都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

小洞天(大阪 千日前):歴史のお味は、酔客のつぼをおさえて控えめ

2017-07-03 03:41:07 | 食べ歩き

 1971年創業、相合橋(あいあうばし)筋を西にちょっと入ったスナック・ビルの1階にひっそりたたずむ。30年ぶりくらいに訪問、口開け。

 ワンタンメン(800円)にする。カウンター奥でご主人と孫の年代の若いの2人。雰囲気はのんびり。

 麺は細く、やわらかい。スープは薄く嫌味がない。散らした胡麻の香りが良い、茹でモヤシの臭いも無く、小口切りの青葱は大量。脂のない噛みしめを残したチャーシューも嫌味がない。わんたんは餡が少な目のびろびろ。

 スープはいくらでも飲めるあっさり塩味。胡椒がよくあう。辣油はあわない。

 突出したところがどこにもない。酔った後の一杯の旨さを知っている伝統のお味だ。携帯電話を忘れたアジア系旅行者にも親切、適切な対応は見ていて感心した

 今度は、昔よく行った吉田バーで楽しんだあと寄ってみたい

コメント
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