都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

神戸を散策:坂と道に疲れた

2017-07-06 03:50:39 | 都市生活

 還暦祝いの宴会を末松で開催して頂けるとのことで久々に訪問。

 まずは知合いのアパレル会社に還暦の絵葉書を届ける。つぎに、居留地を海側に歩き、友人が誘致したARC'TERYX (アークテリクス)三宮店を見る。チャータド・ビル( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%93%E3%83%AB  )にあり歴史的建築の雰囲気が良い。ショルダー・バッグが旅行用に最適で、カメラが入り、ガイド・ブックも収まる、肩当もあって9,000円は安い。女性の店員と盛り上がる。

 居留地は緑、石の建築、袖看板がないなど、ヨーロッパ風で景観が良い。但し、周辺ににょきにょき破竹みたいに生えるタワー・マンションは興ざめだ。

 それから、竹中大工道具館を楽しむべく、生田神社を経由し異人館街を登る。結構な坂道で大汗。異人館はセット券があるようでチェーン店のような管理か。見ていると明治の洋館であり、イギリスやドイツの本物を知っているといまひとつ。和風と洋風の融合は面白い。ところどころ空地もあり、70年代のブームから、たそがれを感じた。日本人よりアジア系観光客が多かった。一角にPier39という店があり、サンフランシスコにある同名の施設の許可を得たのかと思った。

 先日、ヴィデオばかり見て展示を見切れなったのもあり竹中大工道具館へ。行く道を忘れて、新神戸のホテルで親切なコンシャルジュに教えてもらい新神戸駅を横切る。竹中大工道具館は静かな建物で、高い建物としないため地下を2層掘りこんでいる。実物大の三手先の組物と柱・屋根やこれも実物大の茶室のスケルトンは見ごたえがある。道具の実物と解説など2時間500円で楽しんだ。数寄屋についての特集本(500円)はお買得。体験用の継手の組物を分解すると、姫路からの建設会社のグループからお褒め頂いた。昔の日本建築施工の授業を真面目に受けて良かった。

 建築の周りの庭も緑が深く楽しめる。昔は竹中の保養施設だったそうだ。受付の女性と話し込む。

 もう一度、異人館街を散策した。結構急な坂道が多く、登るのは良いが降るのには路面の荒れもあり注意が必要だ。標高もあり、港が遠望できる。水道と下水を坂の町ではどうしていたのか興味がある。

 足に疲労を感じて加納町の末松へ道を下る、街歩きは楽しい

コメント
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