薄いエンドウ豆を買ってきて、莢から出す。これを出汁に入れて、味醂と薄口しょうゆを少し入れてさっと煮る。
ほっこりほっこり新芽が出て山笑う時期に、東山を見ながらウオッカリッキーと豆のたいたんを食べるのは好きだ。
この後は空豆、枝豆に変わる。この時期、筍もおいしく、土佐煮や若芽との若竹煮、木の芽あえなどもたまらない。
薄いエンドウ豆を買ってきて、莢から出す。これを出汁に入れて、味醂と薄口しょうゆを少し入れてさっと煮る。
ほっこりほっこり新芽が出て山笑う時期に、東山を見ながらウオッカリッキーと豆のたいたんを食べるのは好きだ。
この後は空豆、枝豆に変わる。この時期、筍もおいしく、土佐煮や若芽との若竹煮、木の芽あえなどもたまらない。
チャーシューつけめん1.5玉(1,000円)を二日酔いのお昼に。いつもの柚子麺といったが、定番の麺が出てきた。細目でぼそぼそとしてそばのようで面白い。胡椒を主体に山椒がアクセント、一味はあまり合わないと思った。
チャーシューも脂身の硬いものから、柔らかいものに変更され炙りの焦げが旨い。周りを焼き固めず低温から煮た方式のようだ。その分、うま味がスープに出ているのか味が深い。
スープ割もスタッフお願いに変更。前よりおいしいような感じ。
食べ終えると二日酔いが収まるお味と食後感の爽やかさ
街に黒いスーツに白いシャツ、黒い鞄のリクルート姿が目立つ。この「お約束」姿はどうも奇怪で、グレーとか、紺は見たことがない。
男だとブルース・ブラザーズみたいのなら面白いが、真面目そうに見えるように「変身」している。水族館のイワシの大群を思い出し、集団に同化することでの守りかと思う。いっそモヒカンと縞々スーツなどで攻めるのが「異能」として人事評価が良いかもしれない。
見ていてもやもやする。個性の発揮の時代ではないのか
昨年、MIT訪問などで6月に会ったAndyが長女を連れて急遽上洛の知らせが。近くの箸づめのテーブルを急いで予約。ちょうど拡張中で掘りごたつの席になる。大変好評であり羅列すると:
・玉蜀黍の天ぷら:京都の名物、大好評でマヨネーズも付く、アメリカ向け
・稚鮎の天ぷら:ワタの香ばしさ
・刺身盛り合わせ
・まながつおの西京焼き:バターの味がするとのことで大好評、調べたらButter Fish とある!
・甘鯛の松かさ焼き:軽やかで見た目も良い
・どぼづけ:ピクルスとして受けた
・釜飯:見た目とうまさ、鮭とイクラ、カラスミ
・赤だし
・カラスミ:大根と自家製カラスミの塩分が良かった
東京に5年ほどいたからか日本食通だが東京よりずっとうまい!とのこと。マスターはじめスタッフの丁寧な気配りが良かった。
当方のドローイングも好評。箸ずめにも飾ろうかとのお話しも頂いた
染井吉野は木屋町五条あたりが名物でなるほど、うっすら桜色と桜吹雪はいいが、あまり好きではない。集団で土手に植えられ、京都なら背割り桜(三川合流の近く)などが見栄えがする。( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%A8%E3%82%B7%E3%83%8E )
好きなのはドーム型の枝垂れ桜で、鴨川、賀茂川(西側の分岐)に多い。桜は原種が大島、山、彼岸と聞いたことがある。枝垂れは樹形であり、円山公園のなどエドヒガン系のようだが、花が早いのと遅いのが上賀茂神社などある。枝垂れ桜は花言葉が「優美」「ごまかし」とあるが、「しなやか」、「妖艶」が当てはまると思う。
御所の出水(夕陽をあびるとたまらない風情になる)と近衛の池にかかるところ、半木の道(なからぎのみち)と上賀茂神社、あたりが定番だ。
豆ごはんといかなごくぎ煮を楽しむ季節で、これから筍とそら豆となり、太田神社や桂離宮の杜若が続く。
テニスの会合などを正月の初打ちのあと、お昼から2階で開催して安さに驚いた覚えがある。1階はカウンターで店長が2枚の焼き台を操り餃子を焼くのを見るのが楽しい。
シルバーの常連が多く、特殊な注文など聞く。ネクタイで食べに行くとちょっとそぐわない感じもする。
休肝日は餃子と中華丼でお酢をもらう。酢醤油をさらに酢で割り、辣油をどぼどぼ。パリッと焼けた餃子にも酢をかけて余分な油を落とす。
