古民家を生かした店舗は靴を脱いでスリッパと和める。3人で入り、愚妻はレディース・セットの釜揚げ、子供はぶっかけの熱いのにおろしと牛肉。当方はカレーうどん(900円)。
奥の麺打台は包丁が持ち上げる角度に応じてスライドする麺切り包丁。昔、代田橋の「讃岐うどん」にあったのを想い出す。
麺は細めで粘弾性もほどほど。つるつるとしていて優しい。カレー汁はねっとり系、固形ルウをたんまり入れた感じに似ているが、唾液でゆるんでくるため葛でとじている。ストロング系のお味で独自だ。
2個の鶏天は巨大で、麦焼酎 神の河のレモン付水割り(200円と安くお代わり)の肴として楽しんだ。カレーまみれの1個は愚妻がうまいうまいと平らげる。
葛餅のデザートもついて満足。
愚妻のレディース・セットも色々ついており満腹でおいしかったとのこと。子供はあっという間に平らげる。
なぜか鴨居が低い、当たらないように人形がつってある。建具も背が低く5尺7寸の標準より3寸は低い。床を3寸上げているのだろうか。
奈良ホテル近くで、食後はここでコーヒーと思ったが満腹でとりやめ。満足なお店だ。