馬さんには何年も乗せていただき、低障害も跳んでいただいた経験がありますが、
ラクダさんにはシリアで2回乗ったことがあるだけ。それも観光用のラクダさんだけ。
それでも私はラクダさんに憧れています。馬さんに乗っていた(乗せていただいていた)ころには、地上に立っている人や乗用車に座っている人に比べて馬上の目線の高さに爽快感(優越感もあり)を覚えたものですが、ラクダさんとなると馬さんより更に目線が高く、動きも馬さんよりダイナミックなのです。
インドの国境警備隊ラクダ部隊のパレード
ラクダでベツレヘムへ向かう
東方の三博士
実際の描写ではなく、ロマン主義的に理想化されたもので、
ジェームズ・ティソの作品。
ラクダさんに乗った感動から私が考えたのは、地球上にはラクダ世界観と馬世界観があるのではないか、ということでした。
世界観とは要するに「周囲に広がる世界を、どのように捉えているか」ということだと思います。
そして馬さんとラクダさんでは、騎乗者に見える世界が違うのです。
他にゾウさんに乗る人たちもいますが、どちらかと言えば、歴史的に見ても少数派のように思います。
最近はダチョウさんにも乗る機会があるようですが、これはレジャーの要素が強く、世界観確立の無意識の基盤にはならないでしょう。
私の独断と偏見からすると、ラクダ世界観の方が、馬世界観よりダイナミックなのではないかと思うのです。
更に加えれば、ラクダさんは
側体歩です。これも、乗る人が知覚する世界像にも影響すると思います。
斜対歩と側体歩
但し、私が憧れていた馬術のピアッフェやパッサージュは、側対歩では出来ないのではないかと思います。
ピアッフェとパッサージュについては
歩法(馬術)をご覧ください。
Sars-CoV-2による
Covid-19騒ぎはヨーロッパでは一旦下火になっていますが、第2波、第3波があるだろうと予測されているので、スーパーで使い捨てマスクの安売りをしていたり、靴屋さんのショーウィンドウに消毒液が置いてあったり(商品)、紳士服専門店で布マスクや医療用マスクを売っていたり・・・