都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

庭の研究、桂・修学院離宮を卒業し、より幅広く

2023-10-22 02:50:27 | 趣味

 今回、桂離宮のセミナー( https://book.gakugei-pub.co.jp/event-katsura-20231014/ )に行く。桂・修学院離宮はそれぞれ120回と80回行っており、これ以上観ても効用の低下(Diminissing Return)になるため見たい桜・躑躅・杜若とミツバツツジの時期以外は行かないようにする。今まで、季節・気候(晴天・曇天・雨・雪)を見て、さらに、水抜き工事、土橋のやりかえなど見つくした。学芸出版のセミナーなども受講し深堀はこれで充分だろう。

 

 結論として、桂は「五感と足裏で飛び石を感じる庭」で内向きと思う。修学院は「土木による雄大な景色と京都市街の眺めを楽しむ庭」の外向きの庭だ。

 平安京に対し、桂離宮は裏鬼門、修学院離宮は鬼門にあたる。

 かたや、低湿地、かたや山際にある。

 その先も、桂川(大堰川)・淀川による木材など舟運の拠点である桂と、比叡山を背負う修験道のある修学院の違いが対比している

 反対に、見たい庭は京都の地元や全国にある。今のうちに庭園も「見るべき程のことは見つ」となるよう広がりを求めたい

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