反応の良い、メリハリのある音をDynaudio Focus 340が出す。夏は、他の季節には聴かないピアノが良い。
ピアノは打楽器でもあり音が立っていて、明瞭で粒立ちが良い。ヴァイオリンなどは秋にならないと気分がのらないしっとりした感じがある。
東山の夕暮れを見ながら、お酒を飲むと特に良い。
反応の良い、メリハリのある音をDynaudio Focus 340が出す。夏は、他の季節には聴かないピアノが良い。
ピアノは打楽器でもあり音が立っていて、明瞭で粒立ちが良い。ヴァイオリンなどは秋にならないと気分がのらないしっとりした感じがある。
東山の夕暮れを見ながら、お酒を飲むと特に良い。
ブリュッセルに行ったのは4年前でアムステルダムの帰り。英語より仏語に替り、料理も美味くなった観光地という印象。三宮みたいな山手と下町の構成で格差が大きかった印象がある。各種のビールとPierre Marcoliniのバー・チョコレートが良かった覚えしかない。
住友ビルの南にあり、雰囲気が良いが椅子は座りにくい形状できしみもある。
痛風持ちだが、とりあえずお気に入りのヒューガルデンホワイトをちびちび。これはうまいビールでゆっくりが良い。
健康志向で野菜を主体に
水茄子が無いためトマトのサラダはケパーズとオニオンで楽しめる
キャベツとベーコンは脂っぽく、お肉のお味もいま一つ
ベーコン・ピッツアは普通
ピクルスは歯ごたえが無く旨みもない
痛風対応でシングル・モルトのハイボールに替えて
ムール貝の白ワイン蒸しは身が大きい、本場よりうまいかも
フリッツ 自家製マヨネーズ添えは上品。二度揚げだが、きつめの揚げ方。マヨネーズは少量、現地では大量でもてあました
ソーセージの盛り合わせ たっぷりのザワークラウトはお得。但し、ザワークラウトの下にポテトが潜んで上げ底風。
飲んで楽しむと結構な値段、軽く一杯がお得か
夕食をのんびり食べていると夏越の祓いで茅の輪くぐりのニュースがあった。何やら夏越のご飯もあるらしい。半夏生の蛸といいイベント食が増えている。
愚妻とそれならと、一番近い寺町丸太町の下御霊神社まで歩く。日が長く、18時過ぎでも明るい。
御池を東に、寺町を上がる。一保堂などはすでに戸を閉じているが、レストランやバー、バルなどの灯が多いのに気が付く。
下御霊神社で茅の輪くぐり。愚妻は初めてでゆっくり拝観。近くの革堂は閉門。
帰りに御池の地下街ゼストで買物。人通りが増えた。
家に帰り、シャワーを浴びると眠くなった
河原町の裏寺にあったお店は閉店し、高辻西洞院西入ルで2年ぶりに再開とのこと。
ハンバーグ850円にする。まずはカップ・スープで懐かし系のポタージュたっぷり出てきておいしいが目先を変える胡椒がない。卓上にコンディメント(調味料:condiment)がなにもない。これは方針のようで聞きそびれた。
ハンバーグは2つに分かれ、ジュースが迸るタイプ、味は薄目。ドゥミグラス・ソースも粉の炒り方が浅めで茫洋としたお味。さらに肉のジュースが加わり一層薄いお味に。ウスター・ソースがあればと思った。
冷えた2つの大き目フライド・ポテトにケチャップ掛けが付くが、味が薄いためドゥミグラス・ソースをすくう役割なのかと思った。
サラダは胡麻ドレッシングで和えたレタスの細切りで、裏寺のサラダの店サンチョを思わせる。ぱりぱりのクリスプ・サラダではなくしっとり和え物系。
ご飯は茶碗で柔らか系。
近所のサラリーマンや移転再開を聞きつけた馴染みのシルバーが多い。
あっさり、味付け手間いらず、柔らかなどシルバー向け洋食。意外とスープとサラダでお腹が一杯になる。華のない優しいお味。
物足りない感じで、この近くの葵が洋食の華があるなと感じた。
移転前の2010年4月のしょうが焼きの感想は御参考まで:
辰五郎のしょうが焼き(裏寺町):塩っぱい、なんで
風邪気味なので用事のついでに四条河原町にしました。辰五郎はサラダと洋食の店で裏寺町にひっそりとある老舗。ランチでしょうが焼き1,000円を。ミニカーや車雑誌が置いてある。綺麗な厨房で期待が高まる。
カップのコーンスープはコクがあるが塩っぱい。しょうが焼きはかみ締めのあるタンのようなお肉で、しょうがというより塩と炒めた脂が効いている。さらにサラダもサウザンド・アイランドが掛かっているが、野菜を塩・胡椒で味付けしてあるようでこれまた塩っぱい。(風邪のせいかな)ご飯は普通。デザートは蜂蜜が掛かったヨーグルトで一息。
