都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

洋食 泉(大阪 福島):回転重視のためか、丁寧でなくなった、ドゥミグラス・ソースが多すぎ重い

2017-07-11 03:23:55 | 食べ歩き

 久々に訪問、外壁の塗装に亀裂が。なんとなく悪い予感。

 奥の4人席で宴会、スパークリング×2本、赤1本、さいごにビールを飲んだが、どうもいま一つなお味だった。安いのを頼んだからかもしれないが一人当たり4千円位にはなっている。

 料理は6千円のコースで卵白をできるだけ避けるよう依頼。まずは、ヒラマサとアボガドに生シラスの和え物にバター・トーストのカナッペ。はっきりしないお味でもっとメリハリのついたソースが欲しい。

 次は冷製のキノコの上にのったイチボの焼いたもの。御肉は良いがキノコははっきりしないお味。

 冷製のトマト・スープはうまみが不足、あしらいの野菜は面白いが、鯖はどうだろうか。バジリコなどで軽めにした方が良いと思った。

 カニ・クリーム・コロッケは重いお味に、ドゥミグラス・ソースでさらに重い。これこそトマト・ソースが良かったのでは。

 鮎にリゾットを盛り込んだ一品も重い。鮎なら軽めに焼いた方が好きだ。全体に半調理でオーブン仕上げなどが多く、多人数や当日客対応を狙っているようだ。

 ハンバーグの小さいのとドゥミグラス・ソース、お肉の挽が細かく、生の玉葱の歯ごたえを生かしているが、玉葱の臭いが出ている。

 ビフカツ・サンドは重い。さらに耳の揚げたものがつくが、ピクルスなどのさっぱりがない。お味も重いウスターでお肉もみっしり。

 さらにオムレツ広げ型オムライスだが、これもドゥミグラス・ソースで、肉も脂も多く重い。

 最後に、デザートは豆乳のクリーム・ブリュレだが、甘さが重い。

 全体に、軽やかさがなく、ドゥミグラス・ソースだよりで重くもたれた。味の泉は枯れてしまったのか。

 

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