サザビーズの経歴を持ち、アートの流通価格や価格決定方式や市場を解説している。知見は:
・値上げするのは1%のアート、その作家の傑作
・欧米の美術館長は名誉職で経営センスが問われる、作品の入替、高値売却・安値取得のための作家発掘
・アート・イベント、カレンダーは登竜門、都市も活性化
日本については
・日本美術はバブル時の2割、国際的なニーズもなく、乗り出す動きもない
・個人資産がなく買えない、中間層の国で美術館も張り紙だらけ、倉庫に寝ている名作が多い
・文化への関心は高く、美術展の入場者も上位は多いが、赤字の美術館が多い、まとめて大きな美術館にするのが良い→賛成する、お荷物美術館がまとまるとお宝巨大美術館になる。一日過ごせるくらいの展示が欲しい
アートもビジネスと捉えているのが良い。見て、楽しんで、運営できる美術館が本道だ