20年以上、漫画と無縁に過ごしていましたが、猫野みみさんのブログで紹介されていた「米吐き娘」に独特の魅力を感じたので、本当に久々に漫画を読みました。
主人公のみのりちゃんは、精米を吐き出すという不思議な特技の持ち主(何故かは本をご覧ください)。
「お米をもっと食べよう」という明快なテーマを中心に、ほのぼのとコミカルでユニークな物語が展開します。
月並みなラブロマンスも無いし、退屈なイケメン・ヒーローも出てきません。
職員から「あぶらはげ」と呼ばれている肉フェチの課長さんがチャーミング。
つまり、とてもフレッシュな漫画です。
著者の古林さんは、日本の民話や伝説が専門。海月(がいげつ=くらげ)というペンネームも優雅です。動物がお好きで、第1巻でも色々と可愛い動物が背景に登場します。
そして何よりも、読んでいると、おにぎりが食べたくなります。
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