1971年創業、相合橋(あいあうばし)筋を西にちょっと入ったスナック・ビルの1階にひっそりたたずむ。30年ぶりくらいに訪問、口開け。
ワンタンメン(800円)にする。カウンター奥でご主人と孫の年代の若いの2人。雰囲気はのんびり。
麺は細く、やわらかい。スープは薄く嫌味がない。散らした胡麻の香りが良い、茹でモヤシの臭いも無く、小口切りの青葱は大量。脂のない噛みしめを残したチャーシューも嫌味がない。わんたんは餡が少な目のびろびろ。
スープはいくらでも飲めるあっさり塩味。胡椒がよくあう。辣油はあわない。
突出したところがどこにもない。酔った後の一杯の旨さを知っている伝統のお味だ。携帯電話を忘れたアジア系旅行者にも親切、適切な対応は見ていて感心した
今度は、昔よく行った吉田バーで楽しんだあと寄ってみたい