前回の続きです
カメ、カエル、雌鹿
カメとカエルは江戸時代日本の作品、雌鹿は紀元1~3世紀古代ローマのもの。
カニ、カエル
上のカニは江戸時代日本の作品、下のカエルは16世紀初頭パドヴァ、カエルは17世紀初頭南ドイツ(推定)の作品。
オオカミ、イヌ、ハウンド
オオカミは16世紀末南ドイツ、イヌは1900年頃のウィーン、ハウンドは16世紀後半のフランス(推定)の作品。
19世紀後半にジャワで作られた日用品のミニチュア
人形、雪靴、モカシン、サンダルのミニチュア
人形は1900年頃のエスキモー作品、雪靴とモカシンは19世紀末北アメリカ、サンダルは1978年頃ボリビアのもの。
和楽器のミニチュアと太鼓
和楽器のミニチュアは19世紀後半の日本、太鼓のミニチュアは19世紀半ばジャワのもの。
上からサル、カバ、フェニックス
サルは20世紀後半インドネシア、名高いカバは紀元前2000年頃の古代エジプト、フェニックスは1610~20年頃のもので、
「復讐の女神」の作者と呼ばれる巨匠の作品。
左端は前回登場したワニの尻尾、右端は動物の形をした保温容器で15世紀以前のメキシコのもの。
私の愛するカバ様ふたたび(とってもピンボケですが)
以前のカバ様記事
マリア・テレジアのグラスとケース
1730年頃の作品で金と水晶製、グラスどおりの形に作られたケースは木製の本体にビロードと革を張ったもの。
貴重な小品の数々は、恐らく今回初めて一般公開されたのではないかと思います。ウェス・アンダーソンとジュマン・マルーフに感謝!です。名高いカバ様が選ばれたのに対し、
ヴィレンドルフのヴィーナス(
自然史博物館に展示)は選ばれていませんが、あるいは有名過ぎるか、盗難防止の意味から動かさなかったのかも知れません。
今回の特別展には動物の小品やミニチュアばかりでなく、ハプスブルク家の人々など多くの肖像画も並んでいました。もう一度行ってみたいと思っていますが、カメラ無しで展示品に集中したいと思うので、ピンボケ写真は今回でおしまい
帰りに撮った入り口ホール
入り口扉
彫刻の寓意像
良い天気でした
広い広場の向こうには自然史博物館