今年は台風の影響で護摩木奉納が中止となった。しかし、送り火は実施。
台風一過で猛暑も運んで行ったようで、来週からは最高気温の低下と雨の繰り返しとなっている。五山送り火を迎えると秋が感じられる。
風もちょっと秋めいている。朝のテニスの後も心地よい風のなか昼寝を2時間ほど、そのあと喉が渇き水を大量に飲んだ。風による脱水症状なのだろう。
夕食を食べてから、今年は鳥居形を見に荊妻と渡月橋まで出かける。鳥居は低い山にあり洛中から見るのが難しい。灯籠流しもあったが、昨日過ぎ去った台風の影響のため濁流でもあり川辺での奉納となったようだ。灯籠流しはゆったりした流れでないと風情もないだろうと思った。屋台は色々ありベビー・カステラが人気だったが前田かどうかは不明。
松に満月と雲が「月に叢雲(むらくも)」でよかった。
鳥居形の送り火は懐かしい。昔はよく桂から見たものだ。白人系の観光客が多く、浴衣姿も見かける。のんびり眺めた良いものだ。水面を渡る風も涼しい。
送り火を拝む、今年も京都の夏を乗り切ったという感慨がある