10人程、横浜からのご家族など、案内は野一色さん(何という桂離宮の案内にふさわしい名前だろうか!)。女性の制服がカジュアルに、後ろを護る皇宮警察の制服も。丁寧な案内でゆったりする。初めて賞花亭への船着き場の石段の解説を聞いた。水蛍灯籠があるはずだ。
例年、賞花亭から園林堂に向かう霧島躑躅を見に、五月の連休に拝観する。今年は、躑躅が早く咲き霧島は見損ねた。大型の白い躑躅が咲き誇る。
天橋立の根本にある雲井の鶴の杜若が見事だった。百足山に沿う飛び石の中で、主人が出迎える縦使いの青石の手前にある綾目も咲き誇る。その先には花菖蒲もある。
空は碧く、新緑と対比する、遠望する愛宕山もすっきり見える。丁度、2日前の雨がきれいに洗ってくれたのか、石もすっきりときれいだ。
新緑の中、卍亭や螢谷の手前など水と緑と紺碧の対比が清々しく感じた。
久々にのんびりした、帰りに中村軒で桜餅と思ったが、今は柏餅。わらび餅を買った。杜若も堪能したため大田神社に行くのは風邪の病み上がりでもあり控えた