ラジオで歴史学者のカール・ショルスケ(英語発音:ショースキー)が亡くなったと聞き、なんか聞き覚えのある名前だな・・・で、ハッと気づきました
「ウィーン学」を学んでいたころ、必読書と教えられてセッセと読んだ思い出の本
表紙
裏表紙
裏表紙の内容は
こちらでお読みください(右下クリックで大きくなります)
いわゆる
世紀末ウィーンを多分初めて本格的に分析した本で、ウィーンの深奥が解き明かされています。
英語アマゾンでは今も扱われています。もちろんドイツ語訳もありますが、絶版のようです。ショルスケの逝去で、ひょっとすると復刊があるかな
日本語版は単行本で高いですが今もあるようです。
今読んだら、どう感じるか、また読んでみようかな
ショルスケ(ショースキー)の履歴は
英語ウィキをご覧ください。
本書の紹介も
英語ウィキにあります。
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今日の蛇足
難民危機はまだ続き、ドイツは非常措置として国境での検問を始めました。この措置は理解できます。
先週末オーストリアを通過してドイツ入国を果たした難民は多分2万人から3万人の間ではないかと思いますが、その後も毎日1万人
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
100日経つと100万人に・・・なんてことはありえませんが、ドイツにとっても限界に近づいたと言えるでしょう。
ハンガリーはセルビアとの国境に「難民防止」の柵と鉄条網を設置、違法越境者は逮捕するとしています。既にハンガリー入国してしまった難民は「早く追い払え」とばかりにオーストリアに押し付け。ドイツ国境が閉鎖状態になり、オーストリアにどんどん難民が吹き溜まっています。こうした非常事態のため、オーストリアもハンガリー国境での検問を行うことになりました。
人口比で見ると、オーストリアの方がドイツより多くの難民を受け入れているそうな。ラジオのニュースで初めて知りました。難民の子供たちを学校に受け入れるための対策も立てられています。ウィーンはじめ主な都市での収容施設確保のため関係機関は多忙のようです。
事態はどんどん変化しているので、そのうち又状況レポートの予定・・・