都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

谷根千を歩く

2016-10-30 04:03:07 | 都市計画

 都美術館のゴッホとゴーギャンの展覧会に行こうと思ったら、ゴッホはアムステルダムからで先年オランダで見たのが多く、ゴーギャンは好きでないため(二日酔いでもあるし)止めて谷根千探索に、朝食にお蕎麦を楽しむ。ちょうど、根津・千駄木下町まつり。根津権現の境内でイヴェントが10時から。その前に蛇道(旧藍染川:文京と台東の区境でもある)などうろうろ。この川の跡は面白く、住宅などの裏だったはずが正面になっている。歴史を探りたいなと思った。面白い古本屋に山本嘉次郎の「食べ歩き東京地図」が。運動会のため開店が遅れるとのことで子供に今度見てと頼んだ。

 歩くと、京都の裏道みたいで楽しい。地域のイラストの地図を見ていると90歳のおばあさんに声をかけられる。下町は親切だ。(都市計画の関係だというと話が盛り上がった)根津神社では観光協会と話し込んで森鴎外は嫌いだが、娘の森茉莉( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E8%8C%89%E8%8E%89 )は好きだと言うと知らないとのこと。なお、焼失した五重塔つながりの幸田露伴でも娘、文、娘の青木玉、さらに娘の奈緒を知らないとは。幸田文の「流れる」は色町文学の名作で下町が舞台だ。( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%81%E3%82%8C%E3%82%8B )「木」も珠玉の随筆だ。文豪の娘はエッセイがうまい。(最近なら阿川佐和子かな)

 下町まつりも楽しんで、子供とお昼にお寿司。谷中銀座を楽しんで日暮里から帰洛につく、足が疲れて翌日のテニスはへろへろ、終わった後はふくらはぎも太ももも痛い

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする