みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

光源氏之丞

2008-12-25 | その他
         今年は源氏物語千年紀でしたね  (←石山寺の月のつもり)


         私の愛読新聞NZZ(新チューリヒ新聞)にも、全1ページの大きな記事が(12月13/14日号*)。

         *この新聞は日曜休刊で、週末は2日間の日付で発行されます。

         

         タイトルは「美と憂愁の涙」

         サブタイトル「千年前、京都の宮廷で愛読されたプリンス・ゲンジのデリカシーに富む冒険物語」

         もちろん、この冒険というのは「恋の冒険」です

         この記事では、物語成立の歴史的経過、様々な現代語訳と外国語訳を紹介

         更に、シェークスピアについて言われる「invention of the human」が、紫式部にも該当すると評価。

         極めて多種多様な人物タイプと同時に、その複雑微妙な人間関係が描き出されていると指摘。

         浮舟の自殺未遂は「当時としては極めて大胆な設定」、また薫の君は「早期ハムレット」。

         それはいいのですが・・・使われている画像は歌川国貞の浮世絵
         
         浮世絵には独自の価値がありますが、源氏物語には

         やっぱり源氏物語絵巻を使ってもらいたかったな~

         以前アップした芥川竜之介の英訳にも浮世絵が使われていました


         光源氏というより光源氏之丞?
         
         ボケボケなので、ちょっと加工しましたが、やっぱりボケボケ


         もうひとつ、この筆者の誤りは、源氏という名前自体を「光り輝く」という意味だとしていること。

         ムム、これは問題である て言うわけで、NZZ編集部にメールしときました。



         Wikipedia:源氏物語
         Wikipedia:源氏物語絵巻
         Wikipedia:The Tale of Genji 英語のWikipedia、ちゃんと源氏物語絵巻が登場します。



            附録:イブの風景


         近くの国鉄ガード下にあった広告
         
         「クリスマスにはイエス・キリストが誕生しました」

         代用ツリー
         
         葉はすっかり落ちているのに、赤い小さな実がたわわ

         ひょっとしてナナカマドの種類でしょうか