都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

Noblesse oblige:社会的地位となすべき奉仕、生きる証は

2024-09-04 02:49:22 | マクロ経済

 政治の中で、長い政権のひずみか裏金がまず出てきた。次に開発はするが赤字の責任は取らないという政党が現れた。さらに、地位の利権は利用するが、辞めるのは嫌だという知事が百条委員会に出席しようとしている。

 Noblesse oblige( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5 )とは高き地位にいるものは、一般人よりなすべき奉仕をすすんで行う。つまりは、国民を守る先頭に立つ、貧窮の民を己の資産により救うというものだ。( "noble ancestry constrains to honourable behaviour; privilege entails responsibility." )

 それが、今や地位を利用して私利私欲に走る、権勢を利用し唯我独尊となる。これは、政治家の政治能力ではなく、人としてのあり方の問題だ。

 これは、尊厳:Dignity ( the state or quality of being worthy of honour or respect )や信条: Credo ( a statement of the beliefs or aims which guide someone's actions )が無いともいえる。

 当方は長く金融に携わったが、金をくすねると懲戒免職が当たり前と習った。また、土産の一人占めなど「さもしい」と教えられた。

 政治の世界では、強欲(Greed  https://en.wikipedia.org/wiki/Greed )が当たり前なのか、悪いところだけ今のアメリカの経営者と共通する。

 貧困も問題だが、格差を拡大する執政はさらに問題が多い。失望と羨望を生む。これを助長するような「性格・態度」は人の上に立つ資格がない

 志し低きものは去れ、居残る者は打たれよ


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