中華丼のスープにも酢と辣油、胡椒もいれて、中華丼に掛けまわし中華おじや風にするのが好きだ。お腹が膨れて飲む気がなくなる。
王将本店では、テニスのあと、ビールとレバニラ(これにも酢と辣油たっぷり)で夏の暑さをを凌いだりする。
昔は24時間営業だったが、今はそうでもない。付近に立ち飲みが増えた
四条大宮の五叉路は昔、交通整理の見張り台が嵐電乗り場の前から張り出していたのが、今は、モノクロのコカ・コーラの看板(京都市の条例で赤い色の彩度を落とす要請があった、それならと白黒にしたのは立派)が取って代わる。庶民の街だ
デパートの先駆けとしてガラス天井のアーケード型ショッピング・センターが1800年頃からのパサージュであった。盛り場として商業に加え、色街機能もあったのはパリならではか。もともと盛り場のコバンザメ立地のようだったが1852年のデパートの嚆矢であるボン・マルシェの出現で凋落し、第一次世界大戦前にはさびれるに任せたが、今や歴史的な保存再生となった。
不満なのは、当時のパサージュのマグネットである盛り場が、パレ・ロワイヤルから、グラン・ブールヴァールに移ったとあるが、両者の比較と対照がない点だ。(別の著作にあるのだろうが)
立地は「集客(劇場など)」、「交通拠点(馬車から鉄道)」、「アメニティ(歩きやすさ、ドロドロでない道)」などが決め手なのは今と同じ。この周りに、売春が横行も同じで浅草みたいな賑わいを思わせる。
パサージュは先頭型アーチを模したガラス屋根が多かったようだ。これを支える鉄骨もレトロなイメージがある。
読んでいるとパリの盛り場には、白い胸をあらわにした娼婦が出没して退廃的なイメージがある
春になり、新店開拓と街巡りも兼ねて西陣の中立売の智恵光院へ。
淡口醤油拉麺の大盛820円にする。店内は清潔だが、小さいスピーカーから日本語ラップみたいなのが騒がしい。
スープは癖が感じられる東京風、魚介系だけとのこと。あっさりしているが、胡椒を入れると甘味もある。スプラウトは苦くて邪魔。メンマは柔らかくうまい。チャーシューは肉が固いタイプ、コンベクション・オーブンでやっているのか、東京によくあるタイプで味が薄く、厚みも薄い。
晒し小口葱が大量で楽しめる。
全粒粉の細い麺は、固くうまみがない。ストライク軒と同じ三河屋製麺などしなやかでうま味のあるものなら楽しめる。麺の量は少なく、大盛で普通くらい。
面白いが、わざわざ行きたいとも思わなかった
良い本で、これは座右に置いておくと為になるし便利だ。知見は:
・条保町で裏鬼門から上下に16町
・町割は縦(行)4つ、横(門)8つで450㎡(135坪)
・四面町、四丁町、両側町(街路単位)
都市の環境を分析しているのが卓見
・排水は側溝で「ちりあくた」と「洪水」の源→取水源が不明、井戸と上水も
・汚物まみれで、16世紀の肥料化まで都市は汚染と病疫
・祇園会は不衛生な都市環境の反映
・法勝寺の九重塔は構造が弱く、地震耐力なし
・東・西市という面の官製市から、町尻通(新町)や三、四、七条という通り商業に定住店舗
・土倉・酒屋が金融機能、合銭の輩(やから)の出資
・酒屋と西京神人の麹座と北野社(延暦寺)
・巷所は街路を住民が宅地や耕地に変えたもので、右京左京大夫が認めるに至る→道路が狭くなる
・葬送と宿(清水坂と奈良坂など)を検非史庁が管理、祇園社では犬神人
・足利家と相国寺
・大山崎と石清水八幡宮の神人(じんにん)と灯油販売の油座
植生も興味深い
・都市に近い里山、常緑広葉樹→落葉広葉樹→槇などの採取で乾燥→乾燥に強い赤松→赤松は水を吸う→乾燥し下木下草の育成不良→松茸の生育、書物にも松茸は多いが平茸は少ない
・戦国時代の上京と下京と構
・法華宗の台頭と浄土真宗の山科本願寺から石山本願寺と衰退、西本願寺への復活
秀吉の都市改造
・街区の細分化
・御土居
・高瀬川は屎尿を扱う、屎尿屋と肥桶保管も
・寛文堤で鴨川の治水も完了し御土居は不要に、橋も恒久化
京都の都市史理解に必読、安い、まとまっている