雰囲気もよく、居心地も良いのでもう一度、確かめてみよう。近くの百錬のステーキも美味しそうだ。
久々に桂離宮。雨がしとしと水無月も終わり。
案内は若手で冗談が上手い方だが、名札が無かった。(篠崎さんかな?)スピーカー利用の案内で長靴がこの季節のファッション。
30人でシルバーが多く、滑るは、転ぶはで「石が滑ります!」、「疲れた方は腰かけて!」と案内の対応がご苦労さま。説明は短め、55分で完了。
雨で青紅葉や石がとてもきれい。昨晩の大雨で水位が高め。一部の石が水没している。苔もちょっと息を吹き返している。
新しいカメラは驚きの描写と性能。濡れた質感を表現、但しファイルが6Mと重い。
帰りに中村軒で愚妻に抹茶水無月、自分に葛桜、おいしい
久々に訪問、外壁の塗装に亀裂が。なんとなく悪い予感。
奥の4人席で宴会、スパークリング×2本、赤1本、さいごにビールを飲んだが、どうもいま一つなお味だった。安いのを頼んだからかもしれないが一人当たり4千円位にはなっている。
料理は6千円のコースで卵白をできるだけ避けるよう依頼。まずは、ヒラマサとアボガドに生シラスの和え物にバター・トーストのカナッペ。はっきりしないお味でもっとメリハリのついたソースが欲しい。
次は冷製のキノコの上にのったイチボの焼いたもの。御肉は良いがキノコははっきりしないお味。
冷製のトマト・スープはうまみが不足、あしらいの野菜は面白いが、鯖はどうだろうか。バジリコなどで軽めにした方が良いと思った。
カニ・クリーム・コロッケは重いお味に、ドゥミグラス・ソースでさらに重い。これこそトマト・ソースが良かったのでは。
鮎にリゾットを盛り込んだ一品も重い。鮎なら軽めに焼いた方が好きだ。全体に半調理でオーブン仕上げなどが多く、多人数や当日客対応を狙っているようだ。
ハンバーグの小さいのとドゥミグラス・ソース、お肉の挽が細かく、生の玉葱の歯ごたえを生かしているが、玉葱の臭いが出ている。
ビフカツ・サンドは重い。さらに耳の揚げたものがつくが、ピクルスなどのさっぱりがない。お味も重いウスターでお肉もみっしり。
さらにオムレツ広げ型オムライスだが、これもドゥミグラス・ソースで、肉も脂も多く重い。
最後に、デザートは豆乳のクリーム・ブリュレだが、甘さが重い。
全体に、軽やかさがなく、ドゥミグラス・ソースだよりで重くもたれた。味の泉は枯れてしまったのか。
参加費6,000円で12:30集合、17:00まで。苔日和の雨。西芳寺でまず般若心経の写経は心が和む。
解説付きで30人を案内。西芳寺はもともと西方浄土(さいほうじょうど)寺、上段に厭離穢土(おんりえど)寺の2寺があった。しかし、浄土宗から現在、臨済宗となり庭は夢想疎石の設計で再興されたとのこと( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E8%8A%B3%E5%AF%BA ) 瑠璃殿、渡り廊下、西来堂があり、潭北亭、邀月橋などの遺構があったという。その基礎などが残る。湘南亭は茶室として島から岸辺に再建。泥仕上げの天井が独自。
全体に池を浚えてその土で段々島が高くなったとのこと。手前の小さい池は泥溜め、奥の細長い池はオーバー・フロー対応となっていると聞き、秦氏の土木技術(近くの渡月橋にある大堰と用水など)を思い浮かべた。
苔寺になったのは50年ほど前に現在の管理になり木の根元を掃除したため苔が生えたとのこと。なるほど、苔は落ち葉が嫌い(腐る)なのが解決されたのと、谷と川の湿気によるものだろう。
枯山水のあたりはもともと秦氏の古墳があったとのこと。石も古墳解体を転用らしいとの見解。東西の座禅石についてレベルの合致など言われてみると面白い。
しかし、対極的な彼岸と此岸の池と山の構成や、西方浄土(さいほうじょうど)寺、上段に厭離穢土(おんりえど)寺についてはまとまった見解がなかったのは残念。
浄住寺は黄檗だが庭があるのが珍しいとのこと。書院は移築で古く手入れが悪い。庭は特に感心しなかった。
庭の専門家と半日濃い時間を過ごした
三条商店街の担担麺専門店。ご夫婦で経営。店のガラスには10匹の象が描かれている。
担担麺と豚おろしポン酢で850円。豚おろしポン酢は結構量があり、大根おろしとポン酢でさっぱり。担担麺はどろっとした白湯で鶏か。なぜかニョクマムみたいなお味がする(奥様にお聞きすると入れてないとのこと)。麻辣を足すとさらにうまい。辣油もあり、楽しめる。麺は珍しく、もちもち細麺でうまい。
ご飯を付け、麺を半分にしたセットもあるようだ。豚おろしポン酢にご飯、ご飯に担担麺はおいしそうだ。
再訪してみたいお店だ
サザビーズの経歴を持ち、アートの流通価格や価格決定方式や市場を解説している。知見は:
・値上げするのは1%のアート、その作家の傑作
・欧米の美術館長は名誉職で経営センスが問われる、作品の入替、高値売却・安値取得のための作家発掘
・アート・イベント、カレンダーは登竜門、都市も活性化
日本については
・日本美術はバブル時の2割、国際的なニーズもなく、乗り出す動きもない
・個人資産がなく買えない、中間層の国で美術館も張り紙だらけ、倉庫に寝ている名作が多い
・文化への関心は高く、美術展の入場者も上位は多いが、赤字の美術館が多い、まとめて大きな美術館にするのが良い→賛成する、お荷物美術館がまとまるとお宝巨大美術館になる。一日過ごせるくらいの展示が欲しい
アートもビジネスと捉えているのが良い。見て、楽しんで、運営できる美術館が本道だ
夜は18時開店で、急な階段を上る2階の座敷には3組。久々で3人で盛り上がる。
まずは水菜と鰻、ほの温かい鰻としゃっきり水菜がバルサミコ・ソースで。たまらない。特製の衣のついた醤油味の手羽先唐揚げも濃い味でお酒がすすむ。マッシュルームのアヒージョのオイルとパン、細切れのベーコンでさらに酒がすすむ。
アントレとして、焼き物はドゥミグラス・ソースたっぷりのハンバーグ、ガルニはソテー茄子とトマト・ソースがうまい。ベイクド・ポテトと人参のグラッセもお供。ハンバーグは力強くなりうまい。今まで食べたハンバーグのなかで屈指だ。ドゥミグラス・ソースも旨みととろみがあり、苦みが素晴らしい。二度挽きだったのを一度に変更したとのこと。
オーヴンものでチキン・グラタン、これは弟子の小川の方がうまいと思った。ちょっとベシャメル・ソースが固い。どちらかというと酒のつまみとしてのグラタンだ。
最後は御職のヘレ・ビーフ・カツ。立派なお肉で肉の旨みと衣の香ばしさ、ドゥミグラス・ソースのうまみの三重奏。ちょっとお肉の旨みや固さがあったが出色だ。難波のかつてのABCを想い出した。ガルニはポテト・サラダ、茹でキャベツにマヨネーズ、トマト一切れでしっとりとしたバランス。
機会を見つけてまた行きたい、洋食は京都より神戸だと思う
還暦祝いの宴会を末松で開催して頂けるとのことで久々に訪問。
まずは知合いのアパレル会社に還暦の絵葉書を届ける。つぎに、居留地を海側に歩き、友人が誘致したARC'TERYX (アークテリクス)三宮店を見る。チャータド・ビル( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%93%E3%83%AB )にあり歴史的建築の雰囲気が良い。ショルダー・バッグが旅行用に最適で、カメラが入り、ガイド・ブックも収まる、肩当もあって9,000円は安い。女性の店員と盛り上がる。
居留地は緑、石の建築、袖看板がないなど、ヨーロッパ風で景観が良い。但し、周辺ににょきにょき破竹みたいに生えるタワー・マンションは興ざめだ。
それから、竹中大工道具館を楽しむべく、生田神社を経由し異人館街を登る。結構な坂道で大汗。異人館はセット券があるようでチェーン店のような管理か。見ていると明治の洋館であり、イギリスやドイツの本物を知っているといまひとつ。和風と洋風の融合は面白い。ところどころ空地もあり、70年代のブームから、たそがれを感じた。日本人よりアジア系観光客が多かった。一角にPier39という店があり、サンフランシスコにある同名の施設の許可を得たのかと思った。
先日、ヴィデオばかり見て展示を見切れなったのもあり竹中大工道具館へ。行く道を忘れて、新神戸のホテルで親切なコンシャルジュに教えてもらい新神戸駅を横切る。竹中大工道具館は静かな建物で、高い建物としないため地下を2層掘りこんでいる。実物大の三手先の組物と柱・屋根やこれも実物大の茶室のスケルトンは見ごたえがある。道具の実物と解説など2時間500円で楽しんだ。数寄屋についての特集本(500円)はお買得。体験用の継手の組物を分解すると、姫路からの建設会社のグループからお褒め頂いた。昔の日本建築施工の授業を真面目に受けて良かった。
建築の周りの庭も緑が深く楽しめる。昔は竹中の保養施設だったそうだ。受付の女性と話し込む。
もう一度、異人館街を散策した。結構急な坂道が多く、登るのは良いが降るのには路面の荒れもあり注意が必要だ。標高もあり、港が遠望できる。水道と下水を坂の町ではどうしていたのか興味がある。
足に疲労を感じて加納町の末松へ道を下る、街歩きは楽しい
三宮なら、このラーメンは丸高、うどんの すずめ、洋食の三宮一平がお昼のトライアングル。
なぜか神戸で和歌山ラーメンがある。徳島ラーメンにも似た豚骨煮出し系でこってり、ねっとりだが食後はあっさりしている。焼いた骨からスープをとっているらしい。
女将が若い娘に替わったようだ、支店の開店もあったからか。水を入れてカウンターに。特そば(750円)はチャーシュー大目でお昼は無料の大盛りご飯がつく。作っているのを見ると、鉄砲笊に麺を入れると、丼をその上にかぶせ温めている。そして、MSGちょっととたれを入れスープを加える。湯切りした麺を入れ、具をのせる。小さな金属のお盆にのって配膳。
久々のスープはねっとり、胡椒をたんまり。麺がもちもち、かつ、つるつるでうまみがある。ご飯、麺、チャーシュー、スープを組合わせて食べるとたまらない。葱がなんとも佳い変化になる。
千代巻がうまい。最後に、ご飯にメンマをのせてスープと楽しむ。
京都にも来てくれないだろうか
最近、流行りすぎの行動経済学。同じく流行りのゲーム理論(協調か独善か、一回か繰り返しか など)を取り入れている。
あまり楽しくない内容で行動経済学とゲーム理論の基礎知識がないと歯が立たないと思う。
繰り返しの「囚人のジレンマ」ゲームでの戦略は(ナッシュ均衡 https://en.wikipedia.org/wiki/Nash_equilibrium )になる。
有名な戦略としては:
①グリム・トリガー( https://en.wikipedia.org/wiki/Grim_trigger ):裏切られるまで裏切らない、裏切られたらこちらも裏切り続ける(相手がどうなろうとも)
②しっぺ返し戦略( https://en.wikipedia.org/wiki/Tit_for_tat ):前の回で相手の選んだものを選ぶ
実社会でも「なめられたら終わり」とか、「やられたらやり返す」という気概に似ている。この感情が意外に正しいということだ。(本書のテーマもこれだ)
知見は:
・自己評価はあまい→平均以上と思うのが7割以上
・横並びになるのは、他人も同じことをしかねないと恐れている「予想」があるから、不合理でも同調してしまう。結果、パニックを加速する
・組織の連帯感は生産性をあげる、一部へのインセンティヴは妬みを生む
あまり薦めません
1971年創業、相合橋(あいあうばし)筋を西にちょっと入ったスナック・ビルの1階にひっそりたたずむ。30年ぶりくらいに訪問、口開け。
ワンタンメン(800円)にする。カウンター奥でご主人と孫の年代の若いの2人。雰囲気はのんびり。
麺は細く、やわらかい。スープは薄く嫌味がない。散らした胡麻の香りが良い、茹でモヤシの臭いも無く、小口切りの青葱は大量。脂のない噛みしめを残したチャーシューも嫌味がない。わんたんは餡が少な目のびろびろ。
スープはいくらでも飲めるあっさり塩味。胡椒がよくあう。辣油はあわない。
突出したところがどこにもない。酔った後の一杯の旨さを知っている伝統のお味だ。携帯電話を忘れたアジア系旅行者にも親切、適切な対応は見ていて感心した
今度は、昔よく行った吉田バーで楽しんだあと寄ってみたい
京都線で7時梅田着の急行に乗って高槻に。黒い服にマスクをした中年の女性がリュックを低い位置に背負って入ってきた。その後ろに、60過ぎの会社員ではない男性が続き、「リュックが当たるだろう、外せ」と言いながらリュックを揺さぶる。ついには頭を小突く。しかし、女性は何も言わず、リュックを反対側に体を回す。
確かにリュックは邪魔で、阪急では「網棚か、前に回すか、手に持って」とアナウンスがある。しかし、この男は「暴力」ともいえるし、女は「頑固」とも見える。
もっとよい会話の方法はないだろうか