夜は18時開店で、急な階段を上る2階の座敷には3組。久々で3人で盛り上がる。
まずは水菜と鰻、ほの温かい鰻としゃっきり水菜がバルサミコ・ソースで。たまらない。特製の衣のついた醤油味の手羽先唐揚げも濃い味でお酒がすすむ。マッシュルームのアヒージョのオイルとパン、細切れのベーコンでさらに酒がすすむ。
アントレとして、焼き物はドゥミグラス・ソースたっぷりのハンバーグ、ガルニはソテー茄子とトマト・ソースがうまい。ベイクド・ポテトと人参のグラッセもお供。ハンバーグは力強くなりうまい。今まで食べたハンバーグのなかで屈指だ。ドゥミグラス・ソースも旨みととろみがあり、苦みが素晴らしい。二度挽きだったのを一度に変更したとのこと。
オーヴンものでチキン・グラタン、これは弟子の小川の方がうまいと思った。ちょっとベシャメル・ソースが固い。どちらかというと酒のつまみとしてのグラタンだ。
最後は御職のヘレ・ビーフ・カツ。立派なお肉で肉の旨みと衣の香ばしさ、ドゥミグラス・ソースのうまみの三重奏。ちょっとお肉の旨みや固さがあったが出色だ。難波のかつてのABCを想い出した。ガルニはポテト・サラダ、茹でキャベツにマヨネーズ、トマト一切れでしっとりとしたバランス。
機会を見つけてまた行きたい、洋食は京都より神戸だと思う