PM2.5に悩まされたなか、テニスを終えて空腹で訪問。中華そばは3月13日までの限定で750円、かやくご飯も割引の170円でしめて920円となかなか。
雰囲気は良く、気配りがある。居心地よく、中華そばを、MSGがないというのが良いが、黄そばだ。うどん出汁が弱い。もっと節系をつぎ込むのが良い。麺がまた弱く、くにゅくにゅで腰がない。京都伝統だがチャーシューも旨いが固い。太もやしと味のないメンマもいま一つ。出汁が弱く、GABANの白と黒の胡椒が用意されるがいまひとつ。
さらにかやくご飯もうすあじというより出汁が響かないうえ、べちゃべちゃだ。
お新香は京都伝統の黄色い沢庵と白菜で、黒い七味を掛けるとはえて良かった。
うどん屋の中華そばなら岡北を推す
疲れたときに聴きたいと思ったら、EMIの全集にない。なんでだ!と思ったがLP、も面倒とおもい、思いついてPh+EMI全集がありこれにした。(EMI以外のColumbiaあたりの録音だったのだろう)→と書いたら1枚目の9番にあった、録音が綺麗になっていて聴くのに不満がない。LPの疑似Stereoよりずっと良い。
若いときは心に染み入ると思ったが、Dynaudio Focus 340で聴くと音の粒が立つ。MONOでも生々しい。この語りかける音と変化に和む。ゆったりとくつろぎ来し方を思い、今の疲れも一時のことと思う。
音楽は聴き直すと、なんとも清々しく、整っている、しかも演奏の喜びが隠されている。
年度替わりの時期、久々に心が乱れる、この思いは夕陽を浴びた御所は出水の枝垂桜のようだ
ひさびさに中華そば(あっさり)を口開けで。麺はしなやかな平打ちで食感と味が良い。スープは清湯の醤油味であっさり、すっきり、さっぱりで早春にとてもよい。
鶏チャーシューに梅干しの練物は違和感があるが口直しには良い。チャーシューは三枚肉巻で分厚く、こってり柔らかい。メンマは太いが味がない。
胡椒をどんどん入れてもスープがへたらない。MSGを感じない、爽やかな食後感。
気に入った、次はチャーシュー大盛りだ
春めいて、久々に訪問。こってりの大盛にする。こってりは前より重くないスープで脂も少ない。麺は細く、大盛にしたら大量。腰がある麺だが粘りが少なくうま味は今一つ、あっさりに使っている平打ちが好みだ。スープがどしどし絡み胡椒をどんどん入れてもまったく影響がない。
あっさりもこってりもうまくなったのに行列がないのはラーメン店が増えたせいか
宇宙の解明がニュートン力学から、一般相対性理論、重力の分析、時間と質量の関係、弦理論、ひも理論の展開が分かり、数学と物理が苦手な初心者にもお薦め。重力、時間、質量、弦理論、ひも理論など。
オイラーの公式は美がある。( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%85%AC%E5%BC%8F )
ローレンツ変換( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%84%E5%A4%89%E6%8F%9B )も一般相対性理論の根幹であり、理解できると面白くなる。
人間の脳はデジタルに駆動されるが、神経の生体分子はアナログ量で、微妙で不一致があるのが特色という見解は面白い。
「量子からみあい」から、物理と数学が融合し、挙句の果てに弦理論やひも理論という「形」の回帰となったのは面白い。
おすすめできる
雛祭りは菱餅を模した蒲鉾とホッキ貝のぬた。
早春らしい蕗の薹の天ぷらが苦くてうまい。筍の穂先も好物。
春の訪れを予感させる内容。
全集を買ったこともあり聴き直す。素晴らしいと思うのは、当方の老境とデュプレの若々しさの対比か。良いと思うのは:
①力強い音で屈託がない
②奔放で自由な解釈と表現
③引き付ける力
独自で、好きになるとはまる演奏だ
夫のバレンボイムのピアノは楷書のようにくっきりしていて、行書のチェロを支えている。
TELDECの盤ではチェリビダッケとのドボルザーク(スエーデンラジオ響)が聴きもので、1967年だが、奇妙な組合せと新しい解釈としか言いようがない。あのチェリビダッケが伴奏に徹しているような演奏で、チェロはイケイケだ。
なんともいいな