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みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

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通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

ないもの

2015-06-18 | ことば

今回は写真もラクガキもありません。「無い」内容だからです


NHKではテレビでもラジオでも色々な語学講座がありますね。
ここではテレビでもラジオでも、全く語学講座がありません。

でも、私の友達や知り合いは大抵数ヵ国語を話します。


テレビやラジオのかわりに、色々な語学学校や国民大学の語学コースは沢山あります。

幾つかの国民大学は、とりわけ多くの語学講座を提供しています。最高250言語まで・・・
ウィーンでは250の言語が話されているのだそうです。

確かに、外出すれば知らない言葉が聞こえてくる街ですが、250もの言語が話されているとは

語学講座の多い国民大学では、本当に珍しい言語のコースがありまして、ヨーロッパの主要言語や東欧・バルカン諸国の言語、更に中東から中央アジア、東アジア、アフリカの言語が並んでいて、オック語なんていう南フランスの方言もあります。
但し、プログラムにある語学講座が常時実施されているとは限りません。最低受講者数3人という下限があるからです。

私がマルクス・アウレリウスに憧れて、古代ローマの知識人と同じように(?)古代ギリシャ語を勉強しようとコースを申し込んだとき、希望者が私ひとりだけで、クラスは成立しませんでした。
もちろん、オーストリアの大学は聴講は自由ですから、大学の古代ギリシャ語の授業を探せば良いのですが、横着で、そこまではしませんでした
国民大学のアラビア語の場合、毎学期、初級クラスは必ず成立するのですが、大抵の人が初級でやめてしまうので、続きがありません。ひょっとすると最近は状況が変わってきているかも知れません。

以前に知り合いから聞いた話では、その人が趣味にアイルランド語コースを申し込んだところ参加者2人だったそうですが、先生が熱心で、2人に自宅でアイルランド語を教えてくれたそうです。アイルランド語はケルト語起源で、英語とはちょっと違うのです。

私はウィーン大学でイタリア語を第二外語に選んだため、少しフランス語も分かりますが、文法も少し勉強しようと、フランス大使館文化部のフランス語コースに通ったことがあります。同じクラスに、台湾からの留学生がいて、休み時間に漢字で筆談していたら、フランス語の先生がビックリしていました。
イタリア大使館文化部もイタリア語コースを行っており、長年通いました。
日本大使館文化部で日本語講座はしないのですかと尋ねたところ「予算がありません」と言われましたが、これも今は状況が違っているかもしれません。


ラジオのオーストリア第一放送(NHK第一に相当)では正午の1時間ニュースの最後に3ヵ国語(ドイツ語、英語、フランス語)のニュースがあります。


以前、地下鉄で本を読んでいたら、向かいの席に座った人が携帯電話で話し始めました。本を読みながらで、当人を見たわけではないのですが、どうもアラビア語のような知らない言語で話しています。で、突然、その人が流暢な英語を話し始めたので、見上げなくても、ユダヤ系アメリカ人かイスラエル人だろうと判断しました。ヘブライ語アラビア語は親戚なのです。
前にアップしたパレスチナ支援グループのユダヤ系アメリカ人は、ずっとアメリカ育ちで、ヘブライ語は話せません。

私のPCの「守護天使」であるシリア出身の友達はアラブ人ではなくアッシリア人の末裔で、アラム語(キリストさんの話した言葉)が話せます