都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

拳ラーメン(京都 七条):店屋のお味ではない、ヌーベル・ラーメンでお吸いもの志向

2020-05-17 02:37:53 | 食べ歩き

 ラーメンは店屋のお味で家では食べられないお味に遭遇するのが面白い。そのため、今回食べた京鴨とノドグロ煮干し蕎麦煮卵付(900円)は、家で羅臼と節で引いたお出汁で鶏を食べたようなスープでしかも後味が塩っぱい。

 麺は腰がなく細めの素麺みたいなもの。具の鶏肉はごろっとしていて中が冷たい。レア気味のチャーシューは普通。メンマは太いが味がない。玉葱とか薬味が多いが日本料理の吸い口にはならない。

 柚子酢を足しても味わいが変わらず、塩気の角が取れただけ。

 とても中途半端なお味とまとまりで、しかも量が少ない。しかし作業服のお客も多いというのは、中華そばはしっかりしているのかもしれない。

 再訪はしたくない、店内の雰囲気が和気あいあいとはとても言えず、あわない。ラーメン修行の場のようだ。

 むしろ、和食になるなら和食のお味に徹するべきだ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする