みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

くらいね・かっつぇ

2016-11-03 | おきにいり

今更ブログで紹介するまでもないセレブ仔猫さん「チーズスイートホーム」のチーちゃん
私のブログ(ボログ)はいつも速報でなく遅報なのですが・・・

最近、ドイツ語版が出ていることを知りました。
(どういう経路で偶然発見したか、もう思い出せません





その他の言語は探していませんが、ドイツ語版1巻表紙のチーちゃんは、日本語版2巻表紙のチーちゃん(1巻と2巻入れ替え)。
最初から、へたれて泣いているチーちゃんよりは、ニッコリ元気そうなチーちゃんの方がスタートに相応しいということでしょうか?
タイトルは「仔猫のチー(クライネ・カッツェ・チー)」 その下に日本語版と同様、英語の「Chi's Sweet Home」

私も当時アマゾンで次々に購入、チーちゃんの大ファンでしたが、2つ問題を感じていました。

ひとつは、完全室内飼いが最近かなり一般化している中で、この漫画では「出入り自由」の猫さんが登場することです。小都市や農村部だと「出入り自由」でも比較的危険が少ないと思いますが、それでも怪我や感染の危険は皆無ではありません。
まだペットの去勢・避妊が一般化する以前は「猫は外をウロウロしたがるもの」と思われていたのでしょう。でも、それはテリトリーで「相手」を見つけないといけない猫さんたちの問題で、去勢・避妊してある猫さんの幸せは「スイートホーム」で、のんびり・まったり過ごすことでしょう
ある程度、去勢・避妊もしながら多くの猫さんが出入り自由で暮らせるのは岩合さんの写真集にもあるような農園の猫さんたちでしょう。
国による違いもあります。ラテン語圏(フランス、スペイン、イタリア)やギリシャなどは外猫(外を散歩する飼い猫さんと野良猫さんと地域猫さん)が多く、ゲルマン語圏(ドイツ、オーストリア、スイスのドイツ語圏)など野良猫さんを作らない対策を実施しています。内戦状態の国などでは、それどころではないと思います。

もうひとつの問題は、仔猫が急速に成長するということです。生まれて間もないニャンベビーと1ヵ月後の仔猫では格段の差が有ります。ひょっとしたら物語は短期連載のつもりで始まったのかなぁ?とも思いますが、12巻を通してチーちゃんは2~3ヵ月の仔猫のまま、ヨウヘイ君もどうやら幼稚園児のままでした。12巻の出来事全てが数ヵ月以内に起こったということかな?
1回ごと完結のギャグストーリーだと、誰も年をとらない場合がありますね。落第忍者乱太郎なんか数十年、一年生のままです

この2つの問題以外では、本当に可愛い楽しい絵本のような漫画でした


独語ウィキのチーちゃん
ドイツ語版の出版社カールセンのチーちゃん

カールセンでは手塚治虫吾妻ひでお、荒川弘などのドイツ語版も出版しています。

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