都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

マドリッド・バルセロナ旅行(四日目):郊外のコロニア・グエル、モンジュイックの丘、ゴシック地区を巡って、フラメンコを

2018-03-16 03:40:38 | 趣味

 やっと晴れた。空が蒼い。陽射しがきつい。

 

7時間寝て、すっきり。それでも5時に起きる。色々雑用をこなす。朝からスペイン広場経由でFCGに乗り、コロニア・グエルに

 

Església de la Colònia Güell

 FCGの交通費と拝観、オーディオ・セット込みで€15.2と格安。11番目の駅だが分かりやすい。工業都市として1890年(日本は明治の初期)に紡績工場と労働者の都市を計画したようだ。このころなら蒸気機関を使っていたと思う。ここでの教会として計画したが、やりかけで地下聖堂のみだ。

 これは傑作だ。地下の4本の斜め柱、天井の煉瓦とシェル構造。放物線もどきの窓の逆水滴型など、荒々しいがガウディのエッセンスが濃縮されている。

 開館10時で、その前に関連施設も視察したが、いまひとつだった。お金がかかっていない。特に住宅は間口5m程度の中庭型で2階建てだった。

 今も暮らすおばあさんが、窓に花を飾って、娘とほのぼの話していた。また挨拶が多く、地域のコミュニティがある。

 これは未完の傑作というしかない。これがガウディで一番だ。

Monjtjuic:モンジュイックの丘

スペイン広場駅からすぐ。ますは

Pavello Balrcelona

 でミース( Mies van der Rooh https://en.wikipedia.org/wiki/Ludwig_Mies_van_der_Rohe )の復元作品を€5で鑑賞。入るときにおじさんが「学生だろ、安いぜ!」と言われたが、大人料金を支払う。NYSeagram BuildingBarcelona Chair ( https://en.wikipedia.org/wiki/Barcelona_chair )が思い浮かぶ。

 ものはつまらない。見たという事実があるだけ。

喉が渇いて水を€1.5で買う。観光地値段だ。噴水の階段を上がる(実はエスカレーター)、丘の上からの景色は和む。都市を北に見るため、くっきり見える。サクラダ・ファミリア教会とTorre Agbar ( https://en.wikipedia.org/wiki/Torre_Gl%C3%B2ries )という「なんか」みたいなビルが両方見えるのが可笑しい。

Fundació Joan Miró

 地元のJosep Lluís Sert の設計( https://en.wikipedia.org/wiki/Josep_Llu%C3%ADs_Sert )、MITに居た頃、Holyoke Center の前を通り、Au Bon Pain など使った。今は改名して( https://construction.harvard.edu/smith-campus-center-0 ) 

 閑話休題、

 Miloは優しい。このバルセロナの特色だ。人懐っこくて、明るさがある。ぼーっと巡り、建築も堪能した€12で満足。

傑作建築でしかも、安い工法。セルトにしては優しいゆったりした感じ。ミロも良くて、正面にある「おっさん」の下半身でとんがったのが先だけ光っているのが流石だ。

この後、フニクラ(ケーブル・カー)に乗って、Paral Lel駅までDrassanes駅までもT10でお得だ。ケーブル・カーは一番前で見ていたら、都市の下をくぐっていて面白い。ケーブル・カー好きとしては、とても得をした気分だ。

Barrio Gótico

 旧市街で道が狭い。36m位で両側に5階建てくらいの中層建築。Las Ramblasという中通り公園(両側は車道)は素晴らしい。屋台みたいなテラス席が出ている。呼び込みも多い。

Palau Guel

 グエル邸で都心にある。当時は馬車で馬が地下に飼われていた。ここは、地下の柱、屋上の排気塔と光窓、派手な装飾に尽きる。€12位(現金があまっておりスリップがない) 不幸なことにカメラの電池が切れた。。。

 構造は煉瓦、鉄、木造の床のようで成金趣味だ。屋上の派手な排気塔など、街並みにそぐわない。よく言うと複合建築だが、ガウディのヴォキャブラリーが満載だ。

Picasso

 €12、チケット売場と入口が分かりにくい。

 年齢別の展示は面白い、これほどのピカソは初めて見た。35歳ごろの転換、晩年の鳩の連作など楽しめたが如何せん修復型であり動線が悪い。

 そのうえ、中学生の見学もありマナーも悪い。ピカソは「青の時代」が一番好きだ。

 

 カメラの電池を充電に一度、ホテルに帰りほのぼの

Tablao Cordobes

 フラメンコを観に、€79.518:45に予約。18:40に行くと、殆ど入店済みでブッフェ。食べ物は干からびているサラダとかぞんざいパエジャ。塩っぱい、ここでJTBの案内の山本さんと会い雑談。サングリアは甘くCavaもいまいちで2杯飲む、フライド・ポテトとマヨネーズは相性が良い。その他は干からびたり、くたびれていたりで今ひとつ。8時前に案内されて、舞台のかぶりつきに。入口で何列目か指定があったようで確認していた。

 ショーは古典的というか、足を踏み鳴らすだけで上体の表現が今一つ。若い女性の踊りがよかったが、疲れていた様子。毎晩同じようなのでは日本の歌謡ショーだ。観光ものはあかんな。阿波踊りの公園での乱れ踊りのほうがずっと良い。

 フロアを管理するおばさんはすごい。遣りてだ。しかし、スタッフはあまり使えない。大体、2階でステージも安物な感じがした。

 これなら、祇園でお座敷が高いが、うまいしくつろげるからお得と思った。観光地のショーで、客層も観光客のみ、地元の旦那はいない。アメリカのカリフォルニアからの団体のマナーが悪い。

 両側が道路で線状の緑地が続くLas Ramblasは賑わっていた。ホテルで「大丈夫!」と言われた地下鉄で9時過ぎに帰る。Casa Millaはすでに消灯

 

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マドリッド・バルセロナ旅行(三日目):雨の中、ガウディ巡り

2018-03-15 03:37:54 | 趣味

 バルセロナのギャラリー・ホテルはシティ・ホテルであり、スリッパ、バスローブなどアメニティが良く、ベッド・マットはテンピュールとなかなか良い。それでもジェット・ラグと興奮で4時間しか寝られないため2時半からパソコン、予定確認、読書などでうつらうつら。

 朝は7時から、ブッフェが始まる。食パンがまだないため、小さなクロワッサン(普通、胡麻、チョコレート入り)などと、ベーコン、ハムにトマト煮がうまい。数種類のジャムの小瓶もある。

 フルーツも面取りがあり、丁寧。コーヒーはネスプレッソ。グエル公園の8:30の予約時間がなく、ヨーグルトで仕上げる。

 Casa Milaなど、建物と上部の屋根裏(放物線アーチ)その上のオブジェが帽子と飾りの様に乗り、、縦にはボイド(吹抜け)、煙突の換気と階段・エレヴェーターの縦動線が突き抜け、床(結構薄くて揺れる)は薄型レンガアーチと鉄骨補強が特色と考えた。

 初めての地下鉄に。清潔で便利、安い。

Park Guell

  8時半に予約で8時に行くと、無料で入れた。(途中で車用のグエル公園のサインは大回りになるのを親切なおじいさんが「違うぞ、こっちだ!」と教えてくれた)広場が工事中でなんとも興ざめ。住宅用に斜面開発したというが、車などサーヴィス動線がなく、売れる訳がない。変な公園付きの住宅開発でなんとも言えない。

 あまり良いとは思えない。有名な公園のベンチも実物を見るとこんなものかと思った。入口の2棟もお菓子の家みたいだ。鉄の細工も、タイルの細工も感心しなかった。

 日本人女性の二人連れに声をかけ、2人の写真を撮るとお礼にこちらも撮ってもらえる。これは使える。なお、チケットのエリアなどよく分からない。

 9時半に終わって地下鉄でサクラダ・ファミリア教会に

Basilica de Saglada Familia ( https://en.wikipedia.org/wiki/Sagrada_Fam%C3%ADlia )

待ち時間が2時間あり、1時間はショップでガウディ研究、よく分かる。この後、強い雨のなか、色々見て楽しむがあっという間。周辺は、中層住宅街で違和感たっぷり

外部はキリストにまつわる場面が立体で表現されており、真言密教の立体曼陀羅と曼陀羅の胎蔵界と金剛界を思いだした。ガウディの信仰心の表現だ。

 12時に雨が上がり、青空に、良かった。

長い間の建設で流石に様式がだんだん変化、ゴシックの生誕のファサードとアール・デコ(NYのクライスラー・ビルを思いだした)みたいな受難のファサード。受難での兵士はCasa Milla の排気塔にそっくりで、これはガウディの鉄工時代の兜からの形のようだ。骨と筋肉を模しているというが、拷問と昇華のようにも見える。フランドル派のメメントモリの絵とは違う。受難の後、復活したことを受けキリスト教は普遍化し三位一体説とキリストのアイコンにより布教が広まったと思う。

生誕のファサードにある鐘楼のエレヴェーターは止まっていたが、受難のそれは新しいからか動いていた

 内部は、白にステンドグラスと飾りの金色のアクセントが映える。これは荘厳というしかないが、派手でもある。すごいなと思うが、宗教空間だ。

 イエスの塔は工事中でプレキャストPCをトンボ・クレーンが運んでいた。下は大柱が組んであるが、これでいいのかと思うくらい細い。地震の無い国なら良いが、日本なら幅が2.5倍(断面積で6倍)くらいになるだろう。

 栄光のファサードで工事中の柱を見ると、主筋が細い。構造は基本RCで、高層タワーができるのには感心する。異種構造で基礎はどうなっているのだろうか。

 外側は物語を語るナラティヴ、内側は祝祭、祈り。加えて鐘楼が音楽。対比が面白い。ファサードなら日光東照宮( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E5%85%89%E6%9D%B1%E7%85%A7%E5%AE%AE )塔は京都の法勝寺にあった九重の塔( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%95%E5%8B%9D%E5%AF%BA )も仏教の複合ゾーンだった。内部の空間演出なら平等院が似ている( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E7%AD%89%E9%99%A2 )しかし、ガウディのように、宗教建築においてファサード、塔、内部空間を一体化してキリスト教の歴史と祭典と音楽を三位一体の「複合化」し「構造的」解決を図ったのだ。

 ファサードの装飾、塔の設置、樹形的柱構造(順次建設可能)がガウディの夢と回答であり、独自性がある。しかし、どうも合わない。サーリネン( https://en.wikipedia.org/wiki/Eero_Saarinen )の面白い発想のTWAターミナルやカテナリーのセント・ルイス・アーチなどがすっぱりしていて好きだ。

