった。


コメント
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