全集を買ったこともあり聴き直す。素晴らしいと思うのは、当方の老境とデュプレの若々しさの対比か。良いと思うのは:
①力強い音で屈託がない
②奔放で自由な解釈と表現
③引き付ける力
独自で、好きになるとはまる演奏だ
夫のバレンボイムのピアノは楷書のようにくっきりしていて、行書のチェロを支えている。
TELDECの盤ではチェリビダッケとのドボルザーク(スエーデンラジオ響)が聴きもので、1967年だが、奇妙な組合せと新しい解釈としか言いようがない。あのチェリビダッケが伴奏に徹しているような演奏で、チェロはイケイケだ。
なんともいいな