こんどは、新市街に地下鉄で移動、乗換が不便な駅もあるが、車内に次の駅表示( 各駅で止まったところがLED発光、次の駅は点滅、降車ドアも表示 )と便利。

Porta de la Fience Miralles

 門だけ残る。周辺は中層住宅街で、バルコニーは勝手に増築で台湾みたい。トラムも走り、オフィスもある“昔の郊外開発”で堺の雰囲気に似ていた。

駅でうろうろしていると、今度は、おばあさんに“ May I help you?”と助けられた。Fontana駅近くでも写真を撮るときに、引っかけて落としたボール・ペンを若いのが拾ってくれてSir!だった。スペイン人は親切で親和が流行か、日本人というと日本語で話しかけられる。みすぼらしい格好をしているからだろうか。

 閑話休題、ガウディの銅像があるが、邸宅はなく、RCの中層住宅があるだけ。研究者向け、観光客はいない。

Finca Guell

5で厩を見学。龍の門が有名でそれだけ。例の放物線アーチにくり型がついているのが、まあ面白い。庭の側面の塀は、煉瓦を三角に合わせてあり、面白いが壊れかけだ。この三角は石壁の排水口としてもよく使われている。

Casa Vincens 

何故か、公開していた。€16 西半分は別の作家で増築とのこと、螺旋状の階段をリニューアルしてある。€16で建築関係者のよう。東半分がガウディの処女作(31歳)で天井は木造の梁の間に色々装飾がある。どちらかというとイスラムの影響を感じた。昔は庭も広く別荘のようだったとのこと。

この後の都市軸であるCarrera Gran de Gracia を下りながらホテルまで歩くのが良かった。両脇には商店街で坂になっていて小粋。2階以上は空中越境でガラスのサン・ルームやコーナー・ルームが見事。北に向かうと高くなっているのは京都と同じ。この界隈を歩いたのは白眉だ。ゆったり、ゆっくり、のんびりした。愚妻を連れてくれば良かった。NYのセントラル・パーク周辺にも似ている。

Loewe

愚妻にAmazona 28 を決めると、おねいさんから「他にもいらない?」と営業がうまい。自分用に転職もするため名刺入れを買う。アッシュとアッシュ系の色でお揃い。

バルセロナ空港で免税手続きの予定。日本より3割はお得。15分で完了すると、おねいさんがえらく気を遣ってくれる。水など持ってきてもあるがすぐ飲み干す。グラシア通りに大きな荷物を持ってホテルに帰り収納。FURLAも安いようだ。

夜の景観

 意外と安全であり、Casa Batllo と Casa Milaの夜景など撮りに30分ほど。色々漁って夕食はおしまい。

バルセロナ雑感

 エスカレーターは右に並ぶ、なぜか歩行者も右側(日本では左側に避けるのが多い)で調子が狂う。女性も短くなるまで歩きたばこが多い。ごみ入れが至る所にあるが、煙草の吸殻入が付いている。

 ホテルも親切で Anguilas(鰻の稚魚) のアヒージョ(昔、ワシントンでMITのフィールド・ワークの旅行の折、スペイン出身の同期が主催で飲みに行きうまかった)を食べたいというと探してくれたが「今日はない!」だった。「予約するぜ!」と気合いの入った男気のある親切だ。

 お店でも€が分からないと、「焦るな!」とのこと。€102枚出したが返してくれて、小銭を探せだった。大体、カードでどうにかなるが、暗証番号を人前で入れるのはどうかな。それにしても2万円分の€が使い切れない。

 バルセロナの方は親切だ。しかも人懐っこい、ヨーロッパの関西だ。街割りはニュー・ヨークを、きれいな大通りはボストンを思い出す。夜も安全なようで、歩道にはテラス席が出る。

 こんなに良いとこところとは思わなかった。

 

 

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マドリッド・バルセロナ旅行(二日目):renfeでバルセロナに、小雨だ、ガウディ・デビューでまあまあ

2018-03-14 03:36:26 | 趣味

 夜中の12時過ぎに隣の音で目が覚める。なんとなく雑用と移動用意を片付け、7:30から例によりBLTの朝食。ちょっと胃がもたれている。同じホテルの日本人夫妻と乗り合せMadrid-P.A.駅に。駅で建築学科の4年生の卒業初めての単独海外旅行の方とも同行する。鉄道は面倒で9:30発だが、9時過ぎでないとホーム番号が決まらない。renfe 3時間の行程だが、良いクラスにした。電源はあるが、Wi-Fiが無い。

 2人席の窓際に座り、空いていると思ったら、変に分かれた4人組に囲まれる。席を変わってあげたいがよく分からない。後ろを向いて話すなど落ち着かない。

 朝食が出るが、トルティージャで食べられず。ガルニの人参やえんどう豆もマギーのお味。Cavaをもらうと200mlで丁度ブランチ酒に良い。朝は食べているため、ヨーグルトで喉を保護する。結構、日本人が多い。

 路線はときどきトンネルと切通しがあるが、大体平滑。オリーブなどの畑と岩山、赤土とうねりのある地形は水平の水田が段状につながる日本と違う。大陸真ん中のマドリッドから地中海沿岸のバルセロナに向かい移動式大型のスプリンクラーなどが見える。

 Lleida駅を過ぎて、今度は整った列に植え、機械が間を進む段々畑が見える。時々、太陽光の発電パネルもある。雨だったのに陽が射してきた。

 声掛けして、前に座っている日本人ご夫婦の写真を撮って差し上げる。ついでに当方の写真も。

 駅まで迎えが来て、ホテル・ガレリーに、Diagonal駅に近く、Passeig de Gaciaという繁華街とガウティ建築にも近い。街区は400m3分割し、京都の40丈の街割りに近い。なんとなく親近感があるはずだ。マドリッドは放射状というか網の目で比較すると面白い。( http://web.kyoto-inet.or.jp/org/gakugei/judi/semina/s1205/abe005.htm )

 ガウディ探検の嚆矢としてCasa Batlloに行く。雨が降り出す、iPhoneで解説が14ヶ所、割引でJTBから買ったのが€24.5、おお高い。あまり感心しなかった。まあ、怖いもの見たさみたいなところがあるからしょうがない。空調で排気や窓に留意しているが、仕掛けみたいなものだ。雨で一度、ギャラリー・ホテルまで戻ってゴアテックスのモンベル・パーカーを出す。ちょっと元気を出すために一杯。

 今度はCasa Milaに€25で、屋上の換気口の仕組み(横に出す穴、周りを囲む円、天辺の3構成で捩れが入った四角)がよく分かった。結構ガウディは飽きてきた、その上に雨だ。構造は、レンガ1枚の厚みの放物線アーチが連続し、高さも変えて屋上に段を構成し、螺旋階段と煙突のシャフトが突き抜ける構成。小窓も水切りがあり感心した。構造図のアクソメがあると一発で分かる。模型展示が多く、理解が楽しかった。ここも番号を押して解説がある端末を貸してくれる。日本語も人気。

 ホテルも親切で、サクラダファミリアやグエル公園のチケットを取るのを手伝ってくれた。JTB指定で日本人が多いためか、また日本語人気だそうで、部屋の番号も日本語で答えてキーを渡してくれるなどお茶目。

 昨晩、3時間しか寝ていないため疲れて、手近なバーガーキングでワッパーを買う。ALL Heavyは無い。久々でおいしい。ウオッカを飲んで、お風呂に入るともう8時。ふらふら。最終日の朝は3:30に迎えに来て6:00に乗り、アムステルダムで6時間のトランジット。どうにかならんか。

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マドリッド・バルセロナ旅行(1日目):マドリッドの3大美術館を見回り、王宮も、ついでに観光商業も

2018-03-13 03:34:57 | 趣味

結局、良く寝た。長雨らしく、降りやむことがない。傘が邪魔だがしょうがない。(この後晴れた、暑い位だった)6時に起きて、着替えやパソコンを動かして調子が出る。7時半からのホテルの朝食に8時から出かけて、例によって特製BLT作成にいそしむ。ハムとベーコンがうまい、茹で卵の黄身2個を崩して、トースト・ライ・ブレッドにバター、マスタードにBLT(レタスがなくトマトを大量、これがうまい)。エスプレッソもうまい。オレンジ・ジュース2種類がうまい。チュロスも温めて初めて食べたが油っこい。不思議にレタスがない。その代わり、パイナップル(薄切りで芯を取っていない)とキウイを大量に食べる。お昼が要らないくらいのカロリーだ。朝からこんなに食べている方はいない。30分で楽しんで、すぐ観光開始。

 

Museo de Prado, Museo de Thyssen Bornemisza, Museo National Centro de Arte Reina Sofia 3館をPaseo del Arte Card(€29.60)とアメリカの1/3位で安い。これで3大美術館制覇(頭の感性が腹いっぱいな感じです)、歴史あるNYMETと私立で別館もあるBoston Isabella Stewart Gardner Museum( https://en.wikipedia.org/wiki/Isabella_Stewart_Gardner_Museum )、実験的なMOMAが付いてきたみたいでした。なお、セキュリティ・チェックが徹底している。

Museo de Prado:朝間違えて8時半に行くが行列もないため、10時と気づき、周りを歩く。流石にプラド通りは格式が高い。美術館の横にRitz Hotelがあって、ボストンを想い出した(今は移転した)

9時半に行列、日本人が多い。写真禁止。何と言ってもゴヤの「裸のマハ( https://en.wikipedia.org/wiki/La_maja_desnuda )」と「着衣のマハ」、裸のほうが好き入りして好きだ。左の二の腕がへこんでいると思ったら前にベッドの出っ張りがある。画力はともかく、モデルのおねいさんの仇っぽさはなんともいえない。このモデルなら裸だと思ったのだろう。腕を頭の後ろで組んで、胸を強調し、下半身は足を揃え長さを強調し、胸との対比がある。しかもその体とふかふかベッドと対比など装置がそろいすぎだ。顔はなぜか漫画的。いやはや肌や服の繊維の照りなど質感を描かせると素晴らしい。肖像画の精緻な写真のような描き方と個性がある。だが、恐らく、ルーベンスと同じような工房体制で、役割分担もあったのだろう。でないと一品一品に時間がかかり注文に応じられない。ゴヤは他に怪人ものや空中ものなど漫画みたいなのもある。この美術館の北側にはゴヤの銅像とゴヤ門まである。まさにゴヤ尽くしで、プラド美術館内、ゴヤ美術館( https://en.wikipedia.org/wiki/Francisco_Goya )みたいだ。あわせて、フランドルのベラスケス、ブリューゲル、ボッシュ、ルーベンス( https://en.wikipedia.org/wiki/Peter_Paul_Rubens )など見ごたえ抜群。頭がいっぱいになる。

 The Three Ages of Man and Deathという加齢を描いた絵も心に響いた。( https://en.wikipedia.org/wiki/The_Three_Ages_of_Man_and_Death )いわゆるmemento mori ( https://en.wikipedia.org/wiki/Memento_mori )であり吉田兼好 徒然草 九十三段にもある( http://www2.yamanashi-ken.ac.jp/~itoyo/tsuredure/turedure050_099/turedure093.htm )

 

胃で例えると食べきれない程の内容であり、それぞれの部屋を楽しむMETMFAに近い動線で部屋単位となり一筆書き動線ではない。展示が多く、観光客が2時間程度で見るべきものではない。

 

Museo de Thyssen Bornemisza

 適当に集めたようだが、印象派もある。分かりにくい部屋単位の動線でしかも階段が分かりにくい。印象派から近代まであるが統一感はない。それでもこの多彩で大盛はたまらない。モジリアーニやムーアのデッサンは初めて見た。ロスコ(四角がひとつ)もあった。ヴァン・ゴッホの見たこともない港の絵もある。

 個人の収集としては、ボストンのイザベラ・ガードナー美術館より大きい。ただし、こちらには盗まれたがフェルメールがあった。

Museo National Centro de Arte Reina Sofia

 ここも写真は禁止。実験的な作品や昔の近代建築(第3回パリ博など)もあり面白いが疲れすぎてしまった。まずは座ろうと、お昼は美術館のレストランで創作料理の「Squid Underとスプラウトなどの和え物」にしたら、小烏賊のげそが大量にスプラウトとなにやらバルサミコと大きな香辛料がバリバリ入っていました。まずくはないが、うまくもない。パンとチーズがおしゃれでアートを感じました。。。ううぅ ビールとチップ込みで21

やっと一息ついて、中庭のMiroが可愛い。病院の美術館転用だが動線は感心しない。実験的な展示のため人気があるのだろうが、搬入など問題はありそうだ。付近に増築し複合用途になりつつある。ゲルニカ 黒に群青を差している。さみしさ、むなしさが見える。ピカソの絵には緑に茶色の対比なども多い。20歳のときのMujer en Azul (青色の女)などデッサンも色も行きついている。なるほど、形の解体しかないと感じた。

 ついでに歩いてもうひとつ。

Palacio Real (スペイン王宮)

 並んで€10、外側の石は劣化がある(砂岩か)、ちょっとくすんだ外観だ。

 やりすぎに感じる部屋の多様さと内装、小さいドームは煉瓦、石の継手も階段にあった。内装が豪華だが、シャンデリアがやりすぎでこてこてさがある。

美術館にはなぜかオランダフランドル地方の絵が多い。スペインはローマ時代からのキリスト文化、その後のイスラム文化、そして独自の文化に至った( https://en.wikipedia.org/wiki/History_of_Spain#Roman_Hispania )が、美術館には近世のヴァン・ゴッホまである。オランダがスペインから独立した歴史( 1568から1648年 https://en.wikipedia.org/wiki/Eighty_Years%27_War )からかもしれない。

スペインはその頃の栄光で集めまくっている。その頃スペインの無敵艦隊もイギリスに負けてしまった。( 1588年 https://en.wikipedia.org/wiki/Spanish_Armada  )

その後、オランダは17世紀にわが世の春( https://en.wikipedia.org/wiki/Dutch_Empire  )だったが、イギリスに負けた( というかイギリスの経営的植民地運営がえげつなかった。阿片戦争を見るとよく分かる( https://en.wikipedia.org/wiki/First_Opium_War )この後、日清戦争になる( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%B8%85%E6%88%A6%E4%BA%89  )

歴史を感じた。

 

オランダ旅行の次に、スペイン旅行はつながりがあった。時代の逆行だ。

こちらは観光地で何でも高い!ちょっとつまんで飲んで€20位が多い。円/:100円位が、円/$と同じく均衡すると思う。逆に日本の食事は安すぎるのだろう。

ボストンのファネイル・ホール・マーケット・プレイスみたいなMercado de San Miguel ( http://www.mercadodesanmiguel.es/en/ )ができていて大盛況(なお日本の串焼き屋は人がいませんでした)、もともと近くのPlaza Mayor( https://www.esmadrid.com/ja/kankoujouhou/plaza-mayor-madrid )にバルとレストランの集積がある。マドリッドは観光地だと思った。

 街角に、物乞いとパフォーマーがいる。格差はブリュッセルを思い出す。

 貸自転車はここにもある。丘の上の都市では、ボストンのビーコン・ヒルを思い出した。地下鉄がめぐらされているが、駐車が多く、車の利用は多いようだが自転車は少ない。また、市場が多く、観光利用もある。犬連れが多く、落とし物も多い。

 街並みは新旧混在もある。高台の坂道と曲がりに味がある。地下駐車場やトンネルが多い。修復型で、生活道路と通過交通の分離、歩行者空間や広場の利用が面白い。

 挨拶はHola(アメリカのHiのよう)で、店に入るとか、美術館に入るとかで必ず。女性はキュート、男性は小柄でマッチョな方が多く、煙草が大好き。アジアのコミュニティもあり、飲食・物販に多いようだ。要所要所に自動小銃を持った警察が配備。物騒な側面もありそうだ。

 150枚も写真を撮った、それだけ面白い街だ。

 

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マドリッド・バルセロナ旅行:出発、関空から

2018-03-12 03:31:50 | 趣味

 気が付いたら旅行になり、前日ばたばたとパッキング。阪急関空切符は1,230円と安く、烏丸から2時間だが時間が読めるのが良い。5時過ぎに起きて、納豆ご飯と味噌汁。今回は愚妻が行けず、一人。阪急には615分に出て、烏丸から25分の急行のロング・シートに座りキャリー・バッグが動かないようにする。淡路で乗換え天下茶屋まで座る。天下茶屋で南海線に乗換はエレヴェーター、歩いて、エレヴェーターと面倒。732分の急行は通学客と関空客で混雑。しかも大声で話すキャリー・バッグ置き場占領女子など疲れた。途中から座ったが、このあたりは海が近い。りんくうタウン駅は、「昔、ここの計画をやっていたな」と30年前を懐かしむ。

 関空で今回はJTBのカウンターへ、ビジネス・クラスは優先があり、KLMのチェックインも素早い。40分ほど到着遅れだが、その分飛行時間短縮とのこと。カウンターの女性から色々お教え頂き、2万円を池田泉州銀行で€150に両替しお釣りをもらう。出国審査は行列で15分。KIXラウンジに入り、さっそく飛行機を眺めながらのパソコンで優雅。ちょっと、薄目の竹鶴のハイボールを楽しむ。KLM0868(関空→アムステルダム)は出発が40分遅れるそうだが、飛行時間で取り戻すと説明があった。そのため、ゆったり。KL1705(アムステルダム→マドリッド)を乗り継ぐ。今回は、マドリッドを1日、AVAに乗り3時間半で移動し、バルセロナを3日半で楽しむ日程だ。フラメンコも予約したがディナー付で1万円と安い。(タイムズ・スクエアのミュージカルなどショーだけでも倍額だ)

 

 12時前に離陸、2時ごろからお昼で和食を選ぶが今一つ。お空の上でと思えばおいしい。冷たい前菜と、温かい主菜の組合せはなかなか良い。漬物のはりはり漬けと野沢菜漬けに、明太子半分があったのには喜んだ。バットマンとスーパーマンの映画など2本楽しむ。勧善懲悪ものから外来生物に対抗した地球防衛軍みたいなストーリーであまり面白くない。日本人はシルバーが多く、白人系はビジネスが多いようで遅いお昼ご飯の後は寝ている方が多い。可愛いい赤い木靴の塩と胡椒入れ(プラスチック)が秀逸。トイレにも街並みの模型を置いた棚を立体的に描いている。(パースが不正確)

 ウオッカ・リッキーを数杯飲んだが眠気が来ない。これ以上飲んでも無駄だと悟る。きっと精神高揚状態なのだろう。それでも椅子をフラットにして寝ると、背中が揺られて面白いが、昔のアメリカ留学の頃(30年前のUnited Air)を想い出したりして眠気が来ない。2名の日本人アテンダンドもいてゆったり。ものすごく、乾燥していて水を飲む飲む、まるでカバだ。水は取り放題でどしどし飲む。11時間のフライトだと映画を見て寝るしかないなと悟る。ビジネス・クラスの差額でLoeweのバッグが買えるなら考えるなぁ。歳をとるとゆったりが良いと思ったが、そうでもない。頑張りが効かなくなるだけだ。その割にWi-Fiは€5と有料なので止める。

 それでも自由にできるのと優先などあってビジネス・クラスも良いが、JALのプレミアム・エコノミーくらいが値ごろ感もあり、良いかなと思う。しかし、今回のヨーロッパ線でスペインには無かった。

 色々3回ご飯が出るが、ううぅというお味で油っぽい。サラダとフルーツのみを食べた。特に3回目の焼きそばは、豚の脂と炒めた油に辟易し一口で止めた。シューマイ弁当でも積んでくれるとありがたいが。。。

 流石KLMでウオッカ・ソーダも薄くて良い。しかも量が少ない。安全管理が行き届いている。久々の英語はあまり通じない。

 窓の外は日本時間で21時だが、こちらは昼の13時。頑張って起きているほうがジェット・ラグ解消に良いかなと思う。

 ぼーっとしていたら、何故かアムステルダムの「ハウス」の焼き物を選ばせて、頂いた。よく分からないが重そうで断ろうかと思ったが。。。帰りにもくれると良いな。

 スキポールで、係員に聞いたのに乗換を間違って出てしまった。もう一度入りなおして、KLMの便を探すが結構面倒。2時間のトランジットがあっという間。KLMのラウンジもあるが今一つ。

 マドリッドへのフライトのビジネス・クラスはなんちゃっての様で3人席の間をものが置けるように台を置いている。パーサーが親切で助かる。

 夕食がまだあり、チキンでなくカレーみたいなのを頼むが全く食欲がない。座り続けて動かないのと、機内食の独特の蒸れた臭いが苦手だ。

 それにしても眠気がこない。興奮のし過ぎかもしれない。愚妻がいないとやはりさびしいのと楽しくない。

 定年前の旅行だが、色々予定を入れてあまり休まらないのと、送別会で飲みすぎる傾向にある。

 マドリッドのホテルはガニベーというところで、わざわざ一人なのに出迎えが。色々教えてもらって安心。ホテルも快適な感じ。但し、明日も雨。

 10時過ぎに寝入って13時半に隣室の音で目覚めた。ちょっと飲んで、またすぐ寝た。

 

 

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菜格(京都 烏丸御池):辛めの担々麺もうまい

2018-03-11 03:17:22 | 食べ歩き

 寒いが陽射しに力のある朝テニス。寒くて、辛めをお願い。上の油が真っ赤で麻辣の辣が効いている。

 辛味がほのぼの楽しい。一度、愚妻と夜に来たいなと思った

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最後の秘境 東京藝大(二宮敦人):笑える変人と天才、美校と音校で2千人

2018-03-10 03:24:17 | 都市計画

 面白い。2千人で、美術と音楽に分かれている。かたや、職人であり、かたや奏者で違いが大きい。教授と学生がほぼ対峙できる環境はうらやましい。

 藝祭で学長が「おまえら最高じゃぁぁぁぁ、日本に芸術文化を背負うのはお前らじゃあぁぁぁぁ」とあるのに頼もしさを感じた。

 芸術(Fine Art)から、プロデューサー志向も見える。それにしても、自分の人生を賭けて「好きなことをやる」という決意と才能が見える。

 若いっていいな、60歳でも藝術学科で学ぶことができるのもいいな。

 

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ぼんじゅーる(京都 烏丸御池):お手軽だが、人を選ぶサーヴィス

2018-03-09 03:16:26 | 食べ歩き

 お昼のハンバーグはソースが3種類で、一品つけて1,080円。ドゥミグラス・ソースのハンバーグとカキフライにする。

 時間がかかり、シェフのうんちく話が長い。奥様の手も止まりがちでホールの対応も遅い。隣の地元のおばあさんがイラついていた。

 カキフライとオーランディーズ・ソースはうまい。ジューシーで衣が薄くからりとしている。ソースとの相性も良い。

 ハンバーグは大量のケッチャプ・スパゲティとキャベツ。味が薄く、ウスター・ソースが欲しいがカスター・セットはない。ハンバーグは細引きでドゥミグラス・ソースは薄目。嫌みがないともいえるが、旨味も。

 ご飯はうまい、スープは和風味でいまひとつ。

 十数年前に訪問したが、その時と同じ印象、安いのが魅力

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「麺の歴史」(奥村彪生、安藤百福):通説の間違いを正す、広い知見で楽しめる

2018-03-08 03:23:08 | マクロ経済

 通説の間違いの指摘など面白い

・臨済宗 栄西 建仁寺から茶の文化、調菜(調理・配膳)へ

・道元 干し椎茸で出汁を引く

・相国寺で試作された碱水入りの経帯麺は和風出汁に合わず

・肉体労働は鹹い味、北は鹹い、京都は天皇家・公家で薄味

・点心は茶事、硯水(けんずい)は酒付き

・青木正児の餛飩(こんとん 肉まんなど)から饂飩への転換は正しくない

・かけ饂飩は冬に、素麺は夏に食べられた

・素麺は京都の建仁寺に博多から伝わる

・日本のラーメンは中国よりうまい小麦(でんぷん質)麺に凝る、スープに凝る

・水戸黄門はラーメンを食べていないと実証した、麺が打てない

・伊府麺は卵麺を油で揚げたもの

・サザエさんの「スチャラカチャン」はスチャラカ社員(藤田まこと、ダイマル・ラケットなど)から

 

 色々ためになる

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らーめん 颯人(大阪 南森町):裏醤油は、なめらかでやさしくきよらかなのに驚嘆

2018-03-07 03:15:28 | 食べ歩き

 寒い中、10:50に行くと満席(7席)で2番目。寒い中、30分待つ。その間に、奥様らしき方が注文を取りに来て裏醤油(930円)にする。

 座ると、味噌と裏醤油の調理で、すぐに出てくる。スープは初め脂を感じたが、すっきりなめらかで昆布のうまみとあっさりした節を感じる。石清水みたいな清冽さがある。麺は細く、柔らか目だがこのスープに泳いでいる感じがあり馴染みがよい。晒した葱がたっぷりのる。歯触りは良く変化になる。

 チャーシューはバラの巻いたのとロースらしきものが2片、脂が7割を占めるが嫌味がない。メンマは、しっかりした噛みしめで焦げ目がある。チャーシュー増しにしても良いが、麺の量が少ないためバランスが悪くなるだろう。

 スープに黒胡椒の粒があう。入れるとスープの甘味が生きる。いい塩梅の味付けで、吸い物に近いお味で飲み干してしまったのは久しぶり。

 全体に、高級ラーメンという価格とお味、量が少ないのが難点だが、ご飯を一緒に食べようとは思わない。大盛りが欲しいが、そうなると麺の腰が食べるうちに無くなるのかもしれない。

 更科蕎麦の鴨南蛮より上品なラーメンだ

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スペイン旅行の準備

2018-03-06 03:22:05 | 趣味

まずは用品。C型プラグをダイソーで買う。(前のは子供がもって行った)、スリが多いと聞き、モンベルで財布と、ジャバラ紐でバッグの内側にあるフックに掛ける。モンベルの厚手の靴下を3足購い、6足にする。これとAsicsで楽だ。その他、ゴアテックス・アウターなど用意する。歩く準備と、できるだけお金持ちに見られないように

サプリメントとアレルギー剤、風邪薬、ミンティア。部屋で和みの丼べい(きつねうどん)、ウオッカなど。さらに、着古した、ユニクロのヒートテック、パジャマを入れて捨ててくるつもりだ。

バルセロナではタブラオフラメンコ「コルドベス」を€75の食事つきを予約した。あとは体調を管理して送別会で飲みすぎないようにしておく。

本日も日曜日だが、テニスも見合わせ旅行準備に励む。今回は、ビジネス・クラスでホテルも便利なところでゆったり。タクシーも利用して効率的に回るつもりだ。

食べ物ではCava(スパークリング・ワイン)とAngulas(鰻の稚魚のオリーブ煮)が楽しみだ。

 準備が楽しい

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まつもと(京都 烏丸):京の都 もち豚ロースかつもうまい、大人のジンジャー・ポーク・ステーキも好評

2018-03-05 03:14:31 | 食べ歩き

 愚妻と遅いお昼に、13:30でも混雑し二階に案内される。子供が騒いでいて、1階に変更してもらう。白のグラス・ワインは軽め。

 当方はもち豚ロースかつ、愚妻は大人のジンジャー・ポーク・ステーキ。ジンジャー・ポーク・ステーキは削ぎ切りがぶつ切りに変り、オイル・ソースが絡む。大変好評で「また食べたい!」とのこと。ガルニは、舞茸、薄切り薩摩芋のフライとフライド・ポテト。漬物は蕪などで良質。味噌汁は濃いめで豚肉の脂が効果的だが昆布のうまみがなく平板なお味。ご飯はうまい、愚妻もお代わりしたくらい。

 ロースかつは薄目の細かめの衣がしっかり肉についている。脂身がうまい、粒フレンチ・マスタードとウスター・ソースが付くが味がぼやける。塩をもらうと、細かにした塩を小皿にまぶして提供。これにマスタードがうまい。ご飯がすすむ、しかも軽やか。

 なんとも楽しめた、家から近いのも良い。サーヴィスも気持ちよい、厨房も清潔でさっぱりしているのが気分良い。食後も清冽でもたれない

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鬱かと思ったらアレルギー

2018-03-04 03:21:10 | 世情

 最近、気分が暗い。いわゆる定年鬱かと思っていた。お酒も呑んでもすぐ赤くなって飲みたくなくなる。ああぁと思っていたら、くしゃみ鼻水がすごいのに気が付く。アレルギー剤を飲むと気分すっきり。二日酔いが覚めたような感じ。

 手持ちも少なく、もっと薬をもらっておかねば。お部屋にはシャープの加湿空気清浄機械を置いているが、出歩く先でアレルギーになっているようだ。

 今まで、卵白以外はアレルギーがないと思っていたが、煙草の煙や、車の排気ガスなど微粒物質(PM2.5など)には弱い。昔、ボストン・グレーター・エリアに住んでいた時はまったくなにもなかった。車の排気ガスとブレーキの粉塵など都心居住の弊害だろうか。

 今のところ、薬で快適だ

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江戸堀木田(大阪):揚げカレーもうまみがあり甘くうまい

2018-03-03 03:13:32 | 食べ歩き

 先日、山元麺蔵で揚げカレーを食べたところ、大きな甘ぎつねがこってり、出汁も重めであった。木田の揚げカレーと比較するため訪問。揚げカレーは800円でいつもの肉カレーより100円安い。揚げは味をつけていない2㎝幅のが5切れほど。大量の斜切りの葱と玉葱が入って、餡は強め。

 お出汁は肉カレーより旨みが少ないが、玉葱の甘味で昆布と節の旨みを増している。麺は細めで粘りより弾力を感じる。

 あっさりとうまい。ときどき卓上のキューちゃん漬で変化をつける。あっさり汁まで飲み干した。

 揚げカレーうどんで山元麺蔵は、節主体の出汁に濃いカレー粉で粘りが固く太い麺で葱が上にのる力強いますらお。江戸堀木田は出汁の旨みと玉葱の甘さと中庸で弾力の麺。これもうまい五条の春日井は、張りのある出汁の旨さにざらざらとしたカレー粉、斜切りの葱と煮込んだ青葱の筒切りの対比、うまみの鶏肉が3個、つるつるしなやかな麺とたおやめ。

 木田はご夫婦の雰囲気もほのぼのしてあったまる。当方の雲ケ畑の柿とすすきの絵を今飾ってもらっている

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ガウディの勉強をして、スペインに

2018-03-02 03:20:04 | 趣味

 3月頭に8日間のマドリッド・バルセロナ旅行に単身で行く。

 

 今回はガウディとミースの建築とピカソ・ミロを楽しむ。ついでにフラメンコも。

 JTBの空港お迎え付にして、現地は自由ツアーだが、結構大名旅行にしている。愚妻は忙しいのでお留守番だがLOEWEのバッグでもお土産に。

 子供からは「一人は危ない!」、「酒飲むな!」と非難轟々。

 ガウディは4冊ほど事前勉強:

ガウディ建築のルーツ:鳥居徳敏→素晴らしい分析だ、必読

ガウディの建築:鳥居徳敏

つくるガウディ:田中裕也, 日置拓人, 久住有生, 白石普, 鳥居徳敏, 丹下敏明, 北川フラム, いしまるあきこ, 梶原敏英

Casa Brutus ガウディ→分かりやすい

を読んで楽しく、研究。予習でさらに期待が高まる。

ガウディの研究はスペインの歴史、文化、そしてガウディの独自性を学ぶのに役立っている。

 ついでにCAVAも呑んで、お土産に

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