都市と楽しみ

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バブルの世界史(ウィリアム・クイン、ジョン・D・ターナ):バブル・トライアングル:市場性、通貨・信用、投機が面白い、事例では政府負債や政策が裏にあるとある

2023-10-08 02:56:28 | マクロ経済

 原題はBoom and Bust

  バブルの事例分析を1719ミシシッピ・南海株式会社~2015の中国バブルまでぶんせきしている。

 バブル・トライアングルとは市場性(ブームを呼ぶ資産、買い手と売り手の見つけやすさ)、通貨・信用(他人の金の使いやすさ、低金利)、投機(キャピタル・ゲイン狙い)により分析する。

 ミシシッピ・南海株式会社は政府赤字の補填も狙い、株式と債務交換などの仕組みでバブルを形成。レバレッジも応用。銀行制度も欠陥(脆弱性)があった。

 オーストラリアの土地ブームはイギリスからの投機が原因。
 
 自転車バブルは自転車のテクノロジーを発展させ低価格化に→良い効果、狂乱の20年代のバブルもアメリカ産業を淘汰し、発展に転じた

 日本の土地と株式のバブルは政治の産物、ブームを起こすため、バブル・トライアングルを強化。金利低下、信用供与拡大、円高期待が投機的な投資に

 ベルファストでの研究は事例により分かりやすく分析している

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