北区に用事があり、立ち寄る。コロナ禍でも行列で口開けになり奥のカウンターの端に。滅多に来ない場所でもあり、今回はつけ麺全部ましで1,400円と結構な値段。
麺は粘った昆布水に浸かっていて、冷えている。一反木綿ものる。そのまま、塩、練わさびで食べて見るのがおすすめだが、腰がなくうま味がいま一つ。徳島の半田素麺みたいな感じ。
漬け汁は醤油が勝った、鶏の清湯。柔らかチャーシュー、柔らかで味の濃い材木メンマ、鶏の塊などが入っている。熱いが、麺でだんだん冷めてくるのが惜しい。麺にはもっと腰が欲しい。脇役のはずのチャーシューはうまい、メンマも変化になる。味玉の黄身も味が濃い。麺だけだと飽きてしまう量だが具に救われた。
全部ましはチャーシュー4枚、材木メンマ5本、味玉子1個とお得でお腹が一杯になる。
食べていて、柔らかい蕎麦大盛の濃い鴨南蛮のように感じた。なお、スープ割の代わりに昆布水割だが、冷えるため表面に脂と油が浮いてくるのは難点だ。
好きかと言われると一度で充分。うえまち のすっきりつけめんがやはり好みだ。食べた後に喉が渇く塩